伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

嫌いな人はこのページを開かないで・・擬態

2021年05月09日 | 
 だいたい散歩をする時は、何かないか、周りに探しながら歩いている。季節の変化を、周りの植物や生き物等に探すためだ。
 だから気がつくことができたのだろう。
 道ばたの梅の木を見ながら通り過ぎた。一歩、二歩・・あれ?、その幹に違和感を覚えた。

 戻って違和感を確かめた。よく見ると、その幹に毛虫が貼り付いていたのだ。

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 梅の木の幹にはよくコケが生えている。カサカサの白っぽいコケ・・ウメノキゴケというようだが、このコケが生えた梅の木の幹に溶け込むような色合いを持った毛虫だ。体長は12cm程、幅は2cm程もあるだろうか。巨大な毛虫だ。

 機にへばりついたまま動かない。見ていると、近くに足も含めて1cm程のクモがやってきた時に、モゾッとわずかに動いた。見ている間に、それ以外の動きはなかった。

 目はどこにあるのだろう。見ていても分からない。頭とおぼしき方を接写してみた。





 それでもどこにあるのか、さっぱり分からない。

 私も決して毛虫を好きなわけではない。過去においては、草刈りをしていて、おそらく毛虫の毛に触ってしまい、腕がバット程に腫れてしまい、猛烈なかゆみに悩んだことが2度ほどある。おそらく、刈り取った草の端に毛虫の毛が着いていたのではないだろうか。草刈り機の刃の回転の勢いで顔がゴミに当たり、口の周りが腫れたこともあった。

 触れたりすることはできないが、その姿形は、見ている分には面白いと感じる毛虫もいる。これもその1つだろう。

 このガは大きくなったら何になるのだろう。調べて見ると、カレハガの仲間だろうということは分かった。しかし、カレハガそのものの幼虫は、これとは違う。さて何というガなのだろうか。


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2 コメント

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擬態は自然の営み。一方・・・ (Unknown)
2021-05-13 12:58:44
生き物はみな必死です。
生き延びて種を存続させないといけません。
だから、こういうのを見ても、別に嫌とは思いません。(大嫌いな方を否定しているわけではありません。ごめんなさい。)

一方で、ここ数日ワイドショーなどで騒がれている「ペットの大蛇」が逃げた、というもの。
あれは許せないですね。禁止でない生物なら飼ってもよいのでしょうが、逃げ出されてしまい、周囲に恐怖を与えてしまっているとなると、ほんと、怒り心頭ですね。
「好きだから飼っていい」というのは、根本から考えを変えたほうがいいのかもしれません。
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だめなものはだめ (伊藤浩之)
2021-05-13 13:38:16
以前、下新聞記者の方と話をしたとき、例えば1面にカマキリの写真が載ったとする。すると、その写真で深いな思いをしたと抗議の電話が来ることがあったと言っていました。

嫌いな人ってのは、そういうものなんだろうなと思います。

私は、見る分にはだめというものはないので、どんなものでも写真を撮っているのですが、ブログ等への掲載は、選択しています。

ただ、このカレハガ類の毛虫の擬態の巧みさには感動してしまいました。ネットで検索しても、この毛虫の写真は1つしか確認できなかったので、珍しいのかもしれませんね。

掲載を見送っているのは蛇。アオダイショウが道を横切っていたのですが、これは、さすがに掲載を避けています。

また、後段のご意見、全くその通りとの思いもあります。人間が持ち込んで定着しているガビチョウやコジュケイ、また、池の亀と言えばミシシッピアカミミガメ・・。そしてこれらは、気性が荒く、在来種を追いやってしまう。

生き物と人との関わりの日本のあり方は考える必要があるのかもしれません。

うちには外飼いの犬が2頭います。小屋は、1坪ほどのデッキと3分の1坪程の犬小屋で構成され、それなりに外飼いの犬には好条件と思っていました。

ところが、ヨーロッパのどこかの国(ドイツだったかな?)は、飼うためにはライセンスが必要。飼うための犬1頭当たりだったと思いますが、一定の専有面積を確保する必要がある。たしか一坪では足りなかったはず・・などなど、我が家の外飼い条件は、それらを満たしていないと思いました。

日本のペット飼育に関しては、フリーすぎるでしょうね。

もちろん危険動物の場合は、届出など、それなりの寄生はあるようですが、横浜のヘビ脱走の件では、ケースを変更するために、申請された飼育ケースとは別な簡易的なケースを使用している際に逃げ出したと記憶しています。

ワシントン条約にはかからない動物を飼育しているのでしょうけど、種の保全ということを考えると、一定、飼育の規制を強化するということは必要とも思いますよね。
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