船井勝仁氏が今の日本や世界の状況を的確に説明されています。
『今回の金融危機は絶対に回復不能な事態なのです。
日本の産業構造から考えると輸出できないということは
輸入するためのお金も入ってこないということなので、
日本も江戸時代のような自給自足経済、
もったいない経済を復活させるしか生き残りの道はないようです。
そう考えると、日本は農業を中心にした産業構造でやっていくことと、
生体エネルギーのような次元が違う本物技術を使いこなしていくしか発展の道はない』
私は日月神示に出会う前から、日本のこれからの生きていく術は、江戸時代のような自給自足の循環型社会しかないのではないかと、考えていました。
雨露がしのげて、とりあえず日々の最低限の食べ物さえあれば、何とか生きてはいけると常々考えていました。自給自足、つまり自分や親戚友だちや近所の人々が食べていけるだけの農産物を作れれば、とりあえず何とか生きていけます。
これからの恐慌時代を生き抜いていくには、農業を基本とした自給自足の生き方をしていったほうがよいと改めて考えました。
<記事転載>
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「日本の産業構造」
こんにちは船井勝仁です。
今、新潟県の燕三条のホテルでこのブログを書いています。
本日、生体システム実践研究会の中部ブロック産業技術セミナーで講演させていただきました。
講演会のテーマは「物造りと生体エネルギー」。
燕三条は日本でも有数の金属加工業のメッカ。
日本の技術力を支えてきた地場金属加工業をどう再生するかが大きなテーマでした。
先日、仙台天命塾のオープンセミナーで藤原直哉先生の話を
たっぷり聞かせていただきました。
その時、今回の金融恐慌は30年前にアメリカが産業立国であることをやめ、
金融とIT等のハイテクで国を運営していくことを決めたときから、
いずれはやってくることが決まっていたというお話を伺いました。
日本の景気回復の方法論は、この数十年、
アメリカに対して輸出ドライブをかけるというワンパターンでした。
ものをふんだんに買ってくれるのはアメリカだけで、
日本や中国などの輸出で経済を支えてきた国はもちろん、
中東やオーストラリア等の資源国も結局は
アメリカがどんどんものを買ってくれることで成り立っていたというわけです。
今回の金融危機でアメリカがものを買えなくなってしまったわけですから、
日本の製造業は大変な危機を迎えています。
20年もバブル崩壊の後遺症を経験してきた日本は、
どちらかというと消極的な意味ですが、
一番リーマンショックからは影響を受けないポジションにいました。
でも、輸出だけに頼ってきた産業構造のために主要先進国の中で
一番激しいGDPの落ち込みを記録してしまったというわけです。
今までならアメリカの景気が回復することをじっと待っていればよかったのですが、
今回は本質的には絶対に景気は回復しません。
藤原先生の解説では、
欧米諸国や中国などはバブル崩壊がどんなものか始めて体験しているので、
やがて景気は回復するだろうという期待を持っていると言っています。
日本で言うと1995年ぐらいで誰もがやがて株価も不動産価格も元に戻るので、
それまでの辛抱だと期待していたころと同じ状態だというのです。
でも、日本が20年たっても全く元に戻っていないように、
今回の金融危機は絶対に回復不能な事態なのです。
日本の産業構造から考えると輸出できないということは
輸入するためのお金も入ってこないということなので、
日本も江戸時代のような自給自足経済、
もったいない経済を復活させるしか生き残りの道はないようです。
そう考えると、日本は農業を中心にした産業構造でやっていくことと、
生体エネルギーのような次元が違う本物技術を使いこなしていくしか発展の道はないというのが、
本日の講演会の結論でした。
過去の延長線上でものを考えていると怖くなりますが、
日本は実は豊かな自然とポジティブ人間で
とんでもない想念力を持った佐藤政二先生のような方が多くいらっしゃるので、
視点の持ち方によっては全く何も心配することはありません。
ここ2年間ぐらいは本当に厳しい状態が続きますが、
その後はすばらしいミロクの世の中がすぐそこにまで来ていることもまた事実です。
にんげんクラブの皆様としっかり勉強して共にこの時代を乗り切っていきたいと思います。
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『今回の金融危機は絶対に回復不能な事態なのです。
日本の産業構造から考えると輸出できないということは
輸入するためのお金も入ってこないということなので、
日本も江戸時代のような自給自足経済、
もったいない経済を復活させるしか生き残りの道はないようです。
そう考えると、日本は農業を中心にした産業構造でやっていくことと、
生体エネルギーのような次元が違う本物技術を使いこなしていくしか発展の道はない』
私は日月神示に出会う前から、日本のこれからの生きていく術は、江戸時代のような自給自足の循環型社会しかないのではないかと、考えていました。
雨露がしのげて、とりあえず日々の最低限の食べ物さえあれば、何とか生きてはいけると常々考えていました。自給自足、つまり自分や親戚友だちや近所の人々が食べていけるだけの農産物を作れれば、とりあえず何とか生きていけます。
これからの恐慌時代を生き抜いていくには、農業を基本とした自給自足の生き方をしていったほうがよいと改めて考えました。
<記事転載>
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「日本の産業構造」
こんにちは船井勝仁です。
今、新潟県の燕三条のホテルでこのブログを書いています。
本日、生体システム実践研究会の中部ブロック産業技術セミナーで講演させていただきました。
講演会のテーマは「物造りと生体エネルギー」。
燕三条は日本でも有数の金属加工業のメッカ。
日本の技術力を支えてきた地場金属加工業をどう再生するかが大きなテーマでした。
先日、仙台天命塾のオープンセミナーで藤原直哉先生の話を
たっぷり聞かせていただきました。
その時、今回の金融恐慌は30年前にアメリカが産業立国であることをやめ、
金融とIT等のハイテクで国を運営していくことを決めたときから、
いずれはやってくることが決まっていたというお話を伺いました。
日本の景気回復の方法論は、この数十年、
アメリカに対して輸出ドライブをかけるというワンパターンでした。
ものをふんだんに買ってくれるのはアメリカだけで、
日本や中国などの輸出で経済を支えてきた国はもちろん、
中東やオーストラリア等の資源国も結局は
アメリカがどんどんものを買ってくれることで成り立っていたというわけです。
今回の金融危機でアメリカがものを買えなくなってしまったわけですから、
日本の製造業は大変な危機を迎えています。
20年もバブル崩壊の後遺症を経験してきた日本は、
どちらかというと消極的な意味ですが、
一番リーマンショックからは影響を受けないポジションにいました。
でも、輸出だけに頼ってきた産業構造のために主要先進国の中で
一番激しいGDPの落ち込みを記録してしまったというわけです。
今までならアメリカの景気が回復することをじっと待っていればよかったのですが、
今回は本質的には絶対に景気は回復しません。
藤原先生の解説では、
欧米諸国や中国などはバブル崩壊がどんなものか始めて体験しているので、
やがて景気は回復するだろうという期待を持っていると言っています。
日本で言うと1995年ぐらいで誰もがやがて株価も不動産価格も元に戻るので、
それまでの辛抱だと期待していたころと同じ状態だというのです。
でも、日本が20年たっても全く元に戻っていないように、
今回の金融危機は絶対に回復不能な事態なのです。
日本の産業構造から考えると輸出できないということは
輸入するためのお金も入ってこないということなので、
日本も江戸時代のような自給自足経済、
もったいない経済を復活させるしか生き残りの道はないようです。
そう考えると、日本は農業を中心にした産業構造でやっていくことと、
生体エネルギーのような次元が違う本物技術を使いこなしていくしか発展の道はないというのが、
本日の講演会の結論でした。
過去の延長線上でものを考えていると怖くなりますが、
日本は実は豊かな自然とポジティブ人間で
とんでもない想念力を持った佐藤政二先生のような方が多くいらっしゃるので、
視点の持ち方によっては全く何も心配することはありません。
ここ2年間ぐらいは本当に厳しい状態が続きますが、
その後はすばらしいミロクの世の中がすぐそこにまで来ていることもまた事実です。
にんげんクラブの皆様としっかり勉強して共にこの時代を乗り切っていきたいと思います。
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