島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

毎年お馴染

2012-03-31 14:53:47 | Weblog
毎年お馴染の水無川1号砂防ダム付近から撮影です。
駐車場を挟んで上の段と下の段、2面に春は菜の花、秋は秋桜が植えられています。
今年の菜の花は上の段だけに植えられ、下の段には残った根っこや種から芽を出したものしかありません。
背景にサクラを入れる構図は下の段からしか撮影できません。
菜の花の黄色、サクラのピンクと奥に平成新山と見事なのですが、今年は黄色が少ないなあ。
島原市内の観音公園ではサクラが見頃を迎えているそうです。
昨晩のニュースでは島原城・橘公園は5分咲きって言ってたなあ~。

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更新再開

2012-03-30 16:14:33 | Weblog
死ねる勢いで片付けました。
ここ数日、家に帰るのは寝るためだけでした。
ようやっと通常業務に戻れる目処がたちました。
もう月末なので月末の仕事が今度は待っていますが、まあ毎月のことなので何とかなるでしょう。
祝!再開!!というわけで3枚の写真をアップします。

眉山ロードのフサアカシアが満開です。
フサアカシアが咲かないことには春を感じられません。
奥にうっすらと平成新山が写っています。

もう一つ、春を感じさせる植物“アオモジ”です。
まゆやまロードのアオモジはもう満開ですが、垂木台地はこれからです。
長崎では卒業花と呼ばれる卒業シーズンに咲くのですが、今年は遅れていますね。
ヤマザクラが咲き始めるのと同じ時期になっちゃいました。

最後に眉山ロードの斜面で一心不乱に穴を掘っていたイノシシです。
まったく人を恐れていませんね。
車を停めて、カメラを取り出して、撮影している間全然逃げません。
撮影後に押っ取り刀で逃げていきました。
暖かくなり、自然が溢れんばかりの勢いで成長を始めました。
是非、自然を感じに垂木台地まで足をお運び下さい。

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休止宣言

2012-03-23 14:18:55 | Weblog
申し訳ありません。
降って湧いた仕事のために暫く更新をお休み致します。
いえ、そんなに長くは休みません。
早ければ来週末くらいには再開できると思います。
しかし、弱り目にたたり目というのでしょうか、泣きっ面に蜂でしょうか、続く時は立て続けに来ますな。
まゆやまロードのアオモジやフサアカシアが見頃を迎えようとしています。
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国立公園 入口

2012-03-22 13:35:54 | Weblog
休み明けの出勤はドキドキします。
大抵なんらかのやっかいな問題が発生しているからです。
これが普通に休館だけの休みならば良いのですが、誰かに留守を預けた上で離れていると対処が後手に回るので余計イヤな思いをします。
そんなわけであまりゆっくりと時間を割けないため、駆け足でブログ更新します。

はい、今朝の出勤時に見つけました。
まゆやまロードの途中、ずっと前から(去年の秋頃?)工事が始まって、一時中断して、先日再開したと思っていたら、こんなのが出来ていました。
環境省の国立公園のエントランス(入口)事業のようです。
まゆやまロードの島原市街側にはすでに立て看板があったのですが、水無川にはありませんでした。
その分がコレのようです。
垂木台地は一応(?)雲仙・天草国立公園の中にあるのですが、来館されるお客様でそのことに気づいている方は皆無と言っていいでしょう。
これで少しは国立公園の雰囲気が出るかな。

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長者原ビジターセンター

2012-03-19 13:52:15 | 観光・施設
そんな素晴らしい1泊をして、2日目の朝に向かったのが「長者原ビジターセンター」です。
阿蘇くじゅう国立公園の、くじゅう地域の自然を分かりやすく解説しています。
まずはビジターセンター内の展示物をチェック!

樹液に集まる昆虫を解説しています。
他に地元のケーブルテレビが撮影した、アクティブレンジャーが外来種の駆除について説明しているVTRを見れたり、色々な生き物の巣が展示されたりしていました。
参考になるが、マネするのは難しそうだな~。
1時間ほど館内で研修を受けた後は、

実際に野外に出て、タデ原湿原のガイドを受けました。
元々は谷地形の場所に土石流が発生して谷の出口を塞いでしまい、湿原が出来たと言われています。
湿原らしくミズゴケ類などを中心にしつつ、豊富な種類の植物を観察できるそうです。
残念ながら今の時期は厳しいみたいですが、それでも春の植物の芽吹きを見つけることが出来ました。
楽しいものだから30分ほど予定をオーバーしてしまいました。
その後、閉会式を執り行い、島原への帰路につきました。
うう~ん、阿蘇・くじゅう、良い所だな~。w
長者原ビジターセンター

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農家民泊おわて

2012-03-18 13:13:30 | 観光・施設
昨日、垂木台地でツバメの飛来を確認しました。
あまり昨年の記録は当てにならないのですが、約1ヶ月早い確認です。
スミレやホトケノザも咲き始め、春を感じさせます。

さて話は研修に戻りまして、南阿蘇での研修を終え、参加者が乗り合わせた数台の車が連なって移動しました。
カルデラの中を進み外輪山を越えて向かった先は、筋湯温泉。

こちらでお風呂を頂きました。
お湯は良かったのですが、何故か脱衣所が狭い狭い。
壁の一面にロッカーがあるのですが、その半分ほども人が入れない。
服を脱ぐのに押し合いへし合いは勘弁して下さい・・・。
ところが、この後がすごかった。

こちらが宿泊させて頂いた「おわて」さんです。
築約230年の古民家を農家民泊として泊まることが出来ます。
勿論、農業体験も出来ます。
夜は山菜などをはじめ、ホロホロ鳥の鳥刺しなど自然食がてんこ盛り!
フキノトウの天ぷら、美味かったなあ~。w

朝は釜で炊いた炊き立てのごはん!
目玉焼きもマガモの卵を使っていました。
1泊2食付で6500円!!(安い!!)※要予約
なんだか宣伝みたいになってきましたが、参加者全員絶賛でした。
長者原にお泊まりの予定がある方にはお勧め致します。蕨原おわて

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南阿蘇ビジターセンター

2012-03-17 13:27:06 | 観光・施設
研修に行った先なので、島原半島ではありませんが、同じ環境省の施設「南阿蘇ビジターセンター」です。
阿蘇は九州のほぼ中央に位置し、活発な火山活動により形成された広大なカルデラと中央火口丘、これをとりまく外輪山からなる国立公園です。
カルデラに広がる草原は長い年月をかけて人と自然が作り上げたものです。
あまり天気に恵まれず、遠景まで臨むことは出来ませんでしたが、「雄大」と言う言葉が合う場所だなあと思いました。
南阿蘇ビジターセンターは、そんなカルデラの中にある高森町にあります。
阿蘇の自然や人々の暮らしなどを写真やパネル、ジオラマなどを使って分かりやすく紹介しています。

研修のようす。
この後、隣接する野草園に出掛け、屋外のガイド研修を受けたのですが、あまり良い写真を撮影していませんでした。

唯一遠見塚展望所から撮影したらくだ山です。
なるほど、ラクダのこぶのように見えますね。
開館時間は9時から17時、休館日は毎週水曜日(祝日の場合はその翌日)です。
南阿蘇ビジターセンター

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ユリカモメ

2012-03-15 13:25:40 | 野鳥
研修に行く際、船の上で撮影した「ユリカモメ」です。
ユリカモメは、冬鳥として全国に飛来するカモメ科の鳥です。
日本では最も内陸まで入るカモメ類で、海岸や漁港、河口や干潟などのほか、日中は川の下流や中流、湖沼や堀などにも見られます。
色々な方法で魚や昆虫などを捕食しますが、島原港にいるこいつらは船の後を追っかけては乗船客からかっぱえびせんを貰います。(船内に餌用として販売しています。)
で、貰えないと分かると船員しか近づけない場所にこうやって休憩します。
日がな一日、島原港と熊本港の間を行ったり来たりしています。
そう言えば、夏に船に乗ったことがなかったので気づきませんでしたが、冬鳥ということは夏は別のカモメがいるのだろうか?
今年の夏に確認してみよう。

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登録有形文化財 加藤酒造

2012-03-14 14:05:58 | 観光・施設
史跡ではなく、観光・施設に分類しました。
その理由は後ほど。
流死人供養塔から山手へ、国道と島鉄線を越えて10分ほど歩きます。
趣のある煙突が見えてきました。
国の登録有形文化財「加藤酒造」です。
明治10年頃に建築された町屋で、代々酒造場を営んでいました。(現在酒造は行っておりません。)
表紙の写真に写っているのは酒造場の主屋で、他に井戸、住宅門、住宅表土塀、住宅裏土塀の計5つが登録されています。
「主屋の上下二段の屋根のうち下屋を深く下ろし、座敷に面して庭を造り、塀で囲むという構成は、島原街道沿いの町屋特有のものである。」

住宅の引きの画を撮影していなかった。
実は住宅内も一般に開放しており、見学することが出来ます。

丁度3月3日ということもありお雛さまが飾られていたり、ご主人の趣味だという武具が所狭しと飾られていました。
普段は和雑貨や手作りの小物などを展示販売したり、中の座敷を借りることができるので観光・施設にしました。
加藤酒造;http://www.katosyuzo.sakura.ne.jp/index2.html
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流死人供養塔(大原)

2012-03-12 13:29:26 | 歴史・史跡
寒の戻りと言いますが、戻りすぎじゃありません?
今朝の垂木台地の気温は2度、真冬並みの寒さですよ。
そらー平成新山の山頂部に霧氷(岩ぼうろ)もつきますよ。
気温と風は冬ですが、日差しは暖かく春を感じさせます。
まゆやまロードのフサアカシアが咲き始め、アオモジも下の方では開花が始まっています。
垂木台地への道にはアセビの花も見えました。
それはそれとして、

ボラ供養塔から海岸に沿って歩いて移動すること数分、島原市指定有形文化財(建造物)「流死人供養塔(大原)」です。
寛政四年(1792年)に「島原大変・肥後迷惑」と呼ばれる地変が起きました。
島原のシンボルとも言える眉山(天狗山)の東側半分が崩れ、岩石が雨のように城下町に降り落ち、ほとんどを埋めてしまいました。
有明海になだれ落ちた岩石や土砂は大小様々な島をつくり大津波を引き起こしました。
津波は対岸の熊本を襲いつつ、反射して島原に返ってきました。
熊本は津波で約6000人、島原は土砂崩れと津波で約9000人の方が亡くなりました。
「大野浜・湯江浜の海岸には津波による溺死者が数多く漂着し、その霊を弔うために広瀬氏によって流死人供養塔(大原)が建てられました。」

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