ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

風立ちぬ、雑想ノート

2013-08-01 | 雑念
念願の「風立ちぬ」を観た。

暑い夏の日。
鹿児島は入道雲が桜島にかかり、
噴火か雲か分からない。

天文館に新しく出来た映画館があるので、わざわざやってきた。
新しい映画館で映画を観るに限るから。

まだまだ上映期間のはじめだから、2つのスクリーンで交互に上映している。

10:10から始まる。
間に合わねぇ。
あまり調べずに来たもんでギリギリの微妙な感じ。

自動販売機でタッチパネルを触ると、どうやら3分ほど上映時間を過ぎた10:10の回の券も売っていた。

忙しく購入し、レジに行き駐車券にスタンプを押してもらう。そしてトイレに行って万全を期す。

そして会場入り。
まだ他の映画のプロモーションが流れており、会場の照明も明るかった。

間に合った。

と一息つくとすぐにあの青い画面にトトロが出て来て、スタジオジブリ。

まずは秋公開の「かぐや姫の物語」のプロモ。そしてすぐに本編。

予備知識ゼロ。
テレビCM位の先入観での鑑賞になる。

一言で表すなら…

「静かな映画」だった。

面白いという言葉はふさわしくない。
エンターテイメント性はほぼ無いに等しい。よく観れば随所に遊びが散りばめられてはいるのだろうが、淡々と進む話について行く。

キスシーン。
宮崎駿作品で初じゃない?
いわゆる大人の映画だと思った。

トトロやラピュタを求めて観に来た「ガキども」には決して理解出来ない。素直に大人の映画なのだと。

そして恋愛をして、
本当に人を愛することとか、
仕事と自分のこととか、
死と自分とか、
家族とか、

そういった実体験が多くあって、
悩んだり苦しんだ経験の多さで、
この作品の価値が高まっていく様な、そんな作品だと思う。

遠足気分でポップコーン片手に、ガキが浮かれて観るもんじゃない。
そして大人でも何も考えずに「ジブリだから」「宮崎駿だから」という理由で映画館に来た浅はかなある意味本当のガキは楽しめる筈が無い。

だって考えることが出来ない奴らなんだから。

そしてまた、携帯のメール着信音が響いた。静かな映画だから目立つ!
そんなバカがまだこの世に存在したのかとガッカリする。

あれだけ上映前の注意事項で「携帯の電源をお切りください」の映像がしつこいくらいにながれても、なおっ!

何を観ているのだ!と。
そんな注意力散漫で「風立ちぬ」の意味なぞ分かる筈も無い。

ストーリーを舐めるだけの舐めた野郎なわけだ。

そんな映画館に来たら必ずキレる性質を持つ私としてはまだマシな方であった本日の鹿児島映画デーだった。

エンドロールも比較的大人が多かったのと、ユーミンの曲はココしかかからねぇから最後まで聴こうと客がとどまっていた。

と言うわけで後でジワジワ来そうだが、大人になった私にとってのジブリ作品として合格点をあげよう!
(何様やねん!)

m(_ _)m


「真夏のLINEトーク2013 ~男だらけのおしゃべり会~(仮)」 実施報告

2013-08-01 | 雑念
「真夏のLINEトーク2013 ~男だらけのおしゃべり会~(仮)」

思いつきでLINEの使用感を体験するイベントを実施。今の若者たちの無邪気なツールをまずは使っておこうと開催した。

21:00に始まったLINE祭り。
あっという間に3時間半。
深夜0:30を軽く超えていた。

ほぼ2人だけのトークになっていたが、所々入り乱れると面白さが倍増した。
特にクイズ形式にしたらドキドキ感が増して答えを当てると達成感も味わえた。

顔の表情が見えない分、恐る恐るタイミングを図りながら発言する。
その行為は不思議と燃える。

知り合い同士は表情を想像しながら、はじめまして同士は純粋に人の心を覗こうとする。

今夜の3時間半には危険なセキュリティ問題や人間関係の崩壊に向かうような要因は見当たらなかった。

もう目が離せない!という拘束感と返事を返さなきゃ!という強迫観念さえガス抜きしてあげれば「いじめ」や「集団リンチ」的なキッカケまで発展する事はなさそうな気がする。

ただネットの闇の部分もある。
今夜だけの実験で全てが分かる筈もない。是非とも第2弾を企画して、LINE使いとしてコナレた頃にどのようなしんじょうになるのかを体験しなければいけない。

只今のLINEへの気持ちは「楽しさ:危険度=90:10」であろう。

よ、夜更かししたぁー