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日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「副島隆彦 の今こそ金を買う」を購入しました

2009-06-22 21:42:37 | 船井幸雄氏
 本日お客さんとの打ち合わせが早く終わったので、駅の上の書店で「副島隆彦の今こそ金を買う」という著書を購入しました。
 アマゾンのこの本の評価を見ると、評価は真っ二つに割れています。

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☆2つ
この本は初心者向けです。金現物の購入が目的で他の本も読んでいる人には不要です。
そして某テクニカル知らずのブログにも書いたことですが、副島氏なら書きそうな重要なことがなぜか書かれていません。かってアメリカでは金を政府以外が所有することを禁止、通貨の切替後に旧平価の40%で収奪しています。当然、隠し持った人はいるでしょうが、金自由化により売却が可能になったのは40年後のことでした。
我国が通貨切替や金の所有禁止をするかどうかは判りません。しかし万が一そのようなことがあった場合、金現物の購入は子孫への隠し財産(ある意味塩漬け)となることを肝に命ずるべきです。そんなことが無かったとしても売却時には金貨であっても身分証明書の提示を必ず求められますし、昔と違い住基ネットも拡充していますから、金を持つような富裕層への懲罰的な高税率がかけられるでしょう。

☆1つ
副島氏がどんな人物であるかは
wikipediaのアポロ計画陰謀論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E8%A8%88%E7%94%BB%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96
を見ればよく判ります。
現実と妄想の区別がついていませんし、情報のソースすらデタラメであることがわかります。

ただ、明らかに専門外(中学生並みの知識)の理系分野はともかく、自分の専門であるべき分野ぐらいはきちんとした知識を持っているのだとは思っていました。

どうやらそれすら誤りだったようですね。
例えば「恐慌前夜」という本の211ページで「原油価格は100ドル台まで下がってから再び高騰する」と書いてありますが、既に50ドルを割っています。
その本では「私は経済関連の予想を違えた事がない」などと豪語しているにもかかわらずです。
金を買うのが正しいかどうかは別として妄想と現実の区別がつかない人間の言葉を真に受けるのは感心できませんね。
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かなり辛らつな評価です。
今度は良い評価をつけている方です。

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☆5つ
まず、本を手に取ったとき【初心者向け】だと感じた。
本の大きさは教科書のような大きさで
内容も写真を多様した社会科の参考書のようである。
恐らく、世界経済や投資に興味のない中学生でも
理解できるような、内容ではないだろうか。

私は、そこに副島先生の大きな意図が感じられる。

氏の実力から考えれば、相当【妥協】した内容で
違和感をおぼえる。
副島先生の過去の著作を読んでいる歴史経済通の方は
新刊だからとゆう理由で無理に本書を読む必要はない。

この本は今まで金(ゴールド)の購入など考えもしなかった
一般の方々に向けた、副島先生のやさしいメッセージだ。

だから、今まで投資に全く興味の無かった人にほど
読まれるべき、内容だと思われる。

普通の人は
「ロスチャイルドがどうだ‥」
「あの時の戦争の舞台裏では実は‥」
「現在のマネーサプライが‥」
とゆう文章を見ても理解ができない。

しかし、【不換紙幣】の世の中に我々が生きている以上
誰しもが、最低限知っておかなければいけない事がある。
それを、初心者にでもちゃんと理解できるように
今後、経済的危機が訪れても、資産を防衛できるように
【極力簡単】にまとめ、文書として綴った。
本書ではないだろうか。

投資・歴史・世界経済の裏側を熟知している方には
どう考えても物足りない内容ではあるが
【ベストセラー】になるべき一般向けの良書である事は間違いない。


 ●アマゾン
  http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4396613199/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

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日本郵政 西川善文問題の紛糾について 副島隆彦氏

2009-06-22 08:03:22 | 政治・社会
 郵政問題について副島隆彦氏は、「西川善文(にしかわよしふみ、ぜんぶん)を後押しするのが、今の日本国民にとっての、正義であり、日本国内勢力の結集として、正しい判断である、ということになります」と言われています。

 副島隆彦氏は昨年のベストセラーである「恐慌前夜」でも、西川善文氏は愛国者だと書かれていましたが、今回もその主張は変わっていませんでした。

 昨日は飛鳥昭雄氏の記事を引用させていただきましたが、今日の副島隆彦氏の記事と共通しているのは、「今回の問題の裏では、読売のナベツネが裏で画策している」ということです。

<記事転載>
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 「日本郵政 西川善文(にしかわよしふみ)人事の紛糾について」

                   副島隆彦 06/20(Sat) 05:29:32


副島隆彦です。 日本郵政ホールディンズの社長(および会長)の人事を巡る問題への、私の考えを書いておきます。
結論は、西川善文(にしかわよしふみ、ぜんぶん)を後押しするのが、今の日本国民にとっての、正義であり、日本国内勢力の結集として、正しい判断である、ということになります。

以下に、最近の新聞記事を載せますが、そのうちの最初の、毎日新聞の6月13日の記事が、すべてを、書いていて、すばらしい。さすがに毎日新聞である。他の新聞社は、ろくでもない、くだらない記事ばかりだ。

ここで、鳩ポッポ(邦夫、そして、由紀夫にまで影響が及んでいる)のは、ナベツネ (読売のドン、ネルソン・ロックフェラーの子飼いのキッシンジャー派の、老害、82歳の頂点の男)が、この日本郵政の人事を、裏からあやつっていたことが、以下の記事ではっきりしている。

今の、日本で一番の、アメリカの手先(てさき)財界人は、西室泰三(にしむろたいぞう)東京証券取引所会長 (前は、東芝の会長)である。

 デイヴィッド・ロックフェラーの直属の家来の筆頭は、この西室泰三(にしむろたいぞう)である。 小泉や竹中平蔵(現在はパソナの顧問)などは、もう誰からも相手にされないから力は無い。

 彼らは、パソナの南部やすゆき という孫正義の子分の、人さらい業(女衒=ぜげん=業、人材派遣業という、ユダヤ人の古来の本業)をやっている会社に、皆、結集して、そこでしかごはんを食べられない。 

 大蔵官僚どもでも、パソナにたかっている。ゲシュタポ・金融庁の前の長官の五味ひろすけでも、今はパソナの顧問にしかなっていない。シティバンクに行く予定が、壊れた。 それが、彼ら、手先どもの現状だ。

 皇帝デイヴィッド(94歳)の所有であるシティバンク が潰(つぶ)れそうなので、やっぱり日本の郵貯を狙って、取りに来ている。それに対して、西川善文は三井住友銀行の生え抜きのドンで、私、副島隆彦が、愛国者だと書いて来たとおりである。

副島隆彦の本のいい加減な、読者たちが、「副島隆彦は、郵政民営化を進める西川の肩を持ち続けて、判断を誤った」 などど、愚かなことを書いている。 おまえたち程度の、あまたの悪さで、副島隆彦を判定できない。 私の読者だと言うくせに、私の本をしっかり読むことをしないからだ。

 今の三井住友銀行の、筆頭大株主は、ゴールドマンサックスである。5千億円を、6年前に資本投入した。10年前は、住友銀行がゴールドマンの株の2割を持っていた。売却させられて逆転したのだ。
ゴールドマンのオーナーは、ジェイ・ロックフェラーである。

そして、ゴールドマンは、この数年ずっと日本郵政の、資金運用係りであり、300兆円のうちのすでに20兆円ぐらいをニューヨークに持ち出しているだろう。そこから、デリヴァティブ(金融バクチ商品)の運用での大損が、今後、出てくれば、それが、すべての首脳人事にとっての、決定的な責任問題だ。 

 ゴールドマンと、シティの、抗争は、中国の金融政策、対外資産戦略での、人事の奪い合い (やがては、中国による、米国債の売り崩し、ドル暴落へ、来年の暮れぐらいからだろう)になっている。日本は、すでに、世界政治では、極東リージョン region において、中国の陰の部分程度でしかない。この大きな理解から、解読すれば、 今回は、ゴールドマンが、「これが日本の財界人の総意」 と言う援護射撃を受けて、西川善文 続投人事を守り抜いた。

 シティバンクが、攻勢に出て、以下の記事人あるように、 西室泰三(にしむろたいぞう)という奇怪な男を、日本郵政のトップにすえようとしたが、日本側の結集で、失敗した、というのが、一番の大きな理解である。 財界人が、貧乏人(労働組合、旧郵政官僚ども)を食べさせるのである。 あまり勘違いをするな。

 郵便局の旧全逓(ぜんてい)労組は、小沢一郎にすがりついて、自分たちを食べさせてくれ、ということで官公労として、民主党の政権交替を支えているのだ。旧郵政官僚どもでもそうだ。

 それから、私、副島隆彦は、ずっと今も彼らに嫌われているが、特定郵便局長たちの集まりである、大樹会(だいじゅかい)が、昔から、郵便局を経営して、一族で、それぞれ何億円も資産を作った。私は、そのことを、森田実(もりたみのる)氏との対談本でも、書いた(話した)。 大樹会は、全国の村の、ごとの有力な一族が、戦後、特定郵便局の看板をもらって開いた。だから、大樹会は、自分たちの長年の利権を奪い取った小泉・竹中に反対する者は、たいてい講演会に呼ぶのに、私、副島隆彦を煙たがった。 私は、自分の立場をいつもはっきりしさせている。

 日本国民の資産の中心である、全国の2千万人のおじいちゃん、おばあちゃんが、それぞれ一千万円ずつ預けている、郵便貯金を守り抜くことが一番、大事なことだ。

 労働組合と、官僚という2種類の貧乏人たちと、それから、大樹会(今は、名前を変えている)の連中が、一丸となって、小泉・竹中からひどい目に遭ったものだから、「いまこそ、自分たちの利権を守れ」ということで、鳩山邦夫ポッポの、造反路線に乗った。 それでも、民営化を元に戻すことは出来ないのだ。30万人の郵便局員を、もう一度、国家公務員にすることは出来ない、し、するべきではない。 どうして、こういうことも分からないのか。 

 以下の記事を読めば、ナベツネが暗躍して、西室泰三(にしむろたいぞう)を何としても、西川義文の後釜に据えようとしたことが分かる。そして、失敗したのだ。 当面は、これでいい。 私、副島隆彦は、ロックフェラーの日本支配に対抗して、三井住友ロスチャイルドの勢力が、大きく挽回して、アメリカ勢を、日本で弱体化させる大きな歴史の流れで、ものごとを観察している。  今日の自力講演会でも、私は、このことを話す。

 日本の、低脳の アホの「陰謀論者ども」は、あまりに、「ロックフェラーを裏からあやつっているのは、ロスチャイルドでしょう」と、言うものだから、私、副島隆彦は、そろろそ、怒りだす。 馬鹿やろうども。19世紀の世界を動かしたのは、大英帝国の財政を握っていたロスチャイルド家(ヨーロッパで悪いことをたくさんした。ナポレオンをたたきつぶした)だが、20世紀になって、石油の時代になって、世界中で悪いことをきたのは、ロックフェラー家だ。 どうして、この明白な大きな事実を、故意に、捻(ね)じ曲げようとするのか。

 間抜けの「陰謀論者ども」が、ロスチャイルド家たたきばかりするのには、おそらく、裏がある。この低脳の薄ら馬鹿たちの、出版業界での跳梁(ちょうりょう)を、私、副島隆彦は、そろそろ、許さない、という気になってきました。もう、ほってはおかない。

 切実な、政財界人たちの動きをこそ、以下の新聞記事を読んで、理解しなさい。貧乏人どもの小さな利害で、情勢が動くことは無いのです。
よくて利用されて、意図的に騒がされるだけだ。 それは、庶の民(しょのたみ)である、貴兄ら自分自身の頭も、いいように、あやつられるのだ、と、そろそろ知りなさい。  副島隆彦拝


●(副島隆彦注記。6月14日。 鳩ポッポを、裏で操っていたのは、ナベツネであることが、以下の記事ではっきりした。)

(記事)

●「鳩山総務相更迭 西川氏謝罪で続投案 最後の妥協策決裂」

2009年6月13日 毎日新聞

拡大写真
麻生首相に辞表提出後、記者の質問に答える鳩山総務相=首相官邸で2009年6月12日午後2時10分、小出洋平撮影

 「妥協案はのめない。あなたに辞任しろと言われれば、辞任する」。12日午前、首相官邸5階の首相執務室で、鳩山邦夫総務相は麻生太郎首相にまくし立てた。首相は「じゃあ、午後にもう一度来てくれ」と36分間の会談を終えた。

 首相の言葉には「辞表を出すために出直してこい」との意味が言外に込められていた。事実上、鳩山氏の更迭が決まった瞬間だった。

【写真で見る鳩山邦夫氏の軌跡】郵政社長人事、裁判インコ、愛犬ジャムとの思い出…いろいろありました

 妥協案とは、日本郵政の西川善文社長が鳩山氏に謝罪した上で、総務省の業務改善命令に対しても徹底した改善計画を出すことと引き換えに、西川氏の続投を認める案。鳩山氏も辞任せずに済む。政権へのダメージを最小限にとどめるため、首相サイドが鳩山氏に水面下で打診していた。

 この数日間、首相サイドと鳩山氏の調整は難航した。調整役となった河村建夫官房長官は電話で鳩山氏に「あなたは政権の大黒柱。(首相を支援する)太郎会の会長だ。冷静によく考えてほしい」と翻意を促した。

 しかし鳩山氏は「その通り大黒柱だ。だからおれの言うことを聞けばいい」と西川氏の解任を迫った。浅野勝人官房副長官も複数回にわたって鳩山氏に接触したが、同氏は「首相がおれを罷免した方がいい」とまで言い放ち、妥協の余地は狭まっていった。

 両者の溝が埋まらないまま、いら立ちを募らせた鳩山氏は10日夜、総務省出身の岡本全勝首相秘書官に電話し「『官房長官には言われたくない』と首相に伝えてくれ」と、首相自らが調整に乗り出すよう促した。鳩山氏は自民党総裁選で首相の選対本部長を3度にわたって務めた。首相に直接電話せず秘書官に電話した鳩山氏に、盟友の面影はなかった。

(副島隆彦注記。上記の文末の 一文「 首相に直接電話せず秘書官に電話した鳩山氏に、盟友の面影はなかった」 の一文は、秀逸である。この一行を書ける者が、新聞記者としての最高の腕前である。この一文を、しっかりと読める人間から上を、頭のいい人と言う。この一文が、読めない人間は、雑魚として生きて、死んでゆくしかない。副島隆彦注記終わり)

(副島隆彦注記。 鳩山邦夫は、これで、次の選挙で落ちなくて済んで、ニンマリしている。政治というのはそういうことです。以下は、茶番劇 だ。 副島隆彦注記終わり)

  ◇
「(日本郵政の西川社長には)大変大きな責任がある。一定の始末はご自分でつけていただきたい」鳩山氏が公の場で西川氏の進退に初めて言及したのは、5月8日の衆院予算委員会での答弁だった。

 その後、西川氏の後任探しにも動き、鳩山氏は5月27日には、鳩山氏と懇意な渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆から西室泰三東京証券取引所会長でめどがついたとの連絡を受け、西川氏の交代に自信を示した。

 鳩山氏のボルテージは6月に入って急激に上がっていく。6月3日夕。鳩山氏は渡辺氏と東京都内で極秘に会談した。関係者によると渡辺氏は「鳩山さん、あなたは英雄だ。西川は悪者だ」と激励。さらに「あなたを切って西川を残す。これがどういうことか。簡単に分かる話なのに、麻生(首相)も与謝野(馨財務・金融・経済財政担当相)も分かっていない」と語った。渡辺氏の一言一言が鳩山氏を鼓舞したのは間違いない。

 西川善文日本郵政社長辞任をターゲットに強硬路線をひた走った鳩山邦夫氏。だが強硬路線は両刃の剣で、「拳のおろし方次第では、次の選挙どころか政治生命が終わる」(自民党中堅議員)可能性もあった。

 鳩山氏は麻生太郎首相とのきずなを信じていたようだ。周辺に「総理はおれのこと分かってくれる。西川のクビは間違いないよ」と漏らす鳩山氏。自分の祖父の鳩山一郎元首相と麻生首相の祖父の吉田茂元首相は犬猿の仲だったが、自分たちの世代は「同志関係にある」との強い自負に支えられていた。

 麻生首相も郵政民営化に対する悔悟の気持ちは強い。05年8月、郵政民営化法案が否決されたことを受けた臨時閣議に際し、当時総務相だった首相は解散に難色を示し、辞表を胸にしのばせて閣議に臨んだ過去を持つ。しかし、自民党の菅義偉選対副委員長ら郵政民営化推進派から「西川続投」を求める声も日増しに強まっていた。首相は悩み続けた。

 6月5日夜、首相公邸で、極秘の麻生・鳩山会談が行われた。鳩山氏は「私は総理に出会えて、充実して、幸福で、幸せだった。とても感謝しています」と語った。さらに鳩山氏は首相に「大臣をやろうなんてもう思わない。何度も大臣やっているし、飽きた。議員辞めて南国のチョウの収集に行ったっていいんですよ。私はそういう扱いにくい男なんです」とも述べ、高級ブランデーXOを3杯空けた。

 今回の結末について、鳩山氏周辺は「罷免となれば首相が相当に傷つく。さすがにそこまではできなかったのではないか」と推測する。首相サイドにも、鳩山氏を罷免すれば自民党離党の口実を与え、「永遠の政界再編論者」と公言する鳩山氏が新党を結成するのではという危惧(きぐ)があり、罷免は避けたいとの事情があった。

 鳩山氏は今後、どう動くのか。

 「そう簡単に新党は作れるものではない」と同氏は周囲に語ってきた。同氏が離党などの行動に出たとしても、同調者をどれだけ確保できるかは不透明だ。ただ、自民党内からは「民主党の小沢一郎代表代行が鳩山氏を放っておくはずがない。鳩山氏の選挙区(衆院福岡6区)調整を含め、鳩山氏を取り込む動きが出てくるのではないか」と警戒する声が出ている。【坂口裕彦、石川貴教】

● 副島先生へ

アルルです。この件、私も調べてみましたが、やはり重要なのは西室泰三です。

西室は、日米財界人会議の議長だったことがあり、その時のカウンターパートが米側の会長はデリック・モーン・シティグループ副会長だそうです。

http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/988/

 ゴールドマンに対するシティの巻き返し狙いでしょう。ゆうちょと昔から優先接続してもらえたのは公社時代からシティだったわけです。(ゆうちょのATMではシティバンクのカードは使えた)

 ナベツネ自身、反竹中主義だったのですが、西室をあえて推薦するのは外部のネットワークの支援を求めて、ということもあると思います。しかし、ナベツネの背後にいるのは財務大臣の与謝野です。したがって、この闘争は、ナベツネ・与謝野(西室=シティ)VSゴールドマン・西川・竹中という構図になるのでしょう。

 どっちを取るかという「究極の選択」ですが、第三の選択肢として、民主党政権に少しはマシな政治を期待するしかない(官僚の封じ込め)と思います。 )


●「総務相、「西川会長打診」報道を否定 与謝野氏「順序違う」」

日経新聞  2009年6月19日

 佐藤勉総務相は19日午前の閣議後の記者会見で、総務相が日本郵政の西川善文社長に会長就任と引き換えに社長辞任を打診したとする一部報道について「まったくそんなことはない。私が圧力的に言うことはしない」と、否定した。

 与謝野馨(よさのかおる)財務・金融・経済財政相は「まず業務改善命令について日本郵政と総務省が話し合うのが第1段階。その前に人事の話が出てくることは正しい順序ではない」と語った。そのうえで「今週に入ってから、佐藤勉総務相と一対一でお目にかかったことはない」と述べ、人事問題について総務相と協議していないと強調した。

 総務相は19日午前の衆院総務委員会で「西川氏と総務相になって初めて会った。そんな不見識なことを最初から言う立場にはない。まったくそういう事実はない」と述べた。西川氏も「総務相が答えたとおりだ。人事などの話はなかった」と語った。民主党の川内博史氏への答弁。

● 「「民主政権なら郵政社長解任」 麻生・鳩山、第2回党首討論」

日経新聞 2009年6月18日

 国会は17日、麻生太郎首相(自民党総裁)と鳩山由紀夫民主党代表による党首討論を開いた。鳩山氏は日本郵政の西川善文社長の再任問題で総務相の鳩山邦夫氏が更迭された問題について「首相が判断できない、ぶれる、間違える。首相としての器が問われる」と対応を批判した。同時に「政権を獲得したときには西川氏にはお辞めになってもらう」と表明した。

 首相は「政府が100%株式を持っているとはいえ株式会社だ。政府の介入は最小限にすべきなのは当然で、人事介入は特に慎重であるべきだ」と主張。民主党政権で西川氏を解任させるという考え方に「世論をバックに介入するべきなのか。うかつにやるべき問題ではない」と反発した。

 鳩山氏は国連安全保障理事会決議に基づく北朝鮮の船舶検査などに関して「早く法案を出してほしい。白紙委任はできないが、できるだけ早く結論を出したい」と要請。首相も「船舶検査法だけをなおせばいいというものではなく、色々なものがかかわる」としつつ「与野党一致して早急な結論を得たい」と応じた。


● 「日本郵政の西川社長、続投に意欲 労組の大会であいさつ 」

日経新聞 2009年6月18日

 日本郵政の西川善文社長は17日、仙台市で開いた日本郵政グループ労働組合(JP労組)の全国大会であいさつし、「誇りをもって働けるグループとして発展できるよう、より良い民営化の推進に引き続き取り組んでいきたい」と述べ、続投の意欲を改めて示した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。この最後の記事で、西川が、「おまえたち労働組合を、しっかり私が守ってやる」と言っているでしょう。これが、経営者層(シビリス、シトワイヨン、シチズン)の側からの、従業員・貧乏大衆への現実政治 というものなのです。こういうことを分かりなさい。

副島隆彦拝
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 ●思い気持ちで書く掲示板
  http://soejima.to/




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