伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

原発を過去形にしないで  声がかかりました

2012年07月18日 | 原発
 朝から街頭宣伝に出かけた。午前中は東田町方面で実施。午前中最後の植田町中央では、通りすがりの女性が「共産党? 原発を過去形にしないで」と声をかけられた。

 その通りだと思う。原発事故は、収束せずに、現実に収束に向けた作業が続けられ、撒き散らかされた放射性物質の影響が、人体に及ばないように監視するため食品や人体の測定体制をしっかりとるとともに、除染をはじめ、少しでも身の回りの放射性物質を低減させる努力を続けなければならない。原発事故は、現実の生活に振りかかっている、現在の問題だ。

 同時に、大飯原発の再稼働の問題でも、政府が決めた安全対策が完全に取られないまま、再稼働が認められていることにも注目が必要だ。福島第一原発事故は、予想される災害に対応しなかった人災だという国会事故調の総括が活かされないまま再稼働している。再稼働ありきの政府には、原発事故は過去の話になっているようだ。

 その大飯原発で保安院は、地下の断層について活断層かどうか調査をするよう要請したらしい。一方で、大井原発3号機に続き、4号機も再稼働の準備を始めているようだ。ここでも、福島第一原発事故は過去のものとされようとしている。第一原発の事故を今も 続く現実の問題としてとらえ、事故の教訓を活かすなら、再稼働はあり得ないということを、政府は判断すべきだ。

            ◆

 朝、愛犬の散歩をしていると、クロヒカゲモドキ、くぬぎの木にカナブンの集団、そしてバッタなどたくさんの昆虫をみた。ヒラヒラ飛んできてネムノキにとまったのはゴイシシジミだった。ツイッターにツイートすると、「うらやましい」という返信がきた。 

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2 コメント

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Unknown (丹治です)
2012-07-29 20:53:24
こんにちは
いつも読ませていただいています。
群馬でもなくせ原発、東電全面賠償せよ!の運動は広がっています。7.16は県内からバス12台、前橋からは3台でした。
渡辺市議の原発労働者の実態告発は群馬でも大反響。
私も月3~4箇所で福島とチェルノブイリ報告しています。
どんどんいわき・福島の情報・写真掲載してください!
群馬でもみんなで読んでいるのですから。
忠さんにもよろしく。
ではまた。
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Unknown (伊藤浩之 日本共産党)
2012-08-02 12:53:24
ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。
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