夕べの雨はすごかった。誰とあってもそんな話になる日だった。
すごい雨を記録しようとスマホのカメラで撮ったが、これが限度。
この雨がどれほどすごかったかを示す遺物を道端に発見した。朝の愛犬の散歩の時だ。
何か分かるだろうか。
スズメバチの巣だ。周りを取り囲む壁がとれてしまい、中の幼虫の居室部分がむき出しになっている。
スズメバチの巣なら、残存するハチが心配とお思いだろうが、心配は全くない。
この巣は昨年の巣で、近くの杉の木6m程のところに掛かっていた巣だ。
昨年は、多数のキイロスズメバチが出入りしていたが、昨冬には役目を終え、今年は空き巣となっていた。
その巣が雨にたたき落とされたらしい。それだけ激しい雨だったのだろう。
巣と言えば、こんなことがあった。8月22日朝のことだ。
いつものように愛犬の散歩に出かけると、進行方向からタカが飛び立った。低倍率のズームカメラしかないが、姿を納めようとした。でも、はるかに離れた枝に止まったと思ったらすぐに飛び立ち、撮ることはできなかった。
トンビではなかったよな。そんなことを思いながら道を進むと、思わぬものを見つけた。ハチの巣が落ちていたのだ。おそらくスズメバチの巣だ。ハチの子までいる。
どうして巣が落ちているのか。考えた。・・クマ。いやここいらには生息していない。それにクマが襲うのは蜂蜜のあるミツバチの巣ではないだろうか。ここいらにはイノシシやイタチ、アナグマが先だっていたし、ハクビシンもいる。キツネだってきっといるだろう。これらがスズメバチを襲うのだろうか。いや、考えられない。
何も思いつかないまま歩を進めた。そして帰り道、緩い坂道を下っている時にひらめいた。ハチの巣を狙うタカがいたはずだ。
「ハチ、タカ」の語句で検索してみると、すぐにヒットした。その正体は「ハチクマ」だ。
おそらくハチクマが木の上にあった巣を襲い、ハチの子などを食べて、飛び立っていったのだ。そうに違いない。さっきのタカは、巣を襲ってハチを餌とした後に飛び立ったハチクマに違いない。ハチクマは初見だ。
このハチクマには感謝したい。秋には巣の中で女王バチの育成が始まり、スズメバチは凶暴化する。散歩でいつも通る道すがらに巣があったとしたら、今後襲われかねないのだ。その巣を除去してくれた。感謝しても、感謝しきれない。
次の日、同じところを通りかかると、ハチの子は消え、巣もだいぶ小さくなっていた。
カラスか何かが、残りを平らげていったのだろう。
道の上には、良くいろんな生き物がいる。
ある時は、大きめのアマガエルがいた。
愛犬に驚いてノソノソと歩き、目をつむって路面に臥してしまった。死んだふり作戦か。
先頭に立って道案内するのがハンミョウだ。
光沢のある美しい翅が特徴だが顔は怖い。そのはず、道路にいるのはここを通る他の生き物をとらえて獲物とするため。肉食の怖い虫なのだ。
朝、涼しい時間には、チョウも、葉っぱの上でじっとしていることが多い。
このツバメシジミも温かくなる時をじっと待っていた。
ショウジョウトンボがいた。
シオカラトンボのメス。
湿ったコンクリートにはコハクオナジマイマイがたくさん這い出して来る。
マツバボタンにヒラタアブがやってきた。
すごい雨を記録しようとスマホのカメラで撮ったが、これが限度。
この雨がどれほどすごかったかを示す遺物を道端に発見した。朝の愛犬の散歩の時だ。
何か分かるだろうか。
スズメバチの巣だ。周りを取り囲む壁がとれてしまい、中の幼虫の居室部分がむき出しになっている。
スズメバチの巣なら、残存するハチが心配とお思いだろうが、心配は全くない。
この巣は昨年の巣で、近くの杉の木6m程のところに掛かっていた巣だ。
昨年は、多数のキイロスズメバチが出入りしていたが、昨冬には役目を終え、今年は空き巣となっていた。
その巣が雨にたたき落とされたらしい。それだけ激しい雨だったのだろう。
巣と言えば、こんなことがあった。8月22日朝のことだ。
いつものように愛犬の散歩に出かけると、進行方向からタカが飛び立った。低倍率のズームカメラしかないが、姿を納めようとした。でも、はるかに離れた枝に止まったと思ったらすぐに飛び立ち、撮ることはできなかった。
トンビではなかったよな。そんなことを思いながら道を進むと、思わぬものを見つけた。ハチの巣が落ちていたのだ。おそらくスズメバチの巣だ。ハチの子までいる。
どうして巣が落ちているのか。考えた。・・クマ。いやここいらには生息していない。それにクマが襲うのは蜂蜜のあるミツバチの巣ではないだろうか。ここいらにはイノシシやイタチ、アナグマが先だっていたし、ハクビシンもいる。キツネだってきっといるだろう。これらがスズメバチを襲うのだろうか。いや、考えられない。
何も思いつかないまま歩を進めた。そして帰り道、緩い坂道を下っている時にひらめいた。ハチの巣を狙うタカがいたはずだ。
「ハチ、タカ」の語句で検索してみると、すぐにヒットした。その正体は「ハチクマ」だ。
おそらくハチクマが木の上にあった巣を襲い、ハチの子などを食べて、飛び立っていったのだ。そうに違いない。さっきのタカは、巣を襲ってハチを餌とした後に飛び立ったハチクマに違いない。ハチクマは初見だ。
このハチクマには感謝したい。秋には巣の中で女王バチの育成が始まり、スズメバチは凶暴化する。散歩でいつも通る道すがらに巣があったとしたら、今後襲われかねないのだ。その巣を除去してくれた。感謝しても、感謝しきれない。
次の日、同じところを通りかかると、ハチの子は消え、巣もだいぶ小さくなっていた。
カラスか何かが、残りを平らげていったのだろう。
道の上には、良くいろんな生き物がいる。
ある時は、大きめのアマガエルがいた。
愛犬に驚いてノソノソと歩き、目をつむって路面に臥してしまった。死んだふり作戦か。
先頭に立って道案内するのがハンミョウだ。
光沢のある美しい翅が特徴だが顔は怖い。そのはず、道路にいるのはここを通る他の生き物をとらえて獲物とするため。肉食の怖い虫なのだ。
朝、涼しい時間には、チョウも、葉っぱの上でじっとしていることが多い。
このツバメシジミも温かくなる時をじっと待っていた。
ショウジョウトンボがいた。
シオカラトンボのメス。
湿ったコンクリートにはコハクオナジマイマイがたくさん這い出して来る。
マツバボタンにヒラタアブがやってきた。
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