3月3日彦根 特別お城講演迫る!
◆対談者
来る3日は長谷川先生が久しぶり
に彦根の講演に招かれましたね!
◆長谷川
御招きを賜ったものの私は極めて
人気がなく主催者様の期待に応へ
られるか大変焦燥をしています。
◆対談者
先生大丈夫ですよ!先生の講演に
は素朴で善良な人々が集合される
この講演を聞き逃したら大損する
◆現地同行者
偶然長谷川先生と坂本城発掘現場
で遭遇し先生に今回の出土遺構は
一体何でしょうかと質問しました。
◆反論者
貴方は蔵書1000冊もあり常に図書
と親しむ習慣を持っておられます
何も長谷川如きに坂本城の事をば
傾聴する必要は全くないと思う!
◆現地同行者
私は文字知識は豊富です。しかし
長谷川先生は遺構を見て見解を述
べられる私は知識を文字で習得を
する事には長けていますが現場の
遺構を見て何が何だかサッパリと
解らないタイプの人間なのです。
つまり私は応用が利かないタイプ
その点長谷川先生は柔軟な切口や
発想で鋭く電光のように放電する
様にスパークする閃光を感じる。
◆一般者
確かに坂本城三の丸石垣出土して
も石垣表面の写真を撮って帰るね
これが一般見学者だと言えますが?
◆一般者
彦根城観光でも中堀の堀と石垣
を写真にパシャリでOk100点だ
◆長谷川
そうかな?表は石垣でも裏は
土塁と言う事も見るべきです。
◆現地同行者
長谷川先生は現地遺構を見て貴殿
は彦根東高校を卒業して国立滋賀
大を卒業されたインテリなんだか
ら何回彦根城を毎日見ましたか?
と言われました。私は北川書店で
購読する事が趣味で彦根城は見て
なかった訳ですね。文字読むも城
は見てなかった人間かと思います。
◆長谷川
貴殿に質問致します。明智光秀の
小納戸役つまり文書管理官は誰?
◆現地同行者
天正9年まで木俣守勝が務めた!
◆長谷川
家康はある人を徳川家に引き取り
彦根の井伊家の目付家老とした事
は知っていますね?
◆現地同行者
それは木俣土佐守守勝ですね。
◆長谷川
木俣は彦根藩でも別格な人物
で『井伊年譜』などでは山崎
郭を邸宅とし居住し政務の為
に彦根城の西の丸三重櫓へと
登城していた彦根藩重鎮です。
つまり井伊家は三層の天守を
持っていたが家老格の木俣は
三層櫓二基も所持していた人
彦根の実質の主で管理者です
いや家康の西国監視のサーチ
ライト監視役監査役と言う事
◆現地同行者
彦根城の土塁石垣や坂本城の
土塁石垣は何の関係もない!
◆長谷川
貴殿彦根城の中堀の石垣土塁
を見た事があるのですかね?
これも徳川天下普請の彦根城
で当然木俣土佐の築城の意志
や志向は彦根城に影響を与え
ている思いませんか?両者は
遺構の大小の違いはあれど同
タイプの遺構と言ってよいと
私は思います。
◆おっちやん
そや!軽トラックも中型トラック
も大型トラックも用途はみな同じ
や坂本城の石垣も彦根城石垣など
も同じタイプやと思いますがな!
『井伊年譜』には大津城を縁起
が良いから彦根城の材木に使った
とある大津城は坂本城を壊して
作った城やさかいこれは木俣の
かっての主君の城明智の坂本城
と言う事になる彦根城天守内部
をまた見学してみなはれ古い城
の材木を継接ぎしたリサイクル
城郭や3月3日プロシード講演は
予約なしでも参加できると思う
さかいワテは絶対参加しますわ!
◆世話人様
長谷川先生は突飛な事は言われ
ません。城郭解説は基礎的な事
犬走を見学しくしようと地味に
言われます。彦根城中堀石垣も
ヤハリ城の基本犬走りが存在!
城とは基本から入門すべき事!