雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

2013年11月09日 | ポエム

▲晩秋の南阿蘇村(2013.11.4)


 山

山奥の谷間に
一人で立った
大きな山と較べると
人間なんて小さなものです
押しつぶされてしまいそうです
消えてなくなりそうです

山は大きくてたくましい
でもとてもやさしい

おれも男だから
山のようになりたい‥‥
(1973)
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