伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

平和行進 / 愛情

2016年06月29日 | 平和・戦争
 深い言葉。

 昨日からいわき市入りしている原水爆禁止を求める平和行進に、東京から参加された日本原水協理事の滝沢さんっていったかな、この方の言葉です。

 原水爆禁止運動で、1980年台のヒロシマ・ナガサキからのアピール署名など運動の歴史に触れながら、かつては各国で原水爆禁止運動をしている運動体の方々と議論しても、原水協が主張する「ただちに核兵器を廃絶」は現実的ではないと否定されたものが、今は運動体にとどまらず多くの国が核兵器廃絶を賛同するようになってきていることを紹介しながらこういったのです。

 「今おこっていることだけでは見にくいことであっても、大きな流れの中では確実に変わってきています」

 たしか、オバマ大統領の広島訪問に関してどなたかが発言したことにふれての発言だったかな。

 こうした巨視的な見方って大切ですよね。あらためて思いました。



 平和行進は、午前中にいわき市役所と市議会に対して要望活動を行いました。市長と議長からのテナントや署名などがそれぞれ行進団に手渡され、行進旗といっしょに広島・長崎に届けられることになります。





 市への要望では、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」の運動に、平和市長会議に参加する自治体として取り組むことを求めていました。市側は「会議の対応をみながら検討したい」などと答えました。また広島・長崎への中学生派遣について、2013年に長崎に招待されて以降、毎年派遣し、「今年度は生徒会サミット参加者に加え、全ての中学生対象に参加者を募集している」として、昨年度より多い13人程度を派遣することになっていることを説明されました。

 東京から参加された方は、要望活動に応じるなど、市の真摯な対応を絶賛していていました。当たり前のように思っていることも、外から見る目によっては全然違って新鮮に見えるんだ。あらためて思いました。

 通し行進者の方は、職員一同が行進を見送ってくれた自治体があることを紹介していました。それはまたすごい取り組みだなと思います。

 控室にいると、窓の外にスズメがやってきました。

 これは今年かえった子スズメのようです。



 首を伸ばすのは、親鳥を探しているのか、ここにいるとアピールしているのか・・。自分であまり餌を探さず、親鳥が時折口移しで餌をやっています。



 その瞬間は写せなくて、餌をやった次の瞬間の写真です。親の愛情ありがたや、です。

 朝の愛犬の散歩で、リュウノヒゲがひっそりと花をつけていることに気が付きました。



 キノコもでています。



 キササゲが咲き始めました。



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