※質疑は私見をまじえない質問とされ、自らの意見を交えて発言することはできないため、項目的に質問するだけになります。
(3)地域おこし協力隊の拡充と地域資源の磨き上げについて
伊 藤
次に提案要旨説明のうち、地域おこし協力隊関係について伺います。
提案要旨説明では、「共創のまちづくりをさらに一歩、前進させるための新たな施策」のうち、「地域価値の向上・まちづくり」の一環として、中山間地において、地域おこし協力隊の拡充や集落支援員の配置により、地域社会の維持に向けた取り組みや、地域資源の磨き上げを行っていくとしていますが、まず、現在の地域おこし協力隊の配置状況はどのようになっているのか伺います。
市民協働部長
現在、本市における地域おこし協力隊は、
遠野地区に3名、
三和地区に1名、
田人地区に2名、
合計6名を配置しております。
伊 藤
2点目、本市における地域おこし協力隊の活動による地域での効果はどのようにあらわれているのか、伺います。
市民協働部長
遠野地区におきましては、遠野和紙の製造技術の継承が進んでいることにより、地元の小中学校、高校における遠野和紙を用いた卒業証書の政策を通じて、遠野和紙という伝統文化が地域の子ども達にも根付こうとしています。
また、田人地区におきましては、地域内外の人が自由で気軽に集えるようにするために、協力隊を中心に地域が一体となって整備した古民家カフェHITO-TABI(ひとたび)によって田人を訪れる機会が新たに創り出されたり、首都圏の大学生が地域イベントの支援に訪れたりするなど、地域おこし協力隊の熱意と行動力によって、地域の活性化が促されるとともに、関係人口や交流人口の拡大が図られております。
伊 藤
3点目、地域おこし協力隊に関わる課題をどのようにとらえているのでしょうか。
市民協働部長
地域おこし協力隊は、地域の様々な課題解決のための活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みであり、本市におきましては、平成27年度より導入しておりますが、過去に活動した隊員の中には、地域住民との関係性が保たれている者もおり、一定の定着光はある者の、未だに定住に至った隊員はおらず、そのことが課題であると認識しております。
伊 藤
4点目、地域資源の磨き上げとしていますが、本市としては磨き上げられるべき資源をどのように把握しているでしょうか。
市民協働部長
本市には、豊富な地域資源が存在しておりますが、地域おこし協力隊、地域及び行政が一体となり、様々な声を丁寧に聞き取りながら協議を重ね、地域力の維持・強化に資する取り組みとして、「遠野和紙」の製作技術の伝承や、三和地区ゆかりの伝統野菜「むすめきたか」を活用した六次化への取り組み、さらには、地域内外の方が気軽に集うことができ、交流人口の拡大を図るために整備した田人地区のコミュニティーハウス「HITO-TABI」の活用などを磨き上げられるべき資源ととらえ、協力隊の活動として取り組んでいる者であります。
伊 藤
5点目、地域資源の磨き上げを、市としてはどのように支援していく考えなのでしょうか。
市民協働部長
地域資源のさらなる磨き上げに向けましては、地域おこし協力隊に加え、地域との共同作業によるまちづくりを推進するため各支所に配置している地域振興担当員のほか、集落の維持・活性化を図る目的で中参加地域に配置している集落支援員などによって人的支援を行っているところであります。
また、地域の課題解決のための助成制度である「市まち・未来創造支援事業」などの財政的支援も行っているところであり、今後とも、これらの取り組みを継続していまりたいと考えております。
伊 藤
6点目、地域おこし協力隊の拡充は、今後どのように図られる見通しなのでしょうか。
市民協働部長
地域おこし協力隊につきましては、その活動が地域活性化に資することはもとより、受入地域において、協力体制度に対する理解が十分に得られ、業務面や、生活面を含めたサポート体制等の受け入れ環境が整った場合に、導入・拡充を図っており、
来年度は、田人地区におきまして、田人おふくろの宿への誘客促進等に取り組み協力隊を、
また、川前地区におきましては、いわきの里鬼ケ城への誘客促進、地域資源の発掘・磨き上げ等に取り組む協力隊をそれぞれ1名募集し、拡充を図ってまいる予定であります。
質疑・ほかの質問
■サンシャインマラソンの中止判断の時期に疑問_市議会2月定例会・質疑Vol.1
■次世代エネルギーを創る拠点と環境保全の両立は_市議会2月定例会・質疑Vol.2
■卸売市場のルールはどう変わる。溝口議員質疑_市議会2月定例会・質疑Vol.4
(3)地域おこし協力隊の拡充と地域資源の磨き上げについて
伊 藤
次に提案要旨説明のうち、地域おこし協力隊関係について伺います。
提案要旨説明では、「共創のまちづくりをさらに一歩、前進させるための新たな施策」のうち、「地域価値の向上・まちづくり」の一環として、中山間地において、地域おこし協力隊の拡充や集落支援員の配置により、地域社会の維持に向けた取り組みや、地域資源の磨き上げを行っていくとしていますが、まず、現在の地域おこし協力隊の配置状況はどのようになっているのか伺います。
市民協働部長
現在、本市における地域おこし協力隊は、
遠野地区に3名、
三和地区に1名、
田人地区に2名、
合計6名を配置しております。
伊 藤
2点目、本市における地域おこし協力隊の活動による地域での効果はどのようにあらわれているのか、伺います。
市民協働部長
遠野地区におきましては、遠野和紙の製造技術の継承が進んでいることにより、地元の小中学校、高校における遠野和紙を用いた卒業証書の政策を通じて、遠野和紙という伝統文化が地域の子ども達にも根付こうとしています。
また、田人地区におきましては、地域内外の人が自由で気軽に集えるようにするために、協力隊を中心に地域が一体となって整備した古民家カフェHITO-TABI(ひとたび)によって田人を訪れる機会が新たに創り出されたり、首都圏の大学生が地域イベントの支援に訪れたりするなど、地域おこし協力隊の熱意と行動力によって、地域の活性化が促されるとともに、関係人口や交流人口の拡大が図られております。
伊 藤
3点目、地域おこし協力隊に関わる課題をどのようにとらえているのでしょうか。
市民協働部長
地域おこし協力隊は、地域の様々な課題解決のための活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みであり、本市におきましては、平成27年度より導入しておりますが、過去に活動した隊員の中には、地域住民との関係性が保たれている者もおり、一定の定着光はある者の、未だに定住に至った隊員はおらず、そのことが課題であると認識しております。
伊 藤
4点目、地域資源の磨き上げとしていますが、本市としては磨き上げられるべき資源をどのように把握しているでしょうか。
市民協働部長
本市には、豊富な地域資源が存在しておりますが、地域おこし協力隊、地域及び行政が一体となり、様々な声を丁寧に聞き取りながら協議を重ね、地域力の維持・強化に資する取り組みとして、「遠野和紙」の製作技術の伝承や、三和地区ゆかりの伝統野菜「むすめきたか」を活用した六次化への取り組み、さらには、地域内外の方が気軽に集うことができ、交流人口の拡大を図るために整備した田人地区のコミュニティーハウス「HITO-TABI」の活用などを磨き上げられるべき資源ととらえ、協力隊の活動として取り組んでいる者であります。
伊 藤
5点目、地域資源の磨き上げを、市としてはどのように支援していく考えなのでしょうか。
市民協働部長
地域資源のさらなる磨き上げに向けましては、地域おこし協力隊に加え、地域との共同作業によるまちづくりを推進するため各支所に配置している地域振興担当員のほか、集落の維持・活性化を図る目的で中参加地域に配置している集落支援員などによって人的支援を行っているところであります。
また、地域の課題解決のための助成制度である「市まち・未来創造支援事業」などの財政的支援も行っているところであり、今後とも、これらの取り組みを継続していまりたいと考えております。
伊 藤
6点目、地域おこし協力隊の拡充は、今後どのように図られる見通しなのでしょうか。
市民協働部長
地域おこし協力隊につきましては、その活動が地域活性化に資することはもとより、受入地域において、協力体制度に対する理解が十分に得られ、業務面や、生活面を含めたサポート体制等の受け入れ環境が整った場合に、導入・拡充を図っており、
来年度は、田人地区におきまして、田人おふくろの宿への誘客促進等に取り組み協力隊を、
また、川前地区におきましては、いわきの里鬼ケ城への誘客促進、地域資源の発掘・磨き上げ等に取り組む協力隊をそれぞれ1名募集し、拡充を図ってまいる予定であります。
市議会2月定例会質疑_Vol4に続く
質疑・ほかの質問
■サンシャインマラソンの中止判断の時期に疑問_市議会2月定例会・質疑Vol.1
■次世代エネルギーを創る拠点と環境保全の両立は_市議会2月定例会・質疑Vol.2
■卸売市場のルールはどう変わる。溝口議員質疑_市議会2月定例会・質疑Vol.4
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