雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

晴れゆく空に

2013年06月15日 | ポエム

晴れゆく空に


どんよりと曇った灰色の空に

はるか遠くの

あの山の上から現れた青空の

何と美しいことだろう

そして

僕の心の雲の切れ間は

いったいどこにあるんだろう

(1973~1974)

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