雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

野花

2011年05月06日 | ポエム
 野花

野みちに咲いた
小さな花の
見捨てがたく立ち止まれば
幼い頃のかおりする
(1976)



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