いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

長期政権の弊害

2010-06-10 12:25:55 | 政治活動
という言葉をよく耳にします。

同じ人が長く首長を務めることによって、さまざまな弊害がおきることも現実にあろうかと思います。

ただ私は、そういう弊害や諸問題等がなく、市民から理解される行政運営をしているのであれば、長くその職に就いていること自体に問題があるとは思いません。


選挙で、「長期政権阻止!」という趣旨のことを訴えている候補者を目にすることもありますが、長期政権自体ではなく、それによってどのような弊害があったのかが問題であり、長期政権に疑問を呈するのであれば、その部分を有権者に示すべきだと思います。

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今度、茨城県阿見町で、「多選自粛条例案」というものが、阿見町長から議会に提案されたようです。

「長期在任することで発生の恐れがある弊害を防ぎ、しがらみや偏りのない町政運営のため任期を3期12年までとする。」という内容のようですが、就任したばかりの町長さんが、自ら任期に期限を設けるというのも不思議な感じがします。

そうしなければ、自らの意思で弊害を防ぎ、しがらみや偏りのない町政運営をする自信がないのかと思ってしまいました。

もちろん、それぞれの地域の事情というものもあるのでしょうが…


長期政権であろうがなかろうが、その是非は、有権者の判断で決めるべきものだと思っています。
コメント (1)
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