伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

震災から8年目の夜、花粉光環が見えた

2019年03月11日 | 
 左顔面麻痺の治療入院から退院して2週間と4日。前回の通院診療から11日の今日、診療のため再び病院を訪れた。

 診療の結果、麻痺の状況は40点満点中24点。入院時、つまり発症初期の状況程度に回復したという診断だった。入院中に12点まで下がり、退院時の診断は10点でさらに下がっていた。今回の結果は喜ぶべきだろう。引き続き、血流改善等の薬を飲みながら、経過を観察することになった。

 自覚症状としても、口の強張りは比較的強く感じるものの、他の部分は強張りが弱くなったと実感している。さらに改善していくことは間違いないと思う。

 さて、東日本大震災から8年目、午後から芸術文化交流館「アリオス」で東日本大震災追悼式が行われた。震災犠牲者を追悼する式典だ。

 国の追悼式に合わせて黙とうし、安倍首相の式辞、秋篠宮様のお言葉の中継を聞いた後、アリオスの式典に移った。

 市長の式辞や遺族代表・議長の追悼の辞に続き、震災犠牲者遺族の献花が行われた。



 遺族代表は、自宅にいた3月11日、経験のない激しい揺れを体験し、帰らなかった父を探して作業小屋付近を捜索し、二日目に穏やかな死に顔の父を発見した時、なぜもっと早く見つけられなかったかと悲しくつらいを思いをした体験から、毎日何事もなく穏やかに暮らせることの幸せに気づいたとし、「平成が幕を閉じる。経験を風化させず伝えていくことが私たちの務めであり、父への最後の親孝行にもなる」と語った。

 式後、自由献花の時間が設けられ、献花台に花を供え、会場を後にした。



 平中央公園には夕方からのキャンドルサービスの準備が進められていた。

 雨降りではじまった一日だったが、午後からはほぼ上がり、夕方の空には雲の切れ間も広がった。夕陽が見える。



 よく見ると彩雲で彩られている。





 ここに移った虹色は花粉光環かもしれない。



 午後7時過ぎ自宅に帰った。道すがら三日月を見ていた。



 車を降り見上げると、月の回りに光の輪っかができている。

 花粉光環に違いない。さっそく写真を撮った。









 写真を画像ソフトで処理した。こんなにきれいな輪っかが撮れるとは驚きだ。

 花粉症は目のかゆみが最悪。雨上がりの明日の朝は、花粉が大量に飛散しそうだ。風も強い。十分注意しなければ。


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