伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

陽射しを浴びて暖をとるシオヤトンボ、カワトンボ

2020年05月17日 | 
 朝、電話をいただいた。
 「フクロウのヒナが巣箱から出ているよ。写真を撮るなら来てみたら」

 こんな機会はそうそうない。早速、出かけてみた。
 残念ながらヒナは巣箱にこもってしまっていた。しかし、箱の中から声が聞こえる。すくすくと育って、巣立ちを迎えるのだろう。



 朝から結構、暖かい日だった。愛犬の散歩をしていると、少し先からトンボが飛び立つ。
 路上に降り注ぐ日光を精一杯吸収しようと、羽を広げて日向ぼっこをしているようなのだ。

 そのトンボはシオヤトンボ。シオカラトンボ程の大きさで、姿もそっくりだ。



 このトンボはおそらくオス。羽化して間もなくは、メスと同じように麦わら色をしているが、やがて成熟すると塩を吹いたように胴が白くなっていくと読んだような気がする。胸の辺りには麦わら色が残るここがシオカラトンボとの決定的な違いかな。。

 路上のトンボもとってみた。



 これはどっちかな。
 胴が白くなりかかっているようにも見えるので、成熟途上のオスかもしれない。

 あ、正面を向いた。



 尻尾を上げて、いつでも飛び立てるように、緊張感にあふれた瞬間だ。

 その先まで進むと、田んぼがある。そこにもシオヤトンボがいた。
 飛び回るオス。見ているとメスがやってきて、オス2匹がメスをめぐって争っている。

 受精したのかどうか、知らないが、メスが水面近くを飛び、尻尾を水面にたたきつける。
 卵を産んでいる仕草だが、はたしてどうなのか。
 オスとメスがつながった。子どもの頃つながって飛ぶトンボをツリンコと言っていた。無事にツリンコ――カップルが誕生したわけだ。



 路上にはニホンカワトンボも現れた。



 金のように輝く体が美しい。透明型の翅。紋が白いので、間違っていなければメス。

 そして、こちらは翅の紋が黒いのでオス。



 間違っていないと思うのだが。

 しかし、しかし‥カワトンボってこんなにきれいだったっけか?
 新発見をした気分。


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