雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

あまつぶ

2013年11月30日 | ポエム

▲夏の暑さで枯れたと思っていたリンドウの鉢が、復活して、寒さの中数日前についに開花しました(2013.11.26)

 あまつぶ


あめあがりの
陽の光に
窓ガラスに残った雨のしずくが
清らかに輝いた
その小さなあまつぶは
些細な振動に驚いたように
たらりと流れ落ちた

ぼくは
美しく清らかなものを
とても だいじにしたい‥‥
(1973~2012.2.15)
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