ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

フェリーの沈没

2014-04-17 | 雑念
韓国のフェリー沈没のニュース

怖いのは
「部屋に留まって動かないように」という旨の緊急放送だ!

万が一でも事故は起こる。
だから訓練をするのだと思う。

しかし今回の沈没の原因はさて置き、
沈没の緊急事態の訓練は行われていたのだろうか?

アナウンスとして
「動かず」は正しい指示だったのだろうか?

確かにパニックになることは避けなければならない。しかし何か座礁した瞬間に「ゆっくり甲板に集合してください」とアナウンスすることはできたのではないか?

異変から2時間以上の猶予はあったとのことだ。

そして修学旅行の生徒が多いことから、放送や先生たちの指示に従う可能性が高いはずだ。

つまり放送や指示が的確であれば、
速やかな避難は出来ている。
そうするともう少し多くの乗客が救助されていたのではないかと思う。

そしてもっと怖いのは、
日本語での、もしくは英語での緊急放送ってあったのかな?ってこと。

外国語の放送はなかったのではないかと推察する。自国の放送でもパニックになっている状況で、国際的な放送が出来ているとは思えない。

日本でも今後、東京オリンピックに伴って多くの外国人が日本にやってくる。

そんな時、プラス面ばかりの「おもてなし」だけではなく、リスクマネジメントとしての「おもてなし」を考えておくべきだろう。

今はとにかく一刻も早い救助活動で、多くの行方不明者が救出されることを祈る。