島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

アブラギリ

2012-06-04 13:42:08 | 植物
こういう仕事をしていると、なんらかの専門の先生だと思われがちですが、私自身は何かの専門ではありません。
どちらかと言えば、勉強中の学生?(歳的に苦学浪人生かw)に近いでしょうか。
日々仕事をしている垂木台地の自然については、少しは詳しくなりましたが、一歩外に出ると何が何やらさっぱり分かりません。
おまけに垂木台地は植生回復のまだまだ初期段階で、植物の種数もそれほど多くありません。
そこで、こうして観察会などで外に出た時に色々と先生のお話を聞き、少しずつ覚えるようにしています。
中国原産の落葉高木、トウダイグサ科の「アブラギリ」です。
種子から油をとるために栽培されているほか、野生化しているものもあります。
種子からとった油で昔は油紙をつくり、現在も印刷用インキやワニスなどに利用されています。
5~6月に直径2~4センチの白い花を咲かせます。
雌雄同株ですが、雄花と雌花は別々に花序を作ります。
花の基部は、はじめ黄色ですが後に紅色を帯びます。
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