島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

雲仙腰巻き 多良頭巾

2007-09-16 10:13:05 | 気象
台風は進路を大きく逸れ、九州には来ないようです。
風もそれほど強くなく、気温が26度もあって、じんわりと汗が出ます。
題名の「雲仙腰巻き 多良頭巾」とは、天気に関する昔からの言い伝えです。
雲が雲仙岳や多良岳を腰巻きや頭巾のように取り巻いている時には雨が降るという意味です。
写真は今朝の平成新山ですが、昨日もこのようなお山が笠をかぶった状態でした。
そして言い伝えのとおり、夕方から突然バケツをひっくり返したような大雨と雷に見舞われました。
昔の人は自然相手の仕事がほとんどだったので、天気を読めなければ仕事にならなかったのでしょう。
今現在、言葉の信憑性が科学的に根拠のあることだと実証されていますが、昔の人たちは気圧だ前線だと難しいことを考えなくても経験で知識を得ていたのですね。
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