3月21日(木・祝)春分の日のお休みに「早春の矢岳登山会」を開催しました。
前日の天気予報では朝8時くらいには雨雲が抜けて天気が回復してくるとの事だったので、一か八かの賭けに出ました。
明け方、雨はだいぶ弱まっていましたが、濃い霧が発生していました。
ちょっとでも開始時間を遅らせようと、開始前に館内で下見の時に拾ってきたモグラの仲間「ヒミズ」を観察してもらいました。
「ヒミズ」の紹介は後日改めて行います。
時間稼ぎの結果、霧雨程度のなか観察会を開始しました。
地獄では「シキミ」の花や「ウグイスの囀り」を観察しながら矢岳園地まで歩きました。
下見の時には咲き始めたばかりだった「ツクシショウジョウバカマ」も花を開いていました。
矢岳園地からはひたすら登山道を登って行くだけです。w
徐々に天気も回復してきて、合羽の中が汗で蒸れ始めました。
途中休憩を取りつつ、合羽や上着を脱いで体温調節してもらいました。
山頂で昼食を摂っている時間は時折雲の隙間から青空も見えるようになりました。
記念写真では残念ながら灰色の風景ですが・・・。
下りは登山道が濡れている事もあり、足元が滑りやすくなっていました。
子供たちは何度か滑って転んでいましたが、怪我はしなかったです。
小地獄経由の帰り道では「アオモジ」「スミレ」、のびきった「フキノトウ」、繁殖の為に出てきた「タゴガエル」など春が感じられるものを観察しました。
結局最後までまとまった雨が降る事はありませんでした。
この勝負、私に軍配が上がったと思って良いのでしょうか。w
最後はお二方の十山達成がいたので、表彰式を行って観察会を終了しました。