伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

クロアゲハ、道端にいた虫たち

2020年05月17日 | 
 最近、よく飛んでいるクロアゲハ。

 先だっては、木の葉っぱにしがみついていた。口吻を伸ばしていたので、何か吸っていたのか、それとも・・。カメラをどんなに近づけても身じろぎしなかったので怪しいところ。



 今日見かけたのは飛び回っていたので間違いなく生きている。
 枯れたハスの茎の中から何かを吸い取っていた。水分なのか、それとも何かしらの栄養素があるのか。






 テリハノイバラの花の陰にいたのは・・。



 オシベがまだきれいな黄色をしているので、まだ虫が来ていない。おそらく受粉がきっかけだと思うが、虫が来るとオシベの先端が茶色に変色してしまうのだ。花粉を虫に持っていかれることが原因かもしれないけれど・・。

 このきれいな状態を撮りたいと思ってカメラを向けた。すると下の花に髪の毛のようなゴミがついていた。せっかくだからきれいにして撮ろうと、ゴミをつまんで引っ張ってみたが、動かない。あれっと疑問が湧き、ゴミをたどってみると、これが触角だった。

 アシグロツユムシの幼生が花の後ろに隠れていたのだ。

 この幼生は、よく花の上に乗っかっている。おそらく蜜をなめるか、花粉を食べているだと思うのだが、本当にたびたび花の上に見かける虫だ。


 同じく花の上というか、花の中に見られるのがハナムグリ。



 もう花は終わったけれど、我が家のボタンの花の中に潜り込み、花粉だらけになってオシベの中をはい回っていた。

 今日はフランスギクのオシベの上。蜜や花粉を食べに来るのだろう。


 葉っぱの間に隠れていたのはカメムシ。



 初めて見つけた時には、黒字に白い模様が何となくパンダに見えたので、パンダ虫と勝手に名付けたのだが、その後、この虫の正体が分かった。

 これはまだ幼生、子どもだ。この後変態して、緑色に赤い線模様が入った美しい色彩の成体になるアカスジキンカメムシだったのだ。

 今は、まだある意味地味な虫だが、やがて成虫になる。ただ、美しい体色も、死んでしまうと黒っぽく変色してしまうという。生きているからこその美しさなのだ。

 
 葉っぱの上に、じっとしていたのはコアシナガバチ。



 まだ巣作りをしていないと思うので、今年生まれた働きバチではないと思う。おそらく、冬ごもりから目覚めて巣をかける場所を探す女王バチが、夜の寒さをしのぐため休んでいたのではないだろうか。


 葉を撒いた巣の中には、どんな虫の卵が産みつけられているのだろう。



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