伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

2度目の霜、そして初氷、放射性物質。

2013年11月14日 | 自然
 この冬一番の寒さになっただろう今日、庭には霜が降り、散歩の途上にもきれいな霜の姿を見せてくれました。霜は今日で2回目、初氷の観測は今シーズン初めてです。

 朝の犬の散歩の途上にはカケスが「ギャー、ギャー」鳴いていました。先だってから近くにこないかと注意していたのですが、きょうは6メートル程の梢の先に、しかも順光で姿を見ました。撮影するぞ、と思いながらカメラを準備している間に、飛んでいってしまいました。残念です。

 昨日行ったお通夜で知人と話していました。その中で分かったのは、例えば肥料をきちっとやっている畑で育てた野菜は、放射性物質(セシウム)の取り込みはほとんど心配ないということが、仕組みも含めてよく知られていないということでした。

 ガンマ線を出す放射性のセシウム134と137がありますが、この物質はカリウムとよく似た性質を持っていて、カリウムの代わりに植物が吸収してしまう。そもそも必要なカリウムがある土地では、カリウムを吸い込み、セシウム汚染、かの心配は少ないということです。今年のコメの作付でカリウムを含んだ肥料を配り、通常入れる肥料に加え散布したのも、農地に十分なカリウムを与えてセシウムの吸収を抑えるためだったということが分かられていないのです。

 原発被災地で、安心して暮らしていくためには、こうした知識をしっかりと普及すること、また放射性物質について認識を深めていくことが大切なことだろうと思います。原発事故の収束をさせること、除染を含め必要な対応をきっちりとること、そして放射性物質に対する知識をしっかり普及すること。こうしたことが大切なのだろうと思います。

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