伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

入学式

2014年04月08日 | 学校教育
 子どもたちは今日から通常の授業に入るのでしょうか。昨日入学式の子どもたちも、元気に登校していることでしょう。

 昨日は入遠野小学校、入遠野中学校の入学式に出席させていただきました。

 入遠野小学校の入学式では、12人が入学しました。例年見る光景ですが、用意された椅子に座ると床に足が届かない子どもたち。入場、呼名と入学の認定、式辞、祝辞と続く中m飽きることなくがんばって式をやり遂げていました。えらい。

 上級生は「なんでも私達に聞いてください。元気に学校に来てください。私達といっしょに楽しい学校を作りましょう」と歓迎していましたが、がんばって勉強して欲しいですね。

 いつも悩むのがどんな祝辞をしようかということです。初めて小学校入学式に出席した時、準備した祝辞と新入生の姿から推し量った成長度の乖離にがくぜんとしたものでした。難しくても、長くてもいけない、と思いますが、なかなかうまくいきません。たまたま新聞報道で読んだ記事を題材にしましたが、難しかったかもしれません。新1年生のみなさん、ごめんね。



 午後からは入遠野中学校の入学式。新入生は8名。在校生と加えても40名程度の学校です。少人数だからこそ、教育指導が手厚く出来るという利点があるかもしれません。一方では、部活動が大変だろうとは思います。

 「校舎、校庭を見て小学生気分が一掃され、いよいよ中学生と思った。早く先輩たちに近づけるよう、諦めない心、強い心を持つことを約束します」と新入生が誓いの言葉を述べました。先輩は「中学校生活に慣れ、一日も早く入中の力になって」とエールを贈っていました。みんなで力を合わせて学校生活を送ってもらいたいと思います。



 以下が小学校での祝辞です。


祝 辞

 一年生となられたみなさんこんにちは。入学おめでとうございます。
 私は市議会議員で伊藤浩之と言います。きょう来賓として区長さんはじめ地域の方々といっしょに、みなさんにおめでとうと、お祝いをするために出席させていただきました。

 みなさんには、勉強にがんばっていただきたいと思います。
 先だって新聞を読んでいてびっくりしました。ある団体が、みなさんと同じ年のお友達に、将来やりたい仕事を聞いたという報道でした。

 その結果は、男の子の1番がサッカー選手か監督、2番が野球選手、3番目がお医者さん、女の子はお医者さんが1番、2番が保育士、3番目がパティシエールでした。

 どんな仕事でも、その仕事をするためには、これから入遠野小学校で始まる勉強をしっかりしていくことが、その力を作ってくれます。授業では先生のお話を一生懸命聞きましょう。そして学校には図書館がありますから、本もいっぱい読みましょう。

 がんばったみなさんが、次に会うときに今よりも少しお兄さん、お姉さんになっていることを楽しみにしています。入学おめでとうございます。

 そして、保護者のみな様。本日は、お子様の小学校へのご入学、おめでとうございます。
 きょうの晴れの日を迎え、さぞやお喜びのことと思います。子どもたちの勉強と育ちの環境をしっかり作ることは、保護者のみなさまの願いでもあると思います。

 本市では33人程度の少人数学級編成などに加え、この4月から新たに新生児に本をプレゼントする事業を実施し、また、学校図書館の司書を増員して、子どもたちが本を利用して勉強する環境を充実することにもしています。

 子どもたちが学び、そしてつつがなく成長できる環境を整備することは、これからもいっそう大切な課題であり、教育・子育ての充実は現市長の重点政策の一つでもありますので、みなさんの声を聞きながらその願いの現実を求めていくことを申し述べて、本日のお祝いとしたいと思います。まことにおめでとうございます。

2014年4月6日      
いわき市議会員 伊藤浩之



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