入浴の無料利用、保険証等の再交付と医療の利用方法、国民年期保険料の免除

　入浴の無料利用ができことになるのは、
いわき市健康・福祉プラザ（いわきゆったり館）クアハウス
（常磐湯本町上浅貝22－1、℡0246－43－0801）。10月19日から当面の間、午後7時以降の利用を無料にするという。

　対象となるのは、
台風19号により浸水被害等を受けた住宅等に住まう方
及び、市内の断水地区に住まう方。

　無料での利用時間は午後7時から午後10時までで、最終受付は午後9時になるという。10月21日は通常は休刊日だが、臨時に開館するという。無料利用時間は同様。ただし、併設される浴室付大広間は無料利用はできず、利用人数の関係で、混雑時には入場を制限する場合もあるという。バスタオル等は持参すること。


　田人おふくろの宿
（田人町旅人字江尻71番地、℡0246－68－3321）の入浴も無料開放される。

　10月19日から当面の間の措置で、入浴は毎日でき、時間は午前11時から午後8時まで。各週水曜日が定休日で、11月までは10月23日、11月13日、11月27日が定休日となる。

　現在国道289号線に全面通行止め区間があるため、勿来IC方面からの到達することはできないので別のルートを利用すること。混雑する場合はお待ちいただく場合があるという。タオルは持参すること。


いわき湯本温泉旅館協同組合
は避難所を利用されている方を対象に入浴の無料開放を実施するという。

　10月18日から10月末までの平日限定（22日も含む）で、入浴時間は午後4時から午後8時。

　避難所を利用されている方を、
Aグループ（中央台公民館）、
Bグループ（内郷コミュニティーセンター）、
Cグループ（好間中学校、好間公民館、小川小学校体育館、高萩公民館）の3つに分け、

Aグループは10月18日、23日、28日、31日、
Bグループは10月21日、24日、29日、
Cグループは10月22日、25日、30日に利用でき、受付の祭に指定旅館チケットを渡すことになる。

　入浴可能旅館は、
いずみや、　心やわらぐ宿・岩惣、　旬味の宿・うお昭、
白鳥山温泉・喜楽苑、　こいと、　松柏館、　雨情の宿・新つた、
スパホテル・スミレ館、　ホテルパームスプリング、　白鳥温泉・春木屋旅館、
吹の湯旅館、　元禄彩雅宿・滝屋、　湯の宿・美笹、　となる。

　問い合わせは、いわき湯本温泉旅館協同組合（℡0246－43－3017）まで。


　また、台風19号で被災した方への健康保険証等の再交付や保険証がない際の医療の利用方法が市から発表されている。

　後期高齢者医療保険や国保の保険証を紛失等した場合は、国保年金課または最寄りの支所（小川支所を除く）・市民サービスセンターで再交付する。保険証等を紛失等し、医療が必要となった場合、氏名、生年月日、電話番号、住所を申し立てることで、受診できる取扱いとなるという。

　介護保険被保険者証、介護保険負担割合証を紛失等した場合は、最寄りの地区保健福祉センターで再交付する。支所や市民サービスセンターでも再交付申請ができるが、その際は郵送で交付することになるという。介護保険施設等に被保険者等を提示しなければならない場合でも、氏名、住所、生年月日、連絡先（電話番号）、負担割合を申し立てることでを介護サービスを受けることができるという。


　国民年金保険料の免除がされるという。

　台風19号で被災し、
被保険者、
世帯主、
配偶者、
または、被保険者もしくは配偶者の属する世態の他の世帯員、
いずれかの所有する住宅、家財、その他の財産のうち、
被害が最も大きい財産にかかる損害が2分の1以上が対象となる被害の程度とされている。
ただし、保険金、損害賠償金で補填された金額は損害額から除かれる。

　2019（令和元）年9月分から2021（令和3）年6月分が免除対象期間となり、日本年金機構平年金事務所、いわき市国保年金課、小川支所を除く各支所及び市民サービスセンターが申請窓口となる。申請日や納付状況で認められる免除期間は異なるという。

　持参するものとして、
年金手帳またはマイナンバーの分かる書類、その他本人確認できるもの、
保険金または損害賠償金を受け取る場合は、この支給額が確認できる書類。
持参できない場合には国保年金課国民年金係（℡0246－22－7464）まで問い合わせること。
り災証明書は不要。

　ただし、免除が認められた場合、免除期間に応じて、将来受給できる年金額が減額される。保険料の免除分は、10年以内であれば、後から納付することができるという。