島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

初冠雪

2007-12-30 14:50:27 | イベント
先程アップした写真では冠雪が分かり難かったので、改めて撮影し直しました。
ずっと雪雲の中なのですが、お昼過ぎに一瞬だけ山頂付近まで姿を見せてくれました。
この写真で黒い溶岩ドームの上にも白い雪が積もってるのが確認できると思います。

当センターの今年の開館は今日が最後になります。(明日は休館日です。)
今年一年色々ありましたが、なんとか皆様の暖かいお声により支えられてきました。
まだまだ不十分なところや改善すべき点はあると思います。
このブログも立ち上げて初めての年越しですが、もっと多くの皆様に知っていただき、コメントやトラックバックを数多く投稿していただけるよう頑張っていきたいと思います。
今年一年、本当にありがとうございました。
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初雪

2007-12-30 11:31:13 | Weblog
「平成新山の初冠雪日を予想しよう!」どころか初雪になりました。
今朝の垂木台地の写真です。
お山は雪雲の中で、輪郭すら見えません。
気温は0度!
車道にはまだスノータイヤ・チェーン規制はでていませんが、運転には十分注意しなけばなりません。
朝の早い時間にはまだ雲仙にも雪は降ってませんでした。
降り始めて1,2時間もしないうちに真っ白な世界になってしまいました。
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ヤマガラ

2007-12-29 12:05:14 | 野鳥
スズメ目シジュウカラ科の留鳥「ヤマガラ」です。
胸や腹、背中の赤褐色が目立ち、頬のクリーム色が特徴の小鳥(カラ)です。
全国の丘陵や山地に住みますが、シイやカシなどの常緑広葉樹林を好みます。
大変つがいの仲が良いことで有名ですが、冬の時期はシジュウカラやエナガに混じって混群を作ることもあります。
繁殖期には昆虫の成虫や幼虫を捕食します。
秋には樹木の種子を好んで食べ、冬に備えて木の幹や地面の中に蓄える習性があります。
山地を好むカラ類という意味で「ヤマガラ」と名前がつきました。
人によく慣れ、江戸時代から昭和のはじめくらいまではおみくじ引きなどの芸を仕込まれていました。
しかし、最近では保護上の理由もあって行われていません。
平安時代から「やまから」「やまからめ」と呼ばれ、親しまれてきた鳥です。
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正月飾り

2007-12-28 13:41:58 | Weblog
お正月の飾り付けをしました。
今年も残すところ今日を入れても4日となりましたね。
皆さんにとって今年1年はどのような年だったのでしょうか?
当センターはイベントを含め色々ありましたが、バタバタしていた昨年と比べると、少し落ち着くことができた1年だったのではないかと思います。
1年の締めくくりのようなことを書いていますが、まだセンターは30日まで開館しています。
さて、今日の垂木台地は雨になりました。
朝の気温は9度、暖かいです。
お昼前より雨があがり始めていますが、変わって濃い霧が発生してきました。
視界が約10mくらいでしょうか、周囲がほとんど見えません。
今年のブログもあと2日です。
もう少々お付き合いくださいませ。
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展望

2007-12-27 11:10:13 | 雑談・その他
今朝、水無川を一望できる場所から撮影してきました。
薄い雲が上空を覆っていますが、今日も晴れています。
平成新山の手前に見える稲生岳や写真右側の斜面(眉山の斜面です)に黄色く見えているのは、アオモジの黄葉です。
まゆやまロードを走っていると見事な黄色が目を引くようになりました。
撮影してきたこの場所は、平成新山から水無川、有明海までを見渡すことが出来ます。
道路脇にあるちょっとしたスペースですが、ジュースの自動販売機もあります。
まゆやまロードには何ヶ所か展望地が作られていますが、ここは特に整備されているわけではありません。
しかし、眺めは格段に素晴らしいです。
また、別の地点からでは見ることの出来ない「定点」を唯一上から観察できる場所でもあります。(場所を知らなければなかなか探せませんが・・・)
車に乗っていると通り過ぎてしまう場所ですが、すぐ近くには駐車スペース(Pの看板が立っています)もあるので、車を止めて、暫くその展望を眺めてみるのも良いですよ。
*車の往来には十分ご注意下さい。
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本日の平成新山

2007-12-26 13:34:46 | 平成新山
本日の平成新山です。
雲ひとつない青空が広がっています。
冬はどんよりと曇った空が多いので、このような青空が広がると心が明るくなります。
今日の朝の気温は7度でしたが、日差しが暖かく、さほど寒くありません。
逆に上着を脱がないと暑いくらいです。
どうしちゃったんでしょうね。
雪もまったく降りません。
せっかく新企画「平成新山の初冠雪日を予想しよう!」を立ち上げたのに・・・。
企画倒れです。
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クリスマスイヴ

2007-12-24 11:35:57 | 雑談・その他
平成新山と手前に写っているのはアオモジの木です。
アオモジの黄葉が進み、ようやく見頃をむかえています。
写真に写っているアオモジは、園内の展望台ちかくにあるものです。
園内の植物は、全体的に周辺にある眉山や稲生岳の植物に比べると、若干花が咲くのも実がなるのも色づくのも遅れる傾向があるようです。
さて、本日は「クリスマスイブ」です。明日は「クリスマス」です。
今日はあえてこの話題には触れまいかなあと思ったのですが、明日は休館日だったので話題にするには今日しかありませんでした。
「イヴ」は前夜のことを指していると思っていました。
だから23日にテレビやラジオで「今日はイヴイヴです」と言っているのも(まあ冗談としても)、違和感はあまりありませんでした。
しかし「イヴ」とは英語で「evening」当日の夕方を指し、前夜のことではないのです。
?当日の夕方?
クリスマスは25日です。とすると、25日の夕方がクリスマスイヴなのでは?と考えてしまいます。
しかし、ここで民俗や習慣の違いが出てくるわけです。
旧約聖書にはこうあります。「(前略)夕べがあり朝があった。第一の日である。」
そうです、一日の始まりは夕方からだったのです。
クリスマスイヴと呼んでいる24日の夕方は、すでに25日当日だったんですね。
知っていることでも調べてみると新しい発見があります。
新しい発見は楽しく、また頭の体操にもなります。
色々なことに興味を持って、調べる習慣を日頃から身に付けるようにしましょう。
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閑話

2007-12-23 12:25:05 | 平成新山
こんにちは!
今日は諸事情により事務室からあまり離れられないので、ちょっとした閑話をお送りしたいと思います。

来館される方の質問に多いのが「まだ活動しているんですか?」という質問です。
平成新山は平成7年に終息宣言が発表されて以後、火山性の活動は記録されていません。
溶岩ドームから立ち上る白い水蒸気を見て、尋ねてこられる方が多いのですが、もし活動していたら私はここで働いていません。
まあそれは冗談だとしても、おそらく火山性の活動が見られた時は、真っ先に垂木台地は立ち入り禁止になるでしょう。
余談ですが、昔学校の授業で習った「活火山、休火山、死火山」という火山の分類方法は、現在使われていないそうですね。
火山の研究が進むにつれ、そういった分類が意味を成さないようになり、現在は「活火山とそれ以外の火山」に分けられているそうです。
詳しい内容はまた別の機会にしましょう。

次に、特にご年配の方に多い質問に「昭和新山はどこね?」というものがあります。
えーと、どう答えれば良いのでしょう?
正直に「北海道です。」と答えるべきでしょうか・・・。
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ガラス絵展

2007-12-22 11:14:08 | イベント
昨日の午後から今朝まで降り続いた雨はようやく止みました。
気温が高く、雪になりませんね。
空気中のチリやホコリが洗い流され、平成新山ははっきりと見えます。
時々、雨が蒸発してできた霧が垂木台地を覆い、お山の姿を隠します。
さて、本日より「ガラス絵展~ガラス絵で見る平成新山・島原~」の開催です。
長崎ガラス絵会の協力で15点の作品を展示しています。
長崎に伝わったガラス絵で描かれた平成新山の姿をご覧に是非来館してください。
ガラス絵展は来年1月27日(日)まで開催しています。
12月31日と火曜日は休館になりますが、お正月の三が日は開館しています。
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メジロ

2007-12-21 15:13:04 | 野鳥
スズメ目メジロ科の「メジロ」です。
全国の低地から山地に生息する留鳥です。
常緑広葉樹のある暖地に多く、また街中の街路樹や庭木でもよく見られます。
桜や梅の花の蜜を吸っている姿が印象的な鳥です。
花蜜の他にも柔らかい木の実や昆虫なども食します。
名前の由来となった、目の周囲の白い輪が特徴で、英名を「Japanese White-eye」と言います。
垂木台地にいるとは聞いていましたが、この目で見るのは初めてでした。
本当にウグイスではないのにウグイス色をしていました。
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