昨日は、75回目の「終戦の日」。コロナ禍の中、日本武道館で、「全国戦没者追悼式」が行われた。
天皇陛下は、
「戦後長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、ここに過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の
惨禍が繰り返さぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を
表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」
安倍総理は、
「戦後75年、わが国は一貫して平和を重んじる国としてあゆみを進めてきた。戦争の惨禍を二度と繰り
返さない、積極的な平和主義の旗の下、世界が直面する様々な課題の解決に、これまで以上に役割を果たす」
戦後お生まれの天皇として、「悲惨な戦争を二度と繰り返してはいけない」という、「反戦争、平和」を
国民と共に風化させないお覚悟のお言葉だったと思う。
対して、安倍総理は、国家権力が犯した、近隣諸国や国民に対する戦争禍に対する反省は無く、持論の
「積極的平和主義」を持ち出した。これまで、どういう役割を果たして来たのかも良く解らない。
安倍総理の「積極的平和主義」は、集団的自衛権で解る通り、同盟国アメリカと一緒に「戦争」をして、
「敵国」を叩き潰し、屈服させて、戦勝国として、自己満足の「平和」を目指す、積極的戦争主義なのだ。
安倍総理のお爺ちゃん岸信介達が、真珠湾奇襲で始めた太平洋戦争で、アメリカに叩き潰された悔しさの
反省しかなく、岸信介達のクヤシイ怨念を、「積極的平和主義」というモットモらしい言葉で、国民を
タブラカし、戦争に巻き込むのはやむを得ない、と言っているように見えて仕方が無い。
武力で、平和を達成できない。武力で叩き潰しても、心底納得して「わかりました」は無く、「ウラミ」は
残り、必ず、ウラミは、テロや次の戦争に繋がる。
「武力で紛争を解決しない」日本の憲法9条を、世界の国に作らせることこそ、「積極的平和主義」なのだ。
「終戦の日」に、反戦争の決意ではなく、戦争積極論を展開した安倍総理に、怒り心頭。
ウォーキング中に出会った花々。 シロガネヨシ、まだカラスウリ咲いてます。置物のワンちゃんです。
8月16日「今日は何の日カレンダー」より
大文字五山送り火 〔京都〕、女子大生の日
▲熊野水軍に海賊追捕を命じる(1114)▲永享の乱(1438)▲幕府、勘定頭を設置(1642)▲東北帝国大学が女子の
入学を認める(1913)▲戦艦「金剛」完成(1913)▲野球王ベーブ・ルース没(1948)▲「風と共に去りぬ」の
マーガレット・ミッチェル交通事故死(1949)▲古橋広之進全米水上選手権大会1500m自由形世界新記録優勝。
2日後の400m、3日後の800mでもたて続けに世界記録を更新(1949)▲東京証券取引所、米のドル防衛策で
ダウ平均株価史上最大の暴落(ドルショック)(1971)▲エルビス・プレスリー、没(1977)▲国鉄静岡駅前地下
街でガス爆発、死者14人(1980) ▲第74回全国高校野球大会で松井秀樹5打席連続敬遠(1992)埼玉県・
熊谷、岐阜・多治見で、最高気温40.9℃記録(2007)▲水俣条約(水銀および水銀を使用した製品の製造と
輸出入を規制 する国際条約)が発効(2017)