雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

飛び飛び休日と断煙

2013年05月09日 | ポエム

▲熊本城内にある藤崎台球場の外野には天然記念物の大楠の木がある(2013.5.5)

 飛び飛び休日と断煙

 大型連休は、今年も自宅のある熊本市内から小1時間で行ける南阿蘇村にある山小屋で久しぶりにゆっくりしたい。そうは言っていても、結構やらねばならないこと、やりたいことはたくさんあって忙しい。
 4月28日。連休前半は(と、言っても土曜日の午前中は仕事で日月のみの連休)横浜にいる甥っ子が奥さんと一緒に熊本に遊びに来た。日曜日の夜に友人の居酒屋で家人と私の妹も交えて、5人で楽しい会食。甥夫婦は、翌日阿蘇方面にレンタカーで行き、私の山小屋に寄り、火曜日の午後の飛行機で帰る予定。
 4月29日。昭和の日の月曜は私も久しぶりに南阿蘇の山小屋に朝から出かけ、草刈り。その日は、甥夫婦に妹と唐津の妹夫婦と妹の長女も山小屋に来て、これまた1年ぶりにバーベキューをした。甥夫婦はそろって医者である。お嫁さんは気さくでお酒も強そうで、私達にも遠慮なく親しんでくれている。そう思うのは我々だけで、彼女の方はおじさん、おばさんを前に緊張や気遣いをしているのかもしれない。忙しい二人の貴重なお休みに熊本を選択してくれたことが何よりうれしいし、二人きりの時間をのんびり過ごしてもらえたらと願う。
 4月30日、5月1日、2日は勤務。5月3日。連休後半の4日が出勤日となっていたので、3日は1日中、庭の手入れ。
 5月5日は、熊本城内にある県営藤崎台球場に出かけ、RKK旗選抜高校野球大会の母黌の済々黌と熊本国府戦の応援に。エース大竹君が故障で不出場。試合は4対8で負けてしまった。応援団も来ていなくて、黌歌斉唱もなかった。選手にはいい経験。夏の県予選でもポイントの一つである控え投手には、頑張ってほしい。打線も奮起してほしい。ああ、願望を言ったら切りがない。
 試合はいいところ無しだったが、その代わり熊本城内の新緑がきれいだった。カメラを持ってきていたので、お城や石垣をいれて、新緑の写真を数枚撮った。
 それから久しぶりにラーメンを食べた。どこのラーメンを食べるか散々悩み、横浜から来た甥っ子に触発されて、私も桂花ラーメンを食べることに。さすがに連休、午後2時半近くだったが、席待ちの列が出来ていた。やっぱり桂花は桂花で他の熊本ラーメンと違う独特の美味しさがある。
 自宅に帰り、犬をシャンプーして、散歩する。夕食を食べ、10時頃になって一人で南阿蘇村の山小屋に向かう。デジタル放送になって以来、テレビの放送が見られない山小屋では、バッハの無伴奏チェロ組曲を聞きながら、ふとんに潜り込み、やっと手に入れた村上春樹氏の新刊を読む。至福。
 5月6日。連休最終日。朝風呂にはいり、鳥の巣箱を掃除して木にかけた。去年の巣箱の中は、羽毛やいろんな植物で親鳥が作ったふわふわのベットが出来ていた。いったん全部取り出して、4個の巣箱をかけた。
 あとは小屋の内外の掃除をしてその後読書で夕方まで一人で過ごす。掃除に結構時間をとられた。本を読みながら、時折少しヒヤリとする爽やかな風が吹き抜け、活字に疲れて目をあげると新緑の阿蘇五岳を見て目を養い、コーヒーを飲む。私の心の中にストレスがあるものなら、サラサラと溶けて流れ出しているような心持ちだ。
 以前ならこの私の至福の時間には、煙草がプラスされていいたが、50歳を前に断煙して7年半。煙草の存在さえ忘れている自分に驚くことがある。もし、このブログを読んで下さる方の中に喫煙者がいたら、私はまず尋ねたい。
「煙草を止めたいと思っていますか?」もし止めたいという気持ちがある方なら、必ず止めることができます。意志が弱いのではありません。ニコチンがいろんな理由を作り上げて、あなたの脳に指令を出し、断煙に抵抗するのだそうです。自信もって言えるのは、煙草止めたら、本当にいいことばかりだということです。喫煙した室内では、北京市内以上のPM2.5が充満しているそうです。どんなに分煙しても、喫煙後のあなたの服や身体の表面、呼吸の中の有害物質を長い時間、まき散らしているのです。
 ところで煙草に使っていたかなりの金額が残らないのは本当に不思議です。
(2013.5.9)

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