伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

安保法制で未来は・・ / サワガニ

2016年09月23日 | 平和・戦争
 親戚の通夜が執り行われた今日は、しんぶん赤旗日曜版の配達と集金もしなければならないし、少し慌ただしい日だったのですが、油を売った時間も少しあったりして、とにかく午前中はせわしなかった日でした。

 そんな中、奇しくも違う場面で同じ話をする機会もありました。安保法制に関する話です。

 一つは未来を担う子どもたちのための施策を、もっと充実するべきだという話のなかでのことです。

 安保法制で海外派兵をすることによって、防衛費(戦費)がこれまで以上に必要になる結果、これをまかなうために、子どもたちにかかわる予算、すなわち社会保障費が削減されかねない状況があります。

 自民党が発表している改憲草案には、第9章として「緊急事態」の項が設けられ、内閣総理大臣が「緊急事態」を宣言でき、その際内閣総理大臣は、「財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な支持をすることができる」し、国民には「生命、身体及び財産を守るため」との前置きはあるものの、国や行政機関の支持に従うことを義務付ける内容となっています。

 これは内閣総理団人はなんでもできるということになりかねない規定ですよね。緊急事態、すなわち有事には内閣総理大臣の考えで、戦費調達のために何でもありになりかねない、そんな棄権を持つ憲法草案だということができると思います。

 参院選後、安倍首相は改憲に関して「わが党の案をベースにしながら3分の2を構築していくか。これがまさに政治の技術だ」として、自民党草案の方向に憲法論議を引津って行こうと考えていることは明らか。こんなことを許したら、社会保障を抑制して戦費の調達というやり口が自由にできるようになるのではないか。

 しかも、第三次安倍内閣の稲田朋美防衛省は事実上の徴兵制を主張する人物。この人達が権力を持って、子どもたちの明るい未来が開けるわけがありません。

 もう一つは、自衛隊が就職先として良好な条件にあるかという問題。

 専守防衛のときならともかく、安保法制にもとづき、治安が悪化している南スーダンでの駆けつけ警護の任務を持たされた部隊が派遣されようとしている現在、就職がイコール海外の戦場での任務遂行となりかねない現実を考えれば、決して就職先として良好な条件にあるはずはありません。他国の戦争で命が奪われかねないという現実があることをしっかりみておかなければならないと思います。

 海外で戦争する国づくりが未来を暗黒に塗りつぶしていく。そんな現実を変えていくことが必要ですよね。

 さて、きょうも雨模様で始まった朝。愛犬の散歩に出かけるときは雨が降っていなかったのに、途中で降り出しました。なんてことでしょう。笠も持っていなかったのに・・。

 雨に撃たれながら見つけたキノコです。葉っぱの陰に隠れていました。



 ミヤマオチバタケだと思います。



 以前にものっけたツリフネソウです。花が咲きそろってきて、二つ並んでいたのが何となくよくて写真に撮ってみました。



 これは以前に撮った写真ですが 雨の中、サワガニが道路を横断していました。この時、カメラにSDカードが入っていなくて、スマホのカメラで追いかけながら撮影したので、だいぶブレていますね。



 赤いキノコ。



 これは以前に撮影(9月17日)していたキノコですが、この後どんなキノコになったのでしょう。



 これも以前に撮った写真(9月17日)ですが、セッコクが狂い咲きで今頃咲いていました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿