伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

環水平アーク、彩雲と環天頂アーク

2022年08月02日 | 
 草刈りは2日目、知人と3人で草刈りをすすめてきた。
 平場の土地は、駐車場に使うらしいが、草丈も短いし、3人で取りかかれば1時間や2時間で終るだろうとたかを括っていた。



 しかし甘かった。
 午前7時30分に作業開始。日陰のない場所なので、少しでも涼しいうちに終えようと思ったのだが、結局11時30分頃までかかってしまった。土地の縁の方は、伸びた草にツル草が絡みついていた。ここの草刈りがなかなか厳しい。伸びた草の上部のツルを、斜めに何度も刃をいれながら切断し、奥行50cm程度、横1m数十cm程度の区画を作る。その後、草の根元を刈り払う。切り出した草はツルで絡み合っているから1つの塊となる。刈り払いながら塊を脇に寄せるのだが、これが重い。結構な重労働。
 目論見の間違いは、この部分の評価が甘かったという点にあっただろう。

 大汗をかきながら平場の草刈りを進め、午前中の作業を終了した。
 昼ご飯後に2時間ほどをかけて残りの場所の草刈りをし、立木の伐採などをして午後4時頃作業を終えた。

 昼ご飯を食べている時に、ふと空を見上げた。そこに見えたのが雲に浮かぶ虹色。飛行機雲が矢のようにそこに向かっていた。

 お昼なので太陽はほぼ真上にある。太陽の周りにでるハロはもっと太陽に近くに出現する。角度にして22度の位置になる。そんなことからこの虹色は、環天頂アークだろうと思った。

 しかし、よくよく調べると、環天頂アークは太陽から46度離れが位置に出現し、見かけ上の位置は太陽から上部になるという。この虹色の見かけ上の位置は太陽より下となる。同じ角度で下方に出現するのが環水平アークだという。

 するとこの虹色は環水平アークということになる。
 2度目、いや3度目かな、の目撃となる。



 いままで見た環水平アークは帯のように長いものだった。高度的にはもっと低い位置だったように思う。まあ、虹色を出現させる条件の雲が部分的にしかなかったために、このような形の環水平アークとなったのだろう。

 草刈りで疲労困憊の1日だったが、昼の環水平アークを見ることができたのは、この草刈りのお陰。自宅にいれば、たぶん視野角の問題で見ることができなかっただろう。ラッキーな出来事だった。

 さて、昨日1日の夕方の空には、環天頂アークが見えた。



 見えにくいのでマークした。マルに囲まれた部分にうっすらと見えている。



 朝には彩雲が見えた。




 昨日、今日の2日間、空の光学ショーを堪能できた。
 ラッキーというしかない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿