<記事転載>
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「エジプトでの民衆暴動、民衆革命の様子をネットで見てください。」
副島隆彦
副島隆彦です。
昨日、1月31日の 小沢一郎に対する、 検察審査会 という 奇怪な国家機関が選任した という 3人の 指定弁護士(うち二人はヤメ検、ひとりは、恐ろしい宗教団体のメンバー)の検事役 による 「強制起訴」などという 法学用語があるはずもないのに、そういう 言葉を使ってやる、政治弾圧が、行われました。
これで、最高裁の裁判官どもも、グルで、法務省の手先であり、一緒に 違法行為に手を故意に染めることした、汚染された、汚れた人間たちだ、ということがはっきりした。いいだろう。 自分たちが 公然と犯罪に手を染め、コンスピラシー(共謀共同正犯、きょうぼうきょうどうせいはん) という アメリカ型の刑事判例法が作った 犯罪に 加担するという意思を固めて、実行行為(ターツベシュタント、ドイツ語)を行ったのだから。 これからは、日本国民が反撃する。おまえたち、法務・司法官僚どもを、日本民衆が逮捕して、正しく裁判にかけることになるだろう。 この件は、私、副島隆彦があとでまた書きます。
以下の 目下の、 1月25日(火)から起きた、すばらしいエジプト革命、民衆蜂起の 映像を、 「中東アルジャジーラ放送局」の ネットで、見てください。
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/01/20111311965695371.html
アルジャジーラは、中東全体の アラブ人たちの 共通の放送局です。
私、副島隆彦が、日本のテレビ局は、故意に、目下のエジプト民衆革命の映像を、ほとんどニューズ報道しない。 NHKもBS1 でさえ、各国報道をほとんど削ってしまって、流さない。 今の、もう一週間続く、エジプト民衆の 激しい街頭抗議行動の ものすいご様子を、私は、昨晩は、ずっとこのアルジャジーラの ネットで、映像(ユーチューブとかもある)で見ていた。すばらしい。私たち日本国民も、やがて、エジプト民衆のあとに、続きましょう。
(転載貼り付けはじめ)
「 エジプト野党、ゼネストと100万人デモ行進呼びかけ」
2011年1月31日21時 朝日新聞
【カイロ=石合力、ワシントン=望月洋嗣】 ムバラク大統領の退陣を求める民衆デモが続くエジプトで31日、野党勢力は全土での無期限ゼネストと、2月1日に100万人規模のデモ行進を呼びかけた。米ホワイトハウスは30日、オバマ大統領が「エジプト国民の願望に応じる新政府への秩序ある移行」を支持すると発表、ムバラク氏に退陣を促した。同氏は瀬戸際に追い詰められたといえ、エジプト情勢は重大局面に入った。
オバマ政権は「ムバラク後」の動きが不透明なため、特定の野党勢力への支持は避けているが、「政権移行」への支持表明は、ムバラク政権を支えてきた米国の対エジプト政策の転換を意味する。
インターネットを通じてデモを呼びかけた市民グループや最大野党勢力ムスリム同胞団は30日、朝日新聞の取材に対し、民主化指導者でノーベル平和賞受賞者のエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長を軸に野党勢力の結集に乗り出していることを明らかにした。
ムバラク氏退陣後を視野に暫定政権樹立を探る動きとみられる。大規模デモは1日正午、カイロの複数の貧困地区から出発。抗議活動の中心になっているタハリール広場に結集する。
25日に始まったデモは7日目の31日も続き、タハリール広場では同日午後、10万人以上が集まった。カイロ市内では、一部商店が営業を再開したものの、銀行や株式市場は営業を停止したままで、事実上のゼネスト状態になっている。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 エジプトでは、今のアメリカべったりの30年続いた、ムバラク政権の 腐敗政治が終わって、これから、エルバラダイ(前のIAEA委員長。「イラクには、核兵器の開発の証拠はなかった」と真実を言って、アメリカたちと対立して、ノーベル賞をもらった立派な人) が指導する国になるでしょう。 日本も、偉大なる小沢一郎が首相になって、指導する国に早くならなければいけない。
エジプトは、アラブ世界に、最高の知識人たちがいるところで、エジプトこそは現代イスラム思想がもっとも高度に到達している国だ。 ここから、本当のアラブ・イスラム世界の 自立と繁栄が始まる。 南米諸国や・・・・との世界的な連帯、連携、が生まれ、アメリカ帝国の衰退、崩壊へと 世界歴史に裏打ちされた、大きな包囲網を敷かれる。
このアルジャジーラのネット映像の ものすいご数のエジプト民衆の勇敢な戦いのを飽かず見てください。
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/01/20111311965695371.html
副島隆彦拝
<転載終わり>
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相変わらず副島氏の言葉は戦闘的ですね(笑)。自分でアジテータだというのも理解できます。
エジプトは昨日も20万人のデモがあり、報道機関の人が亡くなったそうです。大統領を支持するグループというのが出てきて、民主化を求める人々と対立しているようです。
大統領を支持するグループの背後にはCIAの策動があるようにも思えます。それよりモサドの可能性のほうが高いかも知れません。
今回のエジプトの民主化デモは、イスラエルにとって国家の存亡をかけた大問題だと思います。日本にいるとエジプトとイスラエルの関係は実感が沸かないのが普通ですが、現地に行ってみると「なるほど」、と分かります。
2000年に入ってすぐにイスラエルに仕事で行ったことがあります。1月30日から2月8日くらいまで行ってましたので、丁度11年前の今日2月5日はエイラットというリゾート地で会議をやってました。以前いた会社はヘッドクオータがイスラエルだったので、キックオフミーティングをイスラエルでやることになりました。
テルアビブから飛行機で45分乗り、エイラットという紅海の北側の付け根の町に到着しました。初日は船上パーティで始まりました。エイラットからリゾート船に乗り込むと、すぐにビールやカクテルが出てきました。パーティには慣れていない私たち日本人は、船の隅に数人で陣取り、グリルされた魚やサラダなどを食べながら、それなりに楽しんでました。
相変わらず外人の輪に入れない日本人グループです(笑)。タイの仲間たちは英語が堪能なため、欧米の国々の仲間たちと楽しそうに会話を楽しんでました。
エイラットの町は海に面しているのですが、海に向かって左側にはヨルダンの町がすぐそばに見えます。機関銃を装備した割と小さな船が見えます。どうも銃口は私たちの泊まっているリゾートホテルの方に向けられていました。日本では考えられない光景です。(共産党員なら軍国主義反対!と叫ぶのだろうかなどど、つまらないことを考えていました 笑)
そして、右手の方にはエジプトが見えます。夜になるとエジプト側の、松明のようなまばゆくキレイな光を見ることができます。イスラエルのホテルのベランダから、ヨルダンとエジプトが見えるということは、余程国が接近していると改めて思いました。
更に船が進んでいくと、ヨルダンの向こう側にサウジアラビアが見えて来ました。油田には燃えている炎がいくつも見えました。あそこで石油を掘っているのか、などと感心しながら景色を見ていました。イスラエルから船で30分も行くと、サウジアラビアが肉眼で見えるのですから、とんでもないところに来てしまったな、とちょっとだけ不安な気持ちがよぎりました。それにしても、中東というのはずいぶん国が接近しているな、と感じていました。島国の日本からは到底想像することのできない位置関係です。
つまりイスラエルとエジプトは隣同士だということです。そのエジプトは30年間に亘り親米政権が続いてきたので、イスラエルとしても今までは安心できていましたが、その親米・親イスラエル政権であったムバラク政権が今にも崩壊しそうなのですからイスラエルとしたら、生きた心地がしないのではないでしょうか。
エジプトのデモは、サウジアラビヤにも飛び火する可能性もあります。サウジアラビヤにも反イスラエル政権ができればイスラエルとしては完全に孤立してしまうと思います。
そういう意味でも、エジプトのデモの行方が気になるところです。今後はどのような展開になって行くのでしょうか。
●重たい気持ちで書く掲示板
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
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「エジプトでの民衆暴動、民衆革命の様子をネットで見てください。」
副島隆彦
副島隆彦です。
昨日、1月31日の 小沢一郎に対する、 検察審査会 という 奇怪な国家機関が選任した という 3人の 指定弁護士(うち二人はヤメ検、ひとりは、恐ろしい宗教団体のメンバー)の検事役 による 「強制起訴」などという 法学用語があるはずもないのに、そういう 言葉を使ってやる、政治弾圧が、行われました。
これで、最高裁の裁判官どもも、グルで、法務省の手先であり、一緒に 違法行為に手を故意に染めることした、汚染された、汚れた人間たちだ、ということがはっきりした。いいだろう。 自分たちが 公然と犯罪に手を染め、コンスピラシー(共謀共同正犯、きょうぼうきょうどうせいはん) という アメリカ型の刑事判例法が作った 犯罪に 加担するという意思を固めて、実行行為(ターツベシュタント、ドイツ語)を行ったのだから。 これからは、日本国民が反撃する。おまえたち、法務・司法官僚どもを、日本民衆が逮捕して、正しく裁判にかけることになるだろう。 この件は、私、副島隆彦があとでまた書きます。
以下の 目下の、 1月25日(火)から起きた、すばらしいエジプト革命、民衆蜂起の 映像を、 「中東アルジャジーラ放送局」の ネットで、見てください。
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/01/20111311965695371.html
アルジャジーラは、中東全体の アラブ人たちの 共通の放送局です。
私、副島隆彦が、日本のテレビ局は、故意に、目下のエジプト民衆革命の映像を、ほとんどニューズ報道しない。 NHKもBS1 でさえ、各国報道をほとんど削ってしまって、流さない。 今の、もう一週間続く、エジプト民衆の 激しい街頭抗議行動の ものすいご様子を、私は、昨晩は、ずっとこのアルジャジーラの ネットで、映像(ユーチューブとかもある)で見ていた。すばらしい。私たち日本国民も、やがて、エジプト民衆のあとに、続きましょう。
(転載貼り付けはじめ)
「 エジプト野党、ゼネストと100万人デモ行進呼びかけ」
2011年1月31日21時 朝日新聞
【カイロ=石合力、ワシントン=望月洋嗣】 ムバラク大統領の退陣を求める民衆デモが続くエジプトで31日、野党勢力は全土での無期限ゼネストと、2月1日に100万人規模のデモ行進を呼びかけた。米ホワイトハウスは30日、オバマ大統領が「エジプト国民の願望に応じる新政府への秩序ある移行」を支持すると発表、ムバラク氏に退陣を促した。同氏は瀬戸際に追い詰められたといえ、エジプト情勢は重大局面に入った。
オバマ政権は「ムバラク後」の動きが不透明なため、特定の野党勢力への支持は避けているが、「政権移行」への支持表明は、ムバラク政権を支えてきた米国の対エジプト政策の転換を意味する。
インターネットを通じてデモを呼びかけた市民グループや最大野党勢力ムスリム同胞団は30日、朝日新聞の取材に対し、民主化指導者でノーベル平和賞受賞者のエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長を軸に野党勢力の結集に乗り出していることを明らかにした。
ムバラク氏退陣後を視野に暫定政権樹立を探る動きとみられる。大規模デモは1日正午、カイロの複数の貧困地区から出発。抗議活動の中心になっているタハリール広場に結集する。
25日に始まったデモは7日目の31日も続き、タハリール広場では同日午後、10万人以上が集まった。カイロ市内では、一部商店が営業を再開したものの、銀行や株式市場は営業を停止したままで、事実上のゼネスト状態になっている。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 エジプトでは、今のアメリカべったりの30年続いた、ムバラク政権の 腐敗政治が終わって、これから、エルバラダイ(前のIAEA委員長。「イラクには、核兵器の開発の証拠はなかった」と真実を言って、アメリカたちと対立して、ノーベル賞をもらった立派な人) が指導する国になるでしょう。 日本も、偉大なる小沢一郎が首相になって、指導する国に早くならなければいけない。
エジプトは、アラブ世界に、最高の知識人たちがいるところで、エジプトこそは現代イスラム思想がもっとも高度に到達している国だ。 ここから、本当のアラブ・イスラム世界の 自立と繁栄が始まる。 南米諸国や・・・・との世界的な連帯、連携、が生まれ、アメリカ帝国の衰退、崩壊へと 世界歴史に裏打ちされた、大きな包囲網を敷かれる。
このアルジャジーラのネット映像の ものすいご数のエジプト民衆の勇敢な戦いのを飽かず見てください。
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/01/20111311965695371.html
副島隆彦拝
<転載終わり>
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相変わらず副島氏の言葉は戦闘的ですね(笑)。自分でアジテータだというのも理解できます。
エジプトは昨日も20万人のデモがあり、報道機関の人が亡くなったそうです。大統領を支持するグループというのが出てきて、民主化を求める人々と対立しているようです。
大統領を支持するグループの背後にはCIAの策動があるようにも思えます。それよりモサドの可能性のほうが高いかも知れません。
今回のエジプトの民主化デモは、イスラエルにとって国家の存亡をかけた大問題だと思います。日本にいるとエジプトとイスラエルの関係は実感が沸かないのが普通ですが、現地に行ってみると「なるほど」、と分かります。
2000年に入ってすぐにイスラエルに仕事で行ったことがあります。1月30日から2月8日くらいまで行ってましたので、丁度11年前の今日2月5日はエイラットというリゾート地で会議をやってました。以前いた会社はヘッドクオータがイスラエルだったので、キックオフミーティングをイスラエルでやることになりました。
テルアビブから飛行機で45分乗り、エイラットという紅海の北側の付け根の町に到着しました。初日は船上パーティで始まりました。エイラットからリゾート船に乗り込むと、すぐにビールやカクテルが出てきました。パーティには慣れていない私たち日本人は、船の隅に数人で陣取り、グリルされた魚やサラダなどを食べながら、それなりに楽しんでました。
相変わらず外人の輪に入れない日本人グループです(笑)。タイの仲間たちは英語が堪能なため、欧米の国々の仲間たちと楽しそうに会話を楽しんでました。
エイラットの町は海に面しているのですが、海に向かって左側にはヨルダンの町がすぐそばに見えます。機関銃を装備した割と小さな船が見えます。どうも銃口は私たちの泊まっているリゾートホテルの方に向けられていました。日本では考えられない光景です。(共産党員なら軍国主義反対!と叫ぶのだろうかなどど、つまらないことを考えていました 笑)
そして、右手の方にはエジプトが見えます。夜になるとエジプト側の、松明のようなまばゆくキレイな光を見ることができます。イスラエルのホテルのベランダから、ヨルダンとエジプトが見えるということは、余程国が接近していると改めて思いました。
更に船が進んでいくと、ヨルダンの向こう側にサウジアラビアが見えて来ました。油田には燃えている炎がいくつも見えました。あそこで石油を掘っているのか、などと感心しながら景色を見ていました。イスラエルから船で30分も行くと、サウジアラビアが肉眼で見えるのですから、とんでもないところに来てしまったな、とちょっとだけ不安な気持ちがよぎりました。それにしても、中東というのはずいぶん国が接近しているな、と感じていました。島国の日本からは到底想像することのできない位置関係です。
つまりイスラエルとエジプトは隣同士だということです。そのエジプトは30年間に亘り親米政権が続いてきたので、イスラエルとしても今までは安心できていましたが、その親米・親イスラエル政権であったムバラク政権が今にも崩壊しそうなのですからイスラエルとしたら、生きた心地がしないのではないでしょうか。
エジプトのデモは、サウジアラビヤにも飛び火する可能性もあります。サウジアラビヤにも反イスラエル政権ができればイスラエルとしては完全に孤立してしまうと思います。
そういう意味でも、エジプトのデモの行方が気になるところです。今後はどのような展開になって行くのでしょうか。
●重たい気持ちで書く掲示板
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/