本日は、山で遊びます!
なんてったって、ボランティアが予定されていたイベントの中止。そのために、マタギとしては、ポッカリと1日空いてしまったんです。
今回は、東北地方全域レベルの大会。コロナ禍とは言え、この手の大会運営マニュアルも大分整備されてきたんです。だけど、ここにきて、この緊急事態宣言。さすがに、実施は諦めるとのこと。
誰も文句は言えません。でも、可哀想なのは、この日に向けて努力を積み重ねてきたアスリート達。どこかで報われるときが来ればいいんだけど、先が見通せない不安は、拭い去れない。その辺が、すごく歯がゆい。
・・・なんだか偉そうなことを言っておきながら、変更された予定の行き先は、やっぱり『山』。季節は待ってくれないからね。行けると分かったら行きます。
A氏と予定を摺り合わせて、本日は、2つの流域を歩いてみることにした。それでは、行ってきます。
第1ラウンド、S川
昨日の降雨も何のその 綺麗な渓水
そして、美しい空
キクラゲは出始めがちょっと まだまだです
トビタケ発芽の気配は、本日も全くなし。このまま終わってしまうのだろうか。これって、史上初の出来事なんですけど・・・。そうならないことを祈るのみです。
続いて、
第2ラウンド、K川
渓底まで朝日が届く時間
透き通る空気と まっすぐな日差し 眩しい
ここでのターゲット
『欲タガリ』は、プラスαを求めてやってきました。ミズコブです。前回の収穫量が少なすぎて、2日で食べ切ってしまった。今回は、景色を眺めて彷徨いながら、1週間分戴いて帰ることにしました。
あっという間に予定量に到達。もう、十分満足できました。
残りの時間は、景色を愛でながら歩きます。
ツリフネソウが咲き始めました
ここで、A氏が叫ぶ。
「なんだ?これは!」
新発見のキノコの群生
分からん!
随分長いことキノコ採りをやって来たんだけど、知らないキノコだ。でも、旨そう。しかも、育ち盛りの個体がいっぱい生えている。
「もらうベ!」
A氏も直感的に「食べられそう」と感じたのではないだろうか。一緒になって採り始める。それなりの収穫になったので車に戻る。
なんだかドキドキしてきましたよ。これはですね、海川で、見たこともない魚を釣り上げたとき。山で、今まで採ったことのない山菜に出会ったときに感じるあれです。
そう、未知との遭遇!!
今よりもっと若くて経験不足だった頃には、この感覚が沢山味わえたんです。でも、これだけ長いこと海山遊びをやっていると、こういう感覚に浸れることは滅多になくなってしまっていました。懐かしい胸の高鳴りです。
そうして、帰りの車の中で作戦会議を行う。会議の結論は、以下の通り。
・持ち帰ったキノコは、帰宅後、各自がもてる資料を駆使して鑑定してみる。
・二人で決めた時刻になったら連絡を取り合い、鑑定結果を報告し合う。
・それぞれの結果をもとに判断を下し、その結果に基づいた対応をする。
わあ、ますますワクワクしてきましたよ。
どんな結果になるのか、すごく楽しみです!
To be continued!
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