伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

雪景色

2022年02月11日 | 四季
 天気予報は関東地方での大雪を伝えていた。
 関東より積雪が少ない本市あたりは、それほどの雪は降らないだろうが、前日から多少の雨模様。夜半には雪に変わって積もったようだ。

 車の屋根の上で図ると、積雪は25㎜程。1月1日朝の雪より5㎜程深い。



 しかし、雪質は全く違う。1日の雪はサラサラの乾いた雪。風が吹くとサラサラと舞い上がり、地吹雪のような雰囲気を醸し出した。
 今日の雪は湿った重いベタベタ雪。気温が高いのだろう。

 自宅前の地面の雪は溶けている。道路の路面もそう。
 しかし、周辺は、湿った雪が枝にしがみつき、霧氷でもできたような雰囲気を醸し出していた。





 雪が降ろうとも、愛犬は散歩に出かけたい。リードを装着すると、ぐいぐいと先を急ぎ、歩き出した。



 写真にはマメ太(通常はマメと呼んでいる)しか写っていないが、もう1頭、ラブラドールのミックスのノアもいる。こちらは先を急ぐということもあまりなく、後について歩いてくる感じ。比較的お利口な犬だ。

 散歩の途上で見た、心が動いた雪景色を写真に撮ってきた。





 雪が積もっているせいか、また、休日という条件もあるのだろうが、今日の朝はいつもより静かな印象がある。
 そこに、林からトカカカカーと音が響いてきた。

 インスタグラムには、コゲラのドラミングかと書いたが、どうも、アカゲラのドラミングのようだ。コゲラは「カララーッ」と体に似合った小さいドラミングだが、アカゲラは「トカカカカ―」と、少し長めで大きめの音量を発する。アオゲラは、さらに若干長めの音となる。

 白く静かな景色に流れるドラミング。なかなか良い雰囲気を醸し出してくれた。

























 池の水面にはポツポツと波紋が広がっていた。





 池にはりだした枝の雪が、水滴になって水面に次々と落下し、大小の波紋を広げているのだ。

 気温が高いためか、水面に昨日まであった氷は跡形もない。
 鏡のようになった水面は岸辺の雪景色を映し出していた。



 雪をまとった枝もなかなか良い。









 紅梅も雪をまとった。



 午前の空にはハロが浮かんだ。



 雪がほぼ溶けた午後、大きなエンジン音を伴ってヘリコプターが飛んできた。



 朝日新聞社の機体だ。
 植田方面から来て、平田村方向に飛んで行った。どこの取材に向かったのか。


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2 コメント

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今年は殊更寒いと言う人が多いですが・・・ (Unknown)
2022-02-13 11:37:30
思い返してみると、今から3~40年くらい前は、毎年この位の寒さがあったような気がするのです。
1月は冬型が安定し、雪は日本海沿いに降り、春が近くなると冬型が緩み南岸低気圧が多くなり、太平洋側に湿り雪を降らせるという。
これが昔は普通だった。
なので、今年が、以前と同じ傾向を示すのであれば、これから何度か、いわきにも雪が降るような、そんな推測をしております。
ただ、温暖化の影響で日本周囲の海水温が高くなったせいか、ちょっと低気圧が通ると、毎回爆弾のように発達し、大雪を降らせることが多くなり、被害が拡大している、そんなふうに感じております。
大雪にならないことを祈るばかりです。
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降雪はこれからが心配 (伊藤浩之)
2022-02-13 18:15:02
いわき市に限らず、太平洋岸の雪は、立春以降が心配ですものね。

最近も、もうスタッドレスを履き替えようかという、市外出身者の話を聞いた時に、いわきの雪はこれからで履き替えらることには不安があると話したところです。

今後、降らないでね。雪空にお願いしたい。
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