知っていて当前!城郭ビイスタ論!
城郭ビイスタ論 上文字クリック ▼職豊系陣城
▼令和2年10月16日見学予定の柏谷山砦幾何学縄張
◆長谷川
多くの人々が山城は自然地形そのものだと
誤解しています。城とは普請工事している
以上、全て人工的に測量され加工された人
工物であり工事の跡です。誤解してならな
い事は城自体が自然地形を利用して人工的
に工事されていますから、城自体はもう既
に自然地形から人工的加工地形へと変化し
ている事に気付かず万年自然地形自然地形
▼近江佐久間玄蕃盛政陣城 行市山城
と連呼し全く城址の形状を認識しない習慣
日本の文化から長く無くなってます。下欄
に登場する米原市に存在する長比城なども
人工地形である事は歴然です。城跡は人工
地形であり機構ですから当然測量幾何学が
其処には当時も存在致しました。
▼ 北近江磯野氏の居城磯野山城
▼堀樋口氏帯陣 織田信長逗留記録『信長公記』
城郭ビイスタ論 上文字クリック
◆対談者
長谷川先生城郭ビイスタ論がジリジリと動画
再生数が堅調に伸びて1300に達し本当に驚き
ます。城郭研究にとり、また城郭構成コンポ
ジションを考える上で非常に学門的に重要な
内容ですね?でも最初は勝手に長谷川先生1人
の妄想で放射線を入れてると勝手に判断し
ていましたが?実はそうではなく定理だった。
▼内中尾山城「玄蕃尾城」織田家臣柴田勝家
◆直言者
真面目に城郭図面を書いていたらその城の幾何学
測量点を必ず発見できる公算が徐々についてきた
ましたが同時に、今までアバウト図を書いていた
人は自分の図面や城郭形状認識能力が脆弱と指摘
され社会から相手にされない烙印を押される可能
性も含んでいると思います。
▼丹波亀岡城
◆長谷川
それはないと思います。世の中の多くの人は城の
図面を見る人が極めて少ない、本当に城のある山
と城のない山を見別けて識別確認出来る人が居な
い現実です。世の中に〇〇城の存在する本当の場
所に看板がなく関係のない場所に看板がある事も
ある。それは社会の現実です。ある人は私に向か
つて堂々と言われます。城が現実にある場所など
図書館通いで文字ばかり追いかけている私にとり
現実の城とは架空の絵空事にしか過ぎないですと。
▼近江東野山城 織豊系陣城
▼佐和山城 二ノ丸ビイスタ工法
▼長谷川博美図
◆長谷川
享保18年の城の測量方法や幕末の品川台場の様子
を記した書物にはやり放射状測量図が掲載されて
おります。私が挿入している罫書線は、私個人の
身勝手な妄想や思い付きでなく日本の城郭、要害
の伝統的基礎測量法と考えて頂きたいと思います。
▼江戸期の城郭測量法
◆品川台場測量図
▲品川台場でも随所に放射線が描写されてる。
◆対談者
私は平板測量や測量台の上に乗せられた白い
紙の上に数多くの放射状測量線が記録されて
このような放射線に慣れてよく見ました城の
平面構造角度が放射線状に計測されている事
は何の不思議や違和感も全くなく普通の事に
感じます。むしろ測量の時は角度出しが大事!
▼安土城 伝前田利家邸宅
▼清須城 幾何学縄張
▼羽柴秀吉 虎御前城 伝木下藤吉郎陣
▼織田信長 近江安土城 幾何学縄張
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます