伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

合葬式墓地披露式

2019年08月21日 | 市政
 東田墓園に整備された納骨堂型合葬墓地は、20年間遺骨をおさめる500体収容の納骨堂と1,200体を埋蔵する地下の合葬室で、合わせて1,700体のお骨を収蔵することができる。また、これとは別に800体を埋葬できる樹木葬型合葬墓地も合わせて整備をされた。




 写真は樹木葬型の合葬墓地だが、ヤマザクラをシンボルツリーとし、周りに生分解するプラスチック製の骨壺で埋葬し遺骨を自然に帰す方式だ。プラスチックは市内の事業者が特許を取得している製品だ。


 披露式では、市長が南白土墓園に続く東田墓園の整備で、「市民の新たな墓地需要に十分応えられるものと考えている」とあいさつし、市議会議長の祝辞の後、西郷子供じゃんがらの会がじゃんがら念仏踊りを披露・奉納した。



 小学生と、もっと小さい子もいるのかもしれないが、長い舞を踊りきり、立派に踊りの奉納を終えた。


 式後、施設内部を拝見してきたが、納骨堂はロッカー式で、扉は厳かなイメージにしつらえられていた。また、地下の合葬室は、遺骨の一時保管の棚ととともに、遺骨を合葬するスペースが確保されていた。


 市営墓園は、昨年には南白土墓園で納骨堂型合葬墓地と樹木葬型墓地で合わせて2,500体分が整備されている。合計5,000体の埋葬スペースが確保されたことになるが、市は今後60年間の需要に見合うものとの考えで整備している。

 

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