伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

未来と過去 / 県内原発廃炉 / テングタケ

2016年09月24日 | 子ども
 きょうも曇り空でスタート。遠野保育所の「親子ふれあい運動会」に招かれていましたが、幸い、ほんの少しの降雨で済んだようです。

 開会式は9時スタート、開会式、体操と実施した後、プログラム1の綱引きの最中に雨が降り出しました。

 「どうする」と保育所関係者が悩む中、スマホで降雨予想を見ても、いわき市付近には降雨の気配は全くありませんでした。

 少し待ってみると雨脚も弱まり、保育所側はプログラムを変更して運動会を再開しました。

 お遊戯のプログラムが優先して実施されました。



 年齢に応じたプログラムで子どもたちが一生懸命演技を繰り広げました。保護者と一緒だったのがばら組さん、やっぱり一番しっかり演技できていると感じるのがすみれ組さんでした。たしかこの組が最年長。来年は小学校の組となります。



 中には障がいを持っていると思われる子どももいます、ダウン症と思われる子どもも他の子どもの演技を見ながら一生懸命実演しているのを見ると、ここに統合保育の良さの一つが現れているんだろうな、と思います。

 開会式のあいさつは、子どもたちにいろいろと聞いてみました。

「雨が続いてあんまり練習できなかったといっていましたが、しっかりできるかな」

「は~い」

「ケガをしないように最後までがんばろうね」

「は~い」

てな具合でしたね。元気で、しっかり返事をできるいい子たちでした。

 お遊戯を一通り拝見した後で会場を辞し、親戚の葬儀会場に駆けつけました。

 保育所の運動会には未来が見えますが、続く葬儀は過去、そう過去との決別。全く正反対の世界です。

 葬儀、告別式、埋葬と故人をしのびながら時間を過ごし、精進揚げの席では親戚を代表してあいさつをということで、「昨日も、『おじいちゃんの通夜終わったの。可愛いおじいちゃんだったのに残念でしたね』と声をかけられました。施設に入所する前には地域の人たちに暖かく見守っていただきながら暮らし、施設入所後はエピソードの紹介でもあったように『一郎ちゃん』と呼ばれて可愛がられ、見守っていただくことができました。周りの方々に支えていただき、よい人生をおくる事ができたものと思います」と生前をしのんで、会葬の御礼をのべ、献杯の音頭もとりました。

 さて今朝の新聞も過去の精算にかかわる記事が一面トップです。

 「第二原発3年で廃炉も」

 こんなタイトルがつけられた記事が一面トップで掲載されたのです。



 東京電力福島第二原子力発電所の再稼働を東京電力が申請しようとする際には、申請前に地元との協議を義務付け、3年間で協議がととなわず申請できない場合には廃炉にする特例法を制定することを政府が検討しているというのです。

 あくまで観測記事で、このようになるかはまだ不明ですが、仮にこの報道が事実であれば、これまで第二原発の廃炉の表明から逃げ回っていた国が、廃炉に関する具体的な方針を持とうとしていることには、一歩前進の内容と言えそうです。

 ただ一方、廃炉の時期には問題がありそう。東電が第二原発の再稼働申請をした後3年間の協議期間を設けようとしていることです。

 県内全ての自治体が廃炉を求めている現実から、県民、いわき市民の廃炉への願いは明らか。いつか分からない東電の再稼働申請を前提にすることで、第二原発の稼働の可能性を残し続ける。これは県民・いわき市民の願いに率直に応える内容となっているとは言えません。

 東電の再稼働申請を待たずして、県内の原発は直ちに廃炉にする。こうした姿勢が求められていると思います。

 高速増殖炉「もんじゅ」はやっと廃炉が決まりました。



 長年、計画の断念が求められてきた実験炉です。結局、これまでに1兆円もの貴重な財源をつぎ込んだ上での廃炉決定となりました。こうしたムダを第二原発で繰り返してはならないと思います。



 朝の散歩、しんぶん赤旗の配達。道端に今日もキノコを見かけました。

 これはカワリハツでしょうか。



 以下は名前が分からず。













 これはミズゴケノハナかな。



 ニオイコベニタケ・・?。



 これは自信があります。テングタケ。毒キノコです。



 この後、キノコに詳しい方に出会ったので話を聞いてみると、「山に入ってみたけど、いま出ているのはほとんど毒キノコ。食べられるものはない」といいます。とすると、ここ数日、写真に撮ったキノコは全て毒キノコかも・・。

 まあ、私の場合はキノコを食するために見つけるというより、形と色を楽しむために見つけているという感じなので、毒キノコでも問題はないんですけど・・。でも、キノコによっては触るだけでも、問題が発生するキノコもあるようです。

 カエンタケという毒キノコは、猛烈な毒キノコで誤って食べてしまえば死亡例も多いというのですが、触っても危険だというのです。



 写真は山と渓谷社の「増補改訂新版 日本のキノコ」で紹介されている写真です。ふっくらとした人の指のような形のキノコですが、触っただけでも皮膚に炎症を起こしてしまう危険性があるというのですから、注意が必要です。私もキノコの写真をとる際には、念のためナイロンの手袋のようなもので保護する必要があるかもしれませんね。

 さて配達途上の田んぼにはマンジュシャゲがほぼ満開。



 花の先にアキアカネ。



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