山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

余韻と夢の山菜蕎麦

2022年12月10日 | 山菜料理

 塩漬けを戻していたワラビが3日目になりました。

       ふっくらと戻りました

       この太さ分かるかな?

 あるブロ友さんから「チンアナゴみたい」と言われたことがあるんだけど、そんなたとえが似合うような太くて上質ワラビです。

 ただ、多分太すぎるせいだと思うんだけど、アク抜きに時間がかかります。採ってきたばかりの時でも、今回のように塩漬けした後でも、かなり時間をかける必要があるみたいです。それで、水を取り換えながら3日目になりました。それでは始めます。

   ≪山菜キノコ蕎麦≫

 下ごしらえは、ここまでで、ほぼ終わっています。

 調理の部

 ・ワラビは200g程を長さ5㎝ぐらいに切りました

       こんな感じ(3日目なのでかなり柔らかい)

 ・鶏もも肉200gを薄切りにしました

 ・ナメコは300g(大小様々です)

 ※山菜キノコの味を楽しみたいので、ネギのような香味野菜は使いません。

 ・汁は、湯1.2ℓに、出汁醤油(2倍)350ml、みりん50mlと顆粒出汁小さじ1

 ・まず、鶏もも肉を茹でてアクをすくっておきます

 ・ナメコは早くに加えましたが、ワラビは溶けそうだったので、最後のひと煮立ちまで待機

 ・大鍋で麺を茹で始めたら、頃合いを見て麺つゆにワラビを入れて沸かします

 ・蕎麦の場合、茹で上がったら冷水で締めて、さらに熱湯をくぐして盛り付けます

 ・麺の上から具材と麺つゆをかけて

       はい、出来上がり!

 アツアツを戴きましょう!

 ああ~、やっぱり旨い!

 キノコ山とワラビ山の風景が蘇ってくるぜ。

 『行く年来る年』じゃないけど、去りゆく秋の余韻と、来たる春への夢を味わうのが冬という季節なんだね。そんな感慨を胸に、蕎麦を食べきりました。

 そして、もちろん、

       また余った

 次も楽しませてもらいますよ。

 今度は、どんなお蕎麦にしようかな。



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2 コメント

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手間をかければこそですが (holidaymatagi)
2022-12-10 21:21:35
 ゆりさん、こんばんは。
 コメントありがとうございます。
 おっしゃるように、ワラビもナメコも、普通には手に入らない品質だと思います。ただ、これを美味しく戴くには、かなりの手間がかかるんですね。
 山で体力づくりをして、台所で忍耐力を鍛えている感じでしょうか。ついでに、頭も少し使ってるか。
 やっぱり、老化防止に良いですね、山菜料理は。
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山菜蕎麦 (ゆり)
2022-12-10 10:27:23
こんにちは。

>キノコ山とワラビ山の風景が蘇ってくるぜ

もう最高な気分が伝わってきます。
そして、来春にも想いを馳せられますよね♪

お店では絶対食べられないお味。
私はスーパー購入のものでしかできませんが、
マタギさんは!正真正銘お山の味ですもの。
お元気になられるわけですね。
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