島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

9/26 世界ジオパーク再認定審査

2022-09-28 13:41:38 | ジオパーク
22.9.28(水) 天気;曇り後晴れ 気温;18.5℃
 朝から真っ黒な雲がかかり暗かったのですが、天気は回復してきました。

 一昨日、午後に行われた「世界ジオパーク再認定審査」の報告です。
 月曜夕方のローカルニュースで少し取り上げてもらえました。主に『定点』での審査風景ばかりで、うちは一瞬でも写っていませんでしたが。w
 今回はマレーシアとインドネシアからお二人の審査員が来日しております。
 事前にジオパーク事務局の方と打ち合わせして、センターの位置関係と役割、そしてジオパークとの関わりについて話すことになっていました。
 が! 当日の朝気づきました。「あれ? 打ち合わせはしたけど、リハーサルやってないな・・・。」 急に不安になってきました。
 とはいえ、通算13年の勤続歴は伊達じゃあありません。 これまでも色んな団体や首長さんを案内してきたのです、お二人の審査員さんくらいじゃあ動じません。(ふんっ!) と言いつつ、間違ってはいけないのでカンペを用意しました。^^;
 ひととおり話すべきことを話して、最後に10月のジオツアー「千々石断層を歩こう!」の告知を入れたら、どういうわけか断層の話に興味を持たれたらしく質問責め! (内心「あ、あれ?そこ食いつく?」「(欲を出して)いらんこと言わんなら良かった」と後悔しました。)
 その後、しばらく館内を見て回って次のジオサイトへ行かれました。
 今回の審査はコロナ禍ということもあり、同行するスタッフは限られていたのですが、久しぶりにお会いする方が何名かおられ、懐かしかったです。
 今日は仁田峠や雲仙地獄を見て回り、明日の午前中に総括されて帰られるようです。 結果は、審査員の方々が報告書をジオパークの諮問機関に提出してからになるので、しばらく後になります。
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9/26 ジオパーク再認定審査

2022-09-04 14:07:04 | ジオパーク
22.9.4(日) 天気;晴れ 気温;28℃
 暑さが帰ってきました。本当に台風が近づいてきているのか? 嵐の前の静けさか?

 今月の26日(月)、ジオパークの再認定審査のため審査員が当センターに来館することが決まりました。 今、その時の案内のために昔の原稿を探して、新しい原稿を書いている所です。
 私が案内したのは2009年8月15日、最初の認定審査の時になります。 表紙の写真は当時のものですが、説明しているのは当時の自然保護官です。(私ではありません。w)
 当時、私はセンターの意義と「植生復元」について説明しています。 今回はセンターの位置関係と事務局からの依頼もあってジオパークとの関連について説明することになっています。 事務局としては他施設(他機関)との連携をアピールしたいみたいです。
 おおよそ13年ぶりですか、懐かしいなー。 あの頃とはだいぶ人も変わったなー。 この頃関わっていた人で今も残っている人ってほとんどいないもんなー(私を含め数名)。 継続性・連続性というのも今後ジオパークを維持していく上で重要な課題になっていきそうな気がします。

 ちなみに2009年8月15日も表紙と同じ写真を掲載しています。
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ジオ空教室に参加してきました。

2021-10-24 11:37:01 | ジオパーク
21.10.24(日) 天気;曇り 気温;12℃
 昨日、第50回ジオ空教室「島原半島に残る松倉重政の業績(その2)」に参加してきました。
 場所は口之津町です。雲仙でジャージの上にフリースとアウターの2枚重ね着して行ったのですが、さすが平地、さすが南、暑くて上2枚は脱ぎました。
 ジオガイドの森氏の案内で口之津町内を回りました。
 実は昔、いとこが口之津町に住んでいたので、子供の頃から口之津町は馴染みのある場所でした。この仕事に就いてからも興味があって足繁く通っていたのですが、今回の場所・ルートは知らなかった〜。
 表紙の画像に写っている「八雲神社」も初めて行った場所でした。内容はまだ噛み砕いて理解していないのでここでは割愛しますが、歴史の新しい切り口で新鮮な視点を持って聞くことができました。
 惜しむらくは今回の開催が「その2」で、その1から聞きたかった〜。昨日はたまたま休みが入っていたので参加できましたが、次回以降厳しいだろうな〜。
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島原半島ジオパークの10周年記念シンポジウム

2018-11-10 15:14:18 | ジオパーク
もうちょっとタイトルを正確に言うと、「島原半島世界ジオパークが日本ジオパークの認定を受けて10周年の記念シンポジウム」です。
本日の午前中に行われた中田先生とJGN事務局長 齋藤氏の基調講演を聞いてきました。
中田先生は『島原半島ジオパークの「これまでとこれから」』、齋藤氏は「ジオパークの上手な使い方」と題した講演を行って下さいました。
なかなか聞くことの出来ないジオパークの裏側の話を聞けた気がします。w
シンポジウムは明日のジオツアーまでありますが、申し込みはすでに締め切られています。
基調講演後、お隣のがまだすドームさんで催されている“ジオまるしぇ”にも顔を出してみました。

お昼時とあってたくさんの人が集まっていました。
シンポジウムに参加した人たちもこちらで昼食です。
私は午後からは事務所勤務になっていたので、事務所で留守番をしている人にお土産を買って帰りました。
帰り間際、駐車場に向っていると、シンポジウムの会場からジオまるしぇの会場に向う、ジーオ君とジーナちゃんに遭遇。
平成新山を背景に写真を撮らせてもらったのですが・・・。

あら、ジーナちゃんがジーオ君に丸かぶり。w

ジーオ君だけ、もう一枚!
ジオまるしぇは、明日もがまだすドームを会場に開かれますので、お時間のある方は是非訪れる事をオススメします。
雲仙からも荒木精肉店の雲仙ハヤシライスや青年会がカレーライスを出店しています!
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伊王島の鬼の洗濯岩

2018-10-01 12:54:55 | ジオパーク
台風24号の接近で、昨日は急遽臨時休業となりました。
おかげで雲仙では大きな被害の報告はされていませんが、皆様のお近くではどうだったでしょうか。
さて、伊王島の探検はまだ続きます。
レンタサイクルを借りて島一周することにしました。
伊王島の最初の写真に伊王島大橋の写真を掲載していますが、レンタサイクルで島一周している時に撮影したものです。
そこから島まわりを周回していると、出て来たのが表紙写真の「畔の岩這(あぜのいわばえ)」です。
『紫赤色頁岩層をまじえた砂岩、頁岩、礫岩の互層からなる地質で、波による浸食によって、宮崎県の青島にある鬼の洗濯岩のような光景が伊王島でも見ることができます。』(伊王島の紹介ページより)
以前、宮崎県の青島に行って本物を見た事があります。
もうちょっと潮が引けば鬼の洗濯岩らしく見えそうです。
まあ本物には及びませんが、まあまあ「なるほど」と言った所ですかね。(何目線?)
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島原半島観光情報アプリ

2017-09-08 13:48:44 | ジオパーク
新しい情報が何もなし、が何日も続いては申し訳ないので、久しぶりに龍石海岸に寄ってみた。
所用で出掛けた先でジオツアーらしい学生の集団を見かけたからだ。
表紙写真の反対側は落石で立ち入り危険になっている。

大小の石が入り交じった堆積岩を見ると、土石流堆積物であることが分かる。
龍石らしい岩石だ。w
さて、特に新しい発見があるわけでもなく、帰ろうとしたところジオパークの看板の裏に妙な機械を発見した。

この看板の裏側。

調べてみると、島原半島観光情報のアプリ端末らしい。
おそらくスマホにアプリをダウンロードし、この看板に近づくと龍石海岸の情報が自動的に見られるようになっているのだろう。
しかし残念ながら私はガラケー所持者だ。w
情報を見ようにも見られる端末を持っていない。
こうして年配者は世間の情報から隔離されて行くのだろうと実感した。(笑)
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高千穂峡-番外編①柱状節理

2016-12-18 16:14:55 | ジオパーク
高千穂峡の景観は素晴らしいが、ジオに関わった者として、どうしてもこの景観を生み出している“柱状節理”に目がいってしまう。
長崎県や熊本県にも柱状節理を観察できる場所はあるのだが、高千穂峡の柱状節理は目の前にあるのが素晴らしい!w
柱状節理を簡単に説明すると、「マグマが急速に冷却される際にできる、岩体が柱状になった節理です。六角柱状のものが多いですが、五角や四角の柱状のものもあります。」
よく見ると、上と下で柱状節理の状態も違うのが分かります。
下は太くまっすぐに縦に伸びていますが、上は下よりも細く、またぐにゃぐにゃと折れ曲がったものが乗っかっています。
うわーこれはどのような地殻変動があったらこんな形になるんだろう?
しかもこんな形で固定されるまで、どれくらいの年月がかかったんだろう?
想像するとワクワクします。w
これは面白いものを見せてもらいました。
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キャンペーンお知らせ

2016-07-17 12:40:49 | ジオパーク
まず最初に表紙の写真の説明をしましょう。
表紙の写真は、昨日お山の情報館別館で催された「小学生ジオツアー」の様子です。
島原半島ジオパーク事務局の大野氏が講師を務め、小浜と雲仙のジオサイトを巡りました。
ちょっとだけ顔を出すつもりで、最後まで手伝ってしまいました。
溶液の性質を調べる実験を行っていました。
主催は雲仙市教育委員会と千々石公民館でした。

さて、キャンペーンのお知らせに移ります。
昨日から2つのキャンペーンが始まっています。
1.「島原半島サマーキャンペーン2016」
期間;〜8月31日(水)まで
内容;館内に設置したアンケートに答えて応募すると、抽選で、島原半島の特産品を3万円分1名様に、3000円分を10名様に当たります。
主催は島原半島ジオパーク協議会です。
なので情報館では館内のジオパークコーナーに設置しています。

2.「島原半島博物館めぐり スタンプラリー」
期間;〜平成29年1月31日(火)まで
内容;島原半島内の博物館を巡ってスタンプを集めます。5館達成でジーオ君ストラップを全員に、10館達成で各館厳選の賞品5000円相当を抽選で10名様に当たります。
半島内の博物館を巡るには時間がかかりますので、こちらは来年の1月までと、期間が長くなっています。
情報館では1階の入口にすでにスタンプ押印済みの台紙を設置しています。
他博物館から台紙を持参された方には、カウンターでスタンプを押印していますので、お気軽に声掛け下さい。
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ジオパークからお客様

2016-05-19 14:52:57 | ジオパーク
今日はお休みです。
朝から今度の日曜日に開催予定の「ミヤマキリシマトレッキング」の下見に仁田峠・野岳まで登ってきました。
疲れた。w
温泉に浸かって疲れを癒し、島原でお昼を食べてきました。
下見の話は観察会のネタばれになってしまうので、イベント終了までとっておくとして。
昨日、島原半島ジオパーク事務局の方々がお客様を連れてご来館しました。
イランで、ジオパーク認定を目指しているご一行様だそうです。
もう少しお顔もはっきりした写真もあったのですが、肖像権の問題云々あるかと思い、遠目の写真に自粛しました。
副所長が館内の案内を仰せつかっていたのですが、流石海外の方、皆さん個人個人好きなように見学されて行かれました。
熊本地震で一時減っていた外国のお客様ですが、ここ最近回復傾向にあります。

(追記)
どーでもよいことですが、今しがたUSBハブが壊れた。w
外付けのマウスとテンキーが急に動かなくなったので焦ったが、2つしかないUSBポートに直繋ぎしたら動いた。
原因はハブだった。
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金浜断層を歩く6-ゴールとそのあと

2015-03-21 11:24:28 | ジオパーク
垂木台地におけるツバメの初飛来を確認した、春分の日です。
薄曇りですっきりとしない天気ですが、暖かい日です。
さて、金浜断層を歩くシリーズも最終回をむかえました。

国道251号線の金浜断層が見えるジオサイトに到着しました。
ようやくゴールです。
断層に沿って流れてきた金浜川も石橋の下を潜って、海へ注いでいます。

いやいや、お疲れ様でした。
予想よりもずっと長い行程でした。
ジオツアーの企画として下見のつもりで歩いてみましたが、長過ぎるし、途中休憩する場所やトイレがないのは致命的です。
バスに先回りしてもらう事も考えましたが、バスが待機できる場所もない。
仕方ない、この企画はお蔵入りにします。
それよりもこれから私の帰る方法ですが、ここからバスで小浜まで行き、乗り換えて雲仙に帰るつもりです。
・・・さっきバス走って行ったよな。
時刻表を確認すると・・・、次のバスは1時間待ちだ。
ええーい、ならば小浜まで歩くのみ!

金浜ゆーても同じ小浜町内やし、歩いて行けない距離じゃないでしょ。

すぐに小浜温泉が見える位置に出てきました。

雲仙警察署の前を通過して、

ほっとふっと105に到着しました。
何やらイベントを開催しているらしく、人でごった返しています。
リュックを担いで、町中を歩き回っている人もたくさんいます。
違う!私は参加者じゃないですよ!
おや、道向かいにバス停を見つけました。

丁度雲仙行きのバスが来る時間でした。
ものの数分で来たバスに乗って、雲仙まで帰りました。
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