山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

間に合った!タケノコ御膳

2023年05月07日 | 山菜料理

 「昨日、見て歩いたんだけど、全然出ていねっけず。」

 同僚のI氏によるタケノコ情報だ。

 確かに、雨は降ったけれども、気温が上がらなかったからなあ。それに、『裏年』ということも影響しているんだろうな。そう思いながらも、本日の昼休みにも竹林に入ってみた。

 I氏が言うように、これまでのポイントには、全く出ていない。林の北側に移動してみる。間もなくすると、足の裏に違和感を覚えた。周辺の木の葉を除けてみると、

       ありましたよ!

 どうも、発生場所が移動したようですね。これまで発生のなかった北側の藪に重点を移して探り始める。

 この辺は、土が柔らかいせいか、いろいろな野草が繁茂していて、地表が全く見えない。だとすると、タケノコを見つける方法は、地面に這いつくばって地表の変化を見るか、足の裏で地表の変化を感じ取るかのいずれかになります。 さすがにネクタイにスラックスの服装で地面にへばりつくわけにはいかないので、『足裏法』しかないでしょうね。

 これが、面白いんだなあ。 

 四方の地面を軽く踏みながら感触を確かめていくと、時々何か固いものに触れたのが分かる。それが木の根だったり松ぼっくりだったりするんだけど、そうでないときもあるんですね。手で藪を探ってみると、ちょっとだけ頭を出したタケノコが見えます。その周りを掘って、スコップを刺し、グキッとひっくり返します。地下に隠れていたタケノコが顔を出します。

 今回は、土の柔らかい藪が多かったものだから、隠れていたタケノコも大きいものが多かったですね。

       本日の収穫物

 職場の皆さんに配るには少なすぎるし、明日、息子が帰省するらしいので、持ち帰ることにしました。

 これを、

 

       下ごしらえして

       刻んでいきます

 手前がタケノコご飯と、タケノコ汁用です。

       今回の具材

 前回の料理方法で十分美味しかったんですが、今回は、彩りにニンジンを加えることにしました。

 そんでですね、これでマタギの役割は果たしたかと思ったんですけど、妻がちょっと疲れているようなので、おかずも作ります。

 ・残った鶏もも肉150g(解凍中)を薄切りにして、片栗粉をまぶし

       馴染んだら

 熱湯で湯がきます。軽く塩コショウして、

 ・千切りキャベツの上に乗せてトマトを添えたら出来上がり

       さあ、ご飯も出来上がりましたよ

       本日の食卓になります

 帰省した息子も、おかわりをしながら喜んで食べておりました。

 まずは、お帰りなさい。

 そして、職場の竹林の神様、ありがとうございました。

 おかげ様で、素敵な食卓になりました。

 なんとか間に合った本日の食卓でした。



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