島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

カンヒザクラ

2014-02-28 13:28:12 | 植物
花の大きな写真を撮影していませんでした。
今回はご勘弁下さい。
鍋島邸近くの公民館の緋寒桜です。
古民家を改築して公民館にしているらしく、建物の風情ととても良くマッチしています。
緋寒桜とカンヒザクラ、何が違うのか調べてみると、同じもののようですね。
私の手持ちの図鑑では「寒緋桜(カンヒザクラ)」で載っており、記載項目に『ヒカンザクラとも言う』と書かれています。
中国南部、台湾原産のバラ科落葉小高木です。
早春に開花し、花の色が濃い紅紫色なので、この名前がつきました。
葉が開く前に直径2.5センチほどの緋色の花が下向きに開きます。
ただ花弁はあまり開かず、花が鐘形になっているのが特徴です。
また花弁が散る時、他のサクラのように1個ずつバラバラにならないで、花弁と雄しべがくっついたまま一緒にポトリと落ちます。
花には蜜が多く、メジロなどがよく訪れます。
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アオモジ開花

2014-02-28 13:13:41 | Weblog
昨日は1日、お山は雲の中に隠れていました。
今朝ようやく姿を見せると、月曜まで見えていた雪化粧がすっかり洗い流されていました。
園内の巡回を行っていると、アオモジが開花し始めているのに気付きました。

咲いている場所が撮影し難い場所だったので、こんな写真しか撮れませんでした。
満開の頃に再び撮影しようと思います。
園内ではウグイスやホオジロが囀っています。
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鍋島邸内部の公開

2014-02-27 13:19:47 | 観光・施設
3月下旬並の暖かさと、昨日丸一日降った雨で、園内の雪が驚くほど溶けていました。
さて、火曜日と昨日の二連休でしたが、色々と忙しく、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしていました。
昨日の午後、国見町の鍋島邸へ立ち寄りました。
平成21年度から行われていました保存修理工事が完了したそうです。
2月22日から内部を一般公開していると、雲仙市の市報で知りました。
雨天ではありましたが、いつまで公開されるのか分からないので、早速立ち寄ったわけです。
しかし、というか案の定、内部の写真撮影はご遠慮下さいとのことでした。
ですので、外観のみ。
同じく22日から神代(こうじろ)地区では「緋寒桜の郷まつり」が3月9日まで開催されています。
鍋島邸の緋寒桜はまだ5分咲きほどでしたが、十分な見応えがありました。
帰り際に「内部公開はいつまでですか?」と受付に質問してみると、「今後ずっと公開」しているそうです。
しまった~急いで来る必要なかった~。><
ですが、4月1日より入場料が上がるそうなので、見学したい方は早めに訪問することをお薦めします。
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ウグイス初囀り

2014-02-24 13:06:32 | Weblog
今朝、垂木台地において「ウグイスの初囀り」を確認しました。
昨日から暖かくなり、囀り始めたのでしょうが、まだまだ下手でした。
昨日は所用で島原半島外に出掛けていました。
お昼過ぎに諌早の方(北西方向)から帰ってきましたが、お山(平成新山)が真っ白に見えました。
北西方面の雪はほとんど溶けていないのですね。
南側から見ると、お山の雪はほとんど溶けて、谷筋くらいにしか白いものはみえないのですが。
垂木台地から見ると、丁度右半分に白い雪が残っています。
園内の雪もだいぶ溶けてきましたが、まだまだ日陰にはたくさんの雪が残っています。
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下手な鉄砲は

2014-02-22 13:08:51 | 雑談・その他
2月5日の「寝てる」から日を改めて、再々度堤防道路に行きました。
しかし、北帰行が始まっていて、堤防道路の北側半分(諌早側)にはすでにカモはいなくなっていました。
南側半分(島原半島側)にはまだ残っているカモがいたので撮影してきました。
が、前回同様ほとんどが寝ている。





「下手な鉄砲も数うちゃ当たる。」と言いますので、どれか1枚くらい使えるものがあるだろうと、めったやたらにシャッターを切りまくりました。
上に上げた写真以外にも30枚ほど撮影しています。
見事に、起きて特徴がはっきり分かるものが1枚もありませんでした。
「下手な鉄砲は数打っても当たらない。」
来季を待たざるをえません、な。
コメント (2)
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一本開通

2014-02-21 13:22:53 | 雑談・その他
表紙の写真は、昨日の夕方に撮影しました。
ここ数日のブログで、ここ垂木台地が雪でえらいことになっている事は伝わったと思います。
取り急ぎ、駐車場からセンターまでの道を雪かきし、当面の通り道は確保しました。
しかし、センターから展望台へ至る道は後回しになっていました。
昨日の夕方、仕事が一段落着いたところで展望台までの道を確保しに行きました。
とりあえず、一本開通です。
雪が溶けるのが早いか、私が開通させるのが早いか、勝負です!

今日午前、雲仙で仕事だったためお昼前に垂木台地に下ってきました。
今朝の垂木台地の気温は、8℃あったそうです。
いや~太陽の力はすごいですね。
道を選びながらですが、展望台までの道は確保されました。
展望台の上からの平成新山です。

完敗、完敗。w
でも、園内にはまだまだ雪が残っています。
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オナガガモ

2014-02-20 13:29:20 | 野鳥
先日立ち寄った国見町あたりの海岸ですが、一種類だけ私が初めて見るカモが交じっていました。
表紙写真のマガモの後ろにくっついているヤツです。
何羽か交じっているのですが、寝ているヤツが多くてなかなか正体の掴める写真が撮れない。

すみません、今回はこの位の写真が限度です。
波間を漂っているので、シャッターチャンスで押しても波の影に隠れてしまいます。
少し離れた防波堤の上に休憩しているカモ達がいるのを見つけました。
けれど遠いです。

なんとか正体は「オナガガモ」じゃないかと検討をつけました。
ヨーロッパやシベリア北部、北アメリカ大陸の北部などの広い地域で繁殖し、日本には冬鳥として各地に飛来します。
湖沼や河川、内湾などで普通に見られ、夜間に水田や湿地に出て採食します。
夜行性で、昼間は睡眠時間なんですね。
水草や水生昆虫などを食べる雑食性で、逆立ちを得意とし、長い首を活かして水底からも食物をついばみます。
餌付けされている公園の池などでは人によく慣れます。
ピンとのびた針のような長い尾羽根が特徴です。
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本日の平成新山

2014-02-19 13:10:58 | 平成新山
昨日のお昼から再び雪になりました。
私用で諌早まで行っていたのですが、まったく雨は降っていませんでした。
島原半島に入って暫くすると雨が降り始めました。
雲仙に登り始めると、雨が雪に変わりました。
お昼過ぎには雲仙に帰ったのですが、夕方にはもう積もっていました。
ハラハラしながら今朝出勤してきましたが、垂木台地はまあまあ積もっていました。
日が照り始めると雪は溶け始めましたが、前回からの雪は依然残ったままです。

眉山にも霧氷だか樹氷だかが着いています。
さすがにもう寒さは緩むかな。
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カルガモ

2014-02-17 14:33:59 | 野鳥
今朝のたるき台地の気温は、6℃ありました。
お昼前まで曇っていましたが、お昼から雨が降り始めました。
この暖かさと雨で、残った雪も一気に溶けてくれると助かるのですが。
(連日の雪かき作業で筋肉痛気味。w)

後日訪れた国見町あたりの海岸です。
この日は風が強かったので、多くのカモ達が湾内に避難しており、割りと近くから観察出来ました。
マガモとヒドリガモ、コガモともう一種類、そして今日紹介する「カルガモ」です。
「カルガモ」は国内で唯一繁殖するカモです。
全国の平野部に多く生息しています。
冬には狩猟圧のため他のカモ類と混群をつくります。
ああー写真真ん中のヒドリガモがジャマー。w
嘴の先端が黄色くなっているのが「カルガモ」です。
カモ類では珍しく、一年中雌雄同色です。
水辺を歩いたり水面を泳ぎながら、首を水に入れたり逆立ちになりながら水面採食します。
草の実や葉、水草のほか、水生昆虫や貝などの動物質も食べます。
名前の由来は、マガモなどに比べると黒っぽいことから、古名の「くろがも」が転じているらしいです。
最大級のカモで身体が軽いわけではありません。
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島原城と梅

2014-02-16 14:27:35 | 植物
昨日のブログにちょこっと書いてしまいましたが、一昨日島原市へ下った時に市役所付近を通りかかりました。
すると、市役所に「島原城の梅が満開です。」の立て看板が出ていました。
満開ならば見に行かねば、と雲仙に向かいかけていたハンドルを切りました。
お城の下の方はまだ8分くらいかな程度でしたが、上の方は満開になっていました。

梅は日本人になじみ深い植物ですが、もともと日本にあったわけでなく、古い時代に中国から入ってきた帰化植物です。
万葉集には梅を詠んだ歌が多いことから、それ以前にすでに栽培されていたことになります。
比較的温暖な気候を好む落葉小高木です。
島原の気候に適しているんでしょうね、“市の花”に指定されています。
花期は2~3月で、葉が出る前に香りの良い花が咲きます。
花弁は5個が基本で、白または淡紅色を帯びます。
昔は花の観賞が主でしたが、江戸時代以降果実を梅干しなどの食用に利用するようになりました。
果実を利用する梅を実梅、観賞用を花梅と呼びますが、どちらも多くの品種があります。
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