伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

決算委員会

2015年10月07日 | 市議会
 本日も決算委員会が継続して開かれました。
 きょうは介護保険事業特別会計決算等の審議がされたのですが、その過程で地域支援事業費の中の「転倒・骨折予防教室」と「お口と栄養バイタルアップ教室」の事業実績について質問しました。

 この事業は特定高齢者事業として行われており、在宅の高齢者に事前にチェックリストを記入してもらい、その回答から支援が必要な対象者をピックアップし、開催される教室への参加を呼びかけて実施されています。運動機能の維持を目的とした「転倒・骨折予防教室」は588回開催されて675名が受講し、栄養状態の改善を目指して行われる「奥地と栄養バイタルアップ教室」は96回の開催で297名(いずれも2014年度実績)が受講しているのだといいます。

 対象になる高齢者は9,000名弱いるという。その受講率は0.25%だとか。国は5%の受講率を目標として示しているようなので、いわき市の受講率は非常に低いと分かります。

 その原因に交通手段の確保ができないことがあり、今後、できるだけ地域に細かく入って事業を展開することを考えていると執行部は答えました。確かにその通り。せっかくの事業が市民に役立つようにしていきたいものです。

 このほかいわき市は、介護予防に関する知識の普及・啓発、をはかる「いきいきデイクラブ事業」や筋力やバランス能力等の維持・向上をはかる健康運動教室、筋力アップ教室を全高齢者対象に実施するほか、いきいきシルバーリハビリ体操の普及にも取り組んでいるといい、こうした事業を通じて介護予防を図っていきたいと考えていると答弁されました。

 こうした取り組みは大いに進めなければなりませんね。

 こんなことをツイッターでつぶやいていたら、健診などについても知られていないんですよね、という返信がありました。市の広報などに書いても読まれていないしFMラジオも自宅では中々聞かれない、ということで、例えば地域の放送あども活用してはどうでしょうかという提案です。そのことは私も頭に浮かんでいました。活用できるのか、ということと、その効果を調査や検討してみる必要があるかな、と思いました。

 さて、今日、安倍内閣が改造を行い、第三次安倍政権が発足しました。法務大臣にいわき市選出の岩城光英さん。車を運転しながらえっと声が出ました。同じいわき市出身の森雅子参院議員は、秘密保護法案の主幹大臣、佐藤正光参院議員(ひげの隊長)は安保法案の参院特別委員会の自民党代表理事だったかな。震災と原発事故の被災地出身の議員さん達が活躍しているのは、どうも被災地の願いに背いているように思いえてなりません。今度の起用もどうなのかな~という思いです。


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