島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

2017年最後の霧氷

2017-12-31 14:24:52 | Weblog
朝から雨が降っており、仁田峠循環道路は濃霧通行止めになっていました。
お昼になって、通行止め解除と霧氷が着いているとの連絡があったので、2017年最後の霧氷を撮影してきました。(表紙写真)

仁田峠からでは一切霧氷が着いているようには見えません。
ですが、北西斜面や普賢岳には霧氷が着いていました。
平成新山にはうっすらと積雪もしているようでした。

池の原から北西斜面を見上げる。
さて、年末年始の予定ですが、今日はこの後16時に閉館します。
明日元日は10時開館、16時閉館。
1月2日からは平常開館になります。
私は明日まで事務所勤務ですが、2日と3日は駐車場勤務になります。
4日、5日はお休みをもらっているので、実家に帰ります。
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道の駅 桜島

2017-12-30 12:53:00 | 観光・施設
とりあえず2日目の昼に鹿児島での研修は終了した。
のだが、お昼に桜島でほっぽり出されても・・・。
参加した皆さんどうするのか見ていると、結構バラバラな様子。
ならば遠慮はいらない、さっきから腹ぺこなんだ、何か食う物がある所へ!w
ビジターセンターのスタッフに昼食が食べられる場所を聞いて、着いたのが表紙の写真「道の駅 桜島」です。
「道の駅 桜島は、鹿児島県のほぼ中央、錦江湾に浮かぶ桜島の玄関口にあり、周辺に絶景の桜島を堪能できる観光施設が整備されています。“火の島めぐみ館”では、新鮮な地元農産物等の展示販売や桜島にしかない郷土料理が楽しめます。」
すぐにでも背中の荷物を下ろして昼食にありつきたいが、何やら入口が混雑している。
仕方ないので暫く物産館の方でお土産を物色していた。
ようやく入口の混雑も解消されたようなので、食券を買って、注文をお願いする。

もう、見るからに美味そうである。w
ゆっくりと昼食を頂きながら、持参した鹿児島のガイドブックを開いて、今後の予定を考える。
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桜島ビジターセンター

2017-12-27 12:59:34 | 観光・施設
すっかり桜島フェリーに興奮させられっ放しでした。w
落ち着いた頃に桜島に着き、運賃を払って下船します。
フェリーターミナルから歩いて数分、桜島ビジターセンターに着きました。(表紙写真)
入口にはWelcomeの火山灰アートがあります。

「桜島ビジターセンターは、霧島錦江湾国立公園(桜島)を訪れるみなさんのための情報ステーションです。
 桜島の噴火の歴史や自然についてのわかりやすい展示と解説、丁寧な情報を提供して、生きた桜島を体感できるお手伝いをする場所です。」
館内ガイドでは噴火の歴史を、屋外でのガイドでは地形を見ながら火山の話を聞きました。

最後の方は、運営に関して具体的な数字をあげながら説明して下さいました。
こうして前日からの約1日の研修が終わりました。
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竜ケ水と桜島フェリー

2017-12-25 13:28:41 | 観光・施設
話は鹿児島の研修に戻ります。
翌朝、研修の主催者の車に乗って鹿児島市まで移動します。
表紙の写真は鹿児島市と姶良市の間にある竜ケ水駅付近を撮影しました。
九死に一生スペシャルで見ましたよ、平成5年8月の豪雨。
なるほど周囲の崖地帯は、姶良カルデラの壁面なわけね。
そりゃあ大雨が降ればカルデラ壁が崩壊するわけだ。
写真の左隅に写っているのは最初に避難したガソリンスタンドじゃないですか!?
なんの因果で今、私が通過しているのでしょう。
さて、桜島フェリーの鹿児島港に着きました。
今日は桜島に渡って、桜島ビジターセンターで研修です。
本当はフェリーターミナルで荷物をコインロッカーに預けたかったのですが、皆さん急いでフェリーに乗っちゃってコインロッカーを探す暇がなかった。(このことが後々効いてくる事に・・・)
運賃の支払いは・・・?
なるほど、桜島港で行きも帰りも払うわけね。

これが桜島フェリーか!
すげー四層ある!
上甲板と客室、車を入れる部分が2層か。

なんと!車は上下同時に積載可能とな!?
しかも下層は大型バスや大型のワンボックスカーなどで、上層は軽自動車や乗用車用に分かれているのか。

ここが操舵室か。
お、よく見ると操舵室が前後2つついている!
もしや着港する際に反転しなくてよい構造か!!

船内には食事ができる場所も!?
片道15分って言ってたから、確かにうどんくらいならすする時間もあるよな。
移動時間も無駄にしない、なんて合理的な考え方なんだ!!

そんなこんなしていたら鹿児島港を離れて、あっという間に桜島港に入港だ。

うおっ!やっぱり進んだままの方向で、頭から着港できるのか!
すごい!凄すぎるぞ!桜島フェリー!!(笑)
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ツシマヤマネコ移動展

2017-12-24 12:26:23 | イベント
昨日から「ツシマヤマネコ移動展」開催中です!
今回は対馬の野生生物保護センターの協力を得て、開催しています。
なので、本物のヤマネコの糞の分析結果や足跡などが展示されています。
実はこの企画、11年前に私の先輩であるY女史が開催したものです。
11年前の私は「いいな〜」と思って見ていた立場ですが、今回は私が開催した立場になります。

早速昨日からお客様が見学に来てくれています。
広報も新聞などが取り上げてくれたので、年末年始にはもっと多くの方にご来館頂けるものと信じております。w
今年の夏には「カワウソが生き残っていたかも!?」と話題になった対馬ですが、対馬と言えばやっぱり「ツシマヤマネコ」でしょう。

子供たちもスタンプを押していってくれました。
年明け14日(日)まで開催していますので、帰郷した友達や親戚連れで是非ともご来観下さい。
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重富海岸自然ふれあい館なぎさミュージアム

2017-12-23 13:28:27 | 観光・施設
姶良市(あいらし)は以前から知っていました。
島原半島がジオパーク認定を目指していた頃に「A-T火山灰」の名前のAの部分である事を知りました。
姶良-丹沢火山灰は約2.5万年前に噴出した火山灰です。
日本全国に降灰したことにより、地層の重要な指標となる層を形成しています。
知ってはいましたが、特段行きたいと思っていたわけでもなく、妙な縁を感じます。
さて、研修一日目の会場は「重富海岸自然ふれあい館 なぎさミュージアム」さんです。(表紙写真)
外観を撮り忘れてきました。^^;
「錦江湾奥部は、我が国随一の海域カルデラ景観を有する姶良カルデラからなり、平成24年3月16日に周辺カルデラ壁や錦江湾を眺望する展望地とともに、新たに霧島錦江湾国立公園に指定されました。」
私たち雲仙のように“生まれた時にはすでに国立公園だった”わけではなく、近年地元の人たちの熱意と活動によって勝ち得た国立公園です。

館内の展示物を見学したり、研修に集まった人同士で情報交換を行ったりしました。
研修の中身については、以前から私にはチンプンカンプンで、大半が右から左に流れていきました。
「なぎさミュージアムは、重富海岸を中心に錦江湾奥部の自然環境の情報提供や自然とのふれあいの拠点施設として、国立公園に編入されたことを機に設置しました。」
その前までは使用されなくなった海の家を再利用していたそうです。

背後にそびえているのが桜島です。
スタッフに案内して頂きました。
話を聞いていると熱意だけでなく、誇りを持って取り組んでいる事が分かります。
屋外に出て驚いた事が1つ。
12月だというのに・・・ツバメが飛んでいる!!
ここ数年内で越冬するツバメが現れたそうです。
記録を取り始めたそうですが、どうやら元々いるものではなく、北からの帰りのツバメが越冬するようになったそうです。
これも温暖化の影響でしょうか。
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研修-移動

2017-12-22 12:43:34 | 雑談・その他
予告無く休んでしまい、申し訳ありませんでした。
この一週間のスケジュールを報告しますと、月・火曜日が研修で長崎を離れていました。
水曜日に移動してきて長崎に帰ってきたのですが、木曜日に病院で術後1ヶ月の検診があり、昨日雲仙には帰ってきたところです。
たった四日の事ですが、長かった。
まず月曜の朝一でバスに飛び乗り、島原外港へ向います。

島原外港からは船を使って、対岸の熊本に渡ります。

熊本からは九州新幹線に乗って、鹿児島中央駅へ向います。

鹿児島中央駅でローカル線に乗り換えて着いたのは、

今回の研修先、鹿児島県姶良市です。
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雲仙裏道散歩

2017-12-17 14:11:52 | イベント
本日、午前中の2時間を使って、12月自然観察会「雲仙裏道散歩」を実施致しました。
普通の観光では訪れないような、雲仙の裏道にある名所・旧跡をご案内してきました。
と言っても、私が「面白いな」と思った場所をチョイスしています。
なので表紙の写真で案内している場所なんて、私が学生時代にバイトをしていた頃に夕食でお世話になった居酒屋さんです。
「あの時は晩飯だけが楽しみだった」なんて話をしています。

メインは2カ所、おしどりの池の「大黒天像」と満明寺の「竜造寺隆信五輪塔」です。
大黒天は昭和30年代の中頃、別所ダムを建設する際の測量で見つかったものです。
最初は作成年代も製作者も分かっていませんでしたが、今では1115年前後(平安時代後期)ごろに作成されたのではないかと推測されています。(製作者は不明)

龍造寺五輪塔では、1584年の沖田畷の戦いについて解説させて頂きました。
島原市内、北門の近くにある沖田畷古戦場跡の紹介と島津・有馬連合軍が用いた戦術「釣り野伏」をお話しました。
他にも原生沼近くのコノハナサクヤヒメ神社や温泉神社で四面宮の話などもしましたが、それは参加者だけが聞けた特権にしておきましょう。
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忘年会と観察会の狭間

2017-12-16 13:17:14 | Weblog
一昨日は休館日で、昨日は駐車場勤務でした。
そして、昨晩は職場の忘年会で明日は観察会です。
昨晩の忘年会を引きずって、今モーレツに眠いです。
眠気との争いです、戦争なんです。
午前中までは我が軍優勢で、明日の観察会で気になる箇所の確認に行ってきたのですが、昼食を摂ってからはかなり劣勢。
てか敗色濃厚です。w
まぶたが開けていられない程、重い・・・。
とりあえず明日の準備は大体片付いたので、あとは開始を待つだけです。
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冬の新登山道巡視

2017-12-13 15:09:02 | 平成新山
確か昨年も雪が積もった日に新登山道の巡視に行かされたような・・・。
今回は積雪とまではいかないものの、雲仙ロープウェイさんが年末総点検のために休業中で、仁田峠から歩くハメに・・・。
仁田峠から見ると、妙見岳に霧氷が着いてそうだが、今回は登らない。(表紙写真)
あざみ谷経由で鬼人谷を目指す。

鬼人谷口から入る新登山道は北斜面のため日が当たらない。
北風もバンバン当たり、ちょー寒い。

立岩の峰から普賢岳の山頂あたり一帯は、薄くではあるが積雪が見られる。

それ以外はノーマルの登山靴でも大丈夫だが、山頂付近は軽アイゼンくらいは準備しておいた方がよいかも。

再びあざみ谷経由で仁田峠へ帰るが、あざみ谷の野鳥の水飲み場に氷が張っていた。
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