全日本 城郭遺跡見学会 秘伝

全日本　城郭遺跡見学会　秘伝

はじめに

先ず最初にお断りと誤解を生じない為に

以下の文章は、城郭観光、城址探訪会、

城址ハイキング、城郭めぐり、と関係

のない城郭遺跡見学と言う学習研修を

目的しする組織の為に書いたものであり、

一概に城に関する様々な会を批判する事

は全く目的にはしておりません。

▼城郭遺跡を解説する著者右「長谷川」

私は

城郭観光の時や、城址探訪会の時また

城址ハイキングの時、城郭めぐりの時

歴史合戦の時、文献『信長公記』の時

古墳案内の時、遺跡案内の時、城町興

しの時、などなど講師として招かれた

時には、それぞれの会の幹部様や会員

様の御希望に適合した、講師の役目を

させて頂いております。

▼三重県菰野町

▼滋賀県多賀町

今回紹介する

城郭遺跡見学会を開催した場合の秘伝

というか？遺跡見学の要点を記します。

城郭遺跡の全体像を認識希望の方です。

世話人様

要するに高い旅費を費やして城址見学

する場合に②の様な石碑の感じやなく

世話人様

⑦の様にデラックスと言うか城郭見学

価千金の充実した遺跡見学会ですのよ。

若者様

すげえ！解説する人によのこんなにも

違うものか！俺は100城200城行った！

世話人様

数で無く、その城の個性特徴を見たい！

長谷川

価千金の城郭遺跡見学をする為には

城郭遺跡を見る集中力と時間が必要。

世話人様

その為には城址で世間話するヒマは

無いと思うのです。遺構が凄くて

息を飲んで世間話しをしてるヒマが

無いのです。

長谷川

世間話は御弁当の時間や登山前や

登山後に楽しんで下さい。やはり

現地は遺構遺構の100連続ですよ。

長谷川

城郭遺跡見学時間も一文字の城

ならスグ終わってしまいます。

一辺で終りです。しかし回の文字

の様な城だったら4辺×4辺です。

つまり一辺一時間で見学終了出来

る城もあれば8辺8時間見学に必要

な時もあるのです。もし漢字薔薇

の文字の様な城なら何度でも見学

が必要となります。

世話人様

漢字で言えば一の漢字は一辺です。

回の文字を書こうと思えば8辺要る。

長谷川

先日小谷城の大嶽城を見学しましたが

多数の人々に山中でお会いしました。

ハスキング道は草が踏み跡で生えて

いません。しかし大嶽城の周囲には

足の踏み跡が無いのです。つまり城

を見学していない廻って見ていない

証明なんです。一の文字の如く通過

するハイキング傾向が多いと言える。

本当に大嶽城を見学する気があると

回の文字の様な足跡が付いてます。

世話人様

城址を本当に見学する人が日本に

増えると良いなと願っおります。

大河ドラマ麒麟が来るの信長の描写手法の裏側

大河ドラマ麒麟が来るの信長の描写手法の裏側

何故大河ドラマ麒麟が来るの信長は

うつけを装っているのか？簡単な事

だ世の中とは、まぬけに、うつけを、

装い、その才気潜在をさせている者

ほど、恐ろしいともの、はないのだ。

古代中国の兵法書、陸稲「りくとう」

を信長自身学びて実践したと思われる。

解釈

猛禽類は狩りをする時、つばさを

タタミんで急降下して獲物を捕獲

する。猛獣は狩りをする時に地面

に耳が付くほど低く伏せて獲物を

狩る為に潜んでいる。優れた政治

家や王様とは万民の為に良い政治

をする為に悪党から目をそらす為

にワザと馬鹿を演じているりだ。

文献『信長公記』には信長の若き日

を悪態を次のように描写している。

「爰に見悪事あり。町を御通りの時、

人目をも御揮りなく、くり、柿は申す

に及ぱず、瓜をかぶりくひ　になされ、

町中にて、立ちながら餅をほおばり、
人により懸かり、人の肩につらさがりて

より外は、御ありきなく侯。其の頃は、
世間公道なる析節にて候間、大うつ気と

より外に申さず候。」

桶狭間の戦いにおいて信長が

疾風雷電の如く疾駆し、今川

義元を打つ取った合戦は凡人

が豹変し、敵を打ち取る事だ。

大河ドラマ麒麟が来るの信長や菊丸の

描写手法の裏側にあるもはわざと冴え

ない風体を作っているものが実は恐ろ

しいと言う人と言うものだ。薬師や医師

である創作された町医者望月東庵も忍び

の人として描写されている東国訛り望月

姓で着衣の背中には月と餅つきウサギを

描いて歴史ドラマ好きの謎解きを促進す

る巧妙な演出をしている事だ。そもそも

望月とは満月を望む意味があり明智光秀

の月伝説と上手く巧妙に混ぜ併せている

のだ。

▼明智秀満甲冑　甲の前立て「月」と「耳」に注目！

        そう言う意味で今回のドラマは暗喩

や比喩を潜在させて視聴者に集団で謎とき

の時間を持たせる集団心理を上手く取り入

れた巧妙なドラマ作りをしているの事だ。

今回のドラマにはそう言う意味で録画して

役者の発する言葉や評定をネット上におい

て討論させ会話させデジタル世代をも巻き

込んだ大衆大河ドラマへと用意周到画策し

なんと再放送や別放送枠をも、取り込んだ

国民放送としての総合視聴率を獲得せんと

するＮＨＫ様の巧妙な戦略に他ならない。

陸稲に「聖人行く時に必ず愚行あり」と

記載されている、大河初期のあの服装

の着色や耕地整理した山田などなかなか

なか巧妙な話題つくり、つまりは国民に

話題を提供してデジタル世代も取り込む

話題つくりにすっかり乗せられる平凡な

庶民の私がいる事に気付いてしまうのだ。

倒木除去作業「ボランテイア活動」▼黒帽著者

▼テレビ出演して城郭遺跡を解説する著者

大河ドラマ 麒麟が来るにみる信長の双極性

大河ドラマ　麒麟が来るにみる信長の双極性

今回のドラマを見て異形の信長像

切れ味悪い、信長を描写していた。

しかし父信秀は信長を叱責しなが

らもキッチリト彼の裏に在る器量

は見抜いている様子に描かれてい

た。信行こと信長の弟は信勝の方

がどうみてもスマートで出来の良

い人に一見える演出がなされてい

た。しかし信長の非情さと温情の

双極性は美濃から来た人質と妻で

もある帰蝶に鉄砲を撃たせて気晴

らしをさせる一面にも見られた。

歴史書『信長公記』の本能寺の変

の記録には信長は最後の時間が来

ても「おなごは苦しいからずと」

女性は本能寺から脱出する事を

進めている様子が記されている。

信長が山中のさるに見せた温情

も彼信長の双極性を示している。

▼テレビに出た著者長谷川博美

大河ドラマ 麒麟が来る 岡本さんの大活躍！

大河ドラマ　麒麟が来る　岡本さんの大活躍！

忍者の統領親分とは

目だたない。

忍者に見えない。

冴えない。

市井に溶け込み

忍者である事が

全く解らない。

しかし　いざとなったら

鋭く豹変して俊敏な動き

を持って、景の働きを

見事に務める者

三河の竹千代こと

徳川家康を景で

支えるのは

服部半蔵が有名

ですが

半蔵門が江戸城

にも存在した事。

今も皇居半蔵門口の

名前が江戸、東京に

残る事は意味深い事。

大河ドラマ　麒麟が来るでは

明智は本能寺で終了する詰り

光秀は死なない事になるだろ

う。京都の御来栖で発見され

た光秀の首の皮は剥されてい

た。一体本当の光秀は何処に

消えたのであろうか？家康の

薬好きは有名で薬研を用いて

自ら処方箋をつくる人だった

近江高島に居た頃の十兵衛は

薬師と言ってもよい人だった

事が細川家中の米田氏文書写し

からも判明している。いったい

明智光秀は何処に消えたのか？

大河ドラマ　麒麟が来る

まるで三河徳川を中心に潜在的

に描写して描かれている様な気

がする。

聖人君主と麒麟の出現 織田信長

聖人君主と麒麟の出現　織田信長

古来中国では聖人君主が王になる

事を聖王と言います。諸国を制覇

して王になる事を覇王と言います。

聖人君主は人々の言葉に耳傾けて

耳と口を用いて平等で平和な政治

をする王様を聖王と古来言います。

現代社会に聖王が出現して泰平の

世の中が実現するかいなかは投票

数によって政治家が選出されます

ので当然立候補者は人口の多い町

に住み有権者から支持を得た人が

当選するのが数の論理の現代社会

と言えます。

　　　　　　もし人口の少ない町

に住み人口の多い町からも多くの

得票を得る当選者は人徳ある人と

善なる人と言えるかもしれません。

しかし人口の多い町に住む多くの

人々が広い町全体の調和や幸福を

願う人つまり聖人の有権者が多く

住む町は人口少なき少数派の町に

も大切な仲間として配慮される事

でしよう。

　　　　　しかし現実は我町さえ

栄えれば良いと言う人は人口多い

都市部になる事になります。もし

聖人の政治家が出て一期だけ当選

してその間に人口の少ない過疎の

町を興し保護し優遇する政治家が

出た場合、その政治家は時期当選

可能性つまりは自分の栄達や保全

よりも捨身の弱者の気持ちをよく

解った人、聖王政治する人と現代

では言えるかもしれません？

　　　　　　　　　どこに住む人

も平等に幸福に暮らせる事を願う

政治家が登場する事は現代で無理

かと思われます。またその町に住

む人過疎の町も人口多い町も栄え

全ての人が幸福である事を願う善

なる政治家を我々は発見すべきか

と時に思います。気付く事が大事。

■双極性を見せる信長の虚実

意外？織田信長の弱者保護の例！

短期気で合理主義者で改革派の人

織田信長と考えられがちですが

『信長公記』には関ヶ原山中の

「さる」と言う、手足の不自由

な人が信長が岐阜から京に行く時

に山中で雨に全身濡れて、乞食を

して、物乞いで生活をしているの

を見て、信長は「さる」が雨を避

ける堂を作ってやり一年分の米麦

与える福祉策を実行致しています。

実力と能力だけを採用する信長

が「さる」と言われる人に慈悲

の心を持っていた事に驚きます。

是を読むと私は涙涙になります。

さて聖王あらわる時霊獣の麒麟

走ると古来言われていますが？

信長は麒麟の花押を使いました。

『信長公記』天正3年

山中の猿御憐愍の事

さる程に哀れなる事あり。美濃国

と近江の境に、山中と云ふ処あり。

道のほとりに、頑者露にうたれ、

乞食して居なり。京都御上下に御

覧じ、余りに不便におぼしめし、

総別、乞食は住所不定なるに、

此の者は、何もかはらず、爰に

ある事、如何様の子細あるべしと、

或る時、御不審を立てられ、在所

の者に御尋あり。所の者、由来を

申し上げ侯。昔、当所、山申の宿

にて常盤御前を殺し奉り侯。其の
因果に依つて、先祖の者、代々頑者

と生まれて、あの如く乞食仕り候。

山中の猿とは、此の者の事なりと、

申し上げ候。六月廿六日、俄かに

御上洛。御取紛れ半ば、彼の者の事

をおぼしめし出だされ、
木綿廿端御手づから取り出だし、

持たせられ、山中の宿にて、御馬を

ひかへさせられ、当町の者ども、男女

によらず、何れも罷り出で侯へ。物を

仰せ付けられ侯はんと、御諚に侯。

いかなる事をか仰せ出でらるべきと、

難儀ながら、罷り出で侯ところ、

木締廿端、乞食の猿に下され侯。

所の者ども請け取り、此の半分を以
て、隣家に小屋をさし、飢死せざる様

に情を懸けて置き侯へと、上意に侯。
其の上、此の隣郷の者ども、麦出来侯

はゞ麦を一度、秋後には米を一度、一年に
二度づつ、毎年心落に少し宛とらせ侯はゞ、

信長御祝着なさるべしと、仰せ出だ
さる。忝さの余りに、乞食の猿が事は、

云ふに及ばず、山中町中の男女、袖をし
ぼらぬ者もなし。御伴の上下、皆落涙なり。
御伴衆何れも貼御扶持を加へられ、有り

難き仕合せ、申すばかり差き様体なり。
かくの如く御慈悲深き故に、諸天の御冥利

あつて、御家門長久に御座侯と、感じ
申すなり。」