伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

季節外れの強雨で始まったウィークデイ

2021年02月15日 | 災害
 朝、遅めの愛犬の散歩に出たのだが、歩き始めると雨が降りはじめ、みるみる強くなった。愛犬が2頭とも用を足したため、早々に自宅に戻り、朝ご飯とした。

 それからズーッと雨。午後からは雨脚も強くなり、玄関先を川のように雨水が流れていった。



 午後4時過ぎだろうか。雨が弱まり、やがて上がった。雨雲も通り抜けつつあるよう。雨雲レーダーで確認すると、これからどんどん遠ざかる。窓の外を見ると、雲の切れ間に青空がのぞいた。



 午後5時、北西の空に青空が大きく広がっていた。



 低気圧は雨の代わりに強風を連れてきた。木々が強風に枝を大きく揺さぶられた。ミシッ。風があたった瞬間、建物も小さく悲鳴を上げた。







 我が家の借景となっている白梅の枝もだいぶ花をつけてきた。その枝も吹き荒れる風に耐えられず、大きく身をよじっている。咲き始めの花はまだ枝にしっかり根を張っており、明日も美しい花を見せてくれるものと思う。

 強風で低い雲が足早に流れる空が、夕焼けに染まった。雨、強雨、強風、青空、夕焼け。目まぐるしく天気が変わった一日となった。

 外もだいぶ静かになったよう。そんな思いでいた午後9時26分頃、北の方から地鳴りが聞こえてきた。“地震?”と思う間もなく、揺れが襲った。震度2程度だろうか。震源は最大震度6強を記録した13日の地震とほぼ同じ。今回も広範囲に揺れたようだ。



 雨水で地盤が緩んでいる時だけに、大きな揺れは災害につながりかねない。被害は発生していないだろうか。しかし、この程度の揺れの余震で済んだのは幸いだったと思う。

 ブログを書きながら思い出した。

 そういえば、昨年1月末、私が所属していた政策総務常任委員会が視察を予定しており、実際、羽田空港までは出かけた。しかし、その日、季節外れの豪雨となり、一部地域には避難勧告も出た。こうした状況を受けながら、万が一の災害対応に備える必要があると判断し、視察を中止し、いわき市に帰ってきた。

 市に到着したのは夕方となったが、幸いに雨は上がり、西の空に夕焼けを見ながら列車に揺られていた。前年の9月13日に豪雨災害に見舞われ、水害や土砂崩れによる被害にあったばかりだった。

 2月になると新型コロナウイルスの流行が国内でも拡大し、以後、現在も続いている。

 10年前の東日本大震災と原発事故があり、復興と安心・安全の確保に取り組んで来て、1年半年前の水害という新たな災害に見舞われ、その回復ないままに新型コロナウイルスという、新たな災害と対応し続ける日々がある。多くの方が安心して住むことができる日が来てくれれば良いのだが・・。


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