島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

金浜断層を歩く1-塔の坂入口へ

2015-03-16 11:08:13 | ジオパーク
本日の平成新山です。
今朝の垂木台地の気温は、12℃でした。
ついに二桁の気温になりました。
あまり天気は良くありませんが、とても暖かい朝をむかえています。

さて、カトリック雲仙教会から国道57号線へ帰ってきました。
実はあの道は先の方で国道57号線に合流しているのでした。
合流地点から少し進むと、57号線と国道389号線の分かれ道に行き着きます。

まっすぐ進めば、国道57号線を小浜方面へ下って行きます。
今回は左の道、国道389号線を下って行きます。
こちらは諏訪の池や口之津方面など、島原半島の南側へ下って行く道です。

暫くは右に左にくねくねと曲がった葛折れの道が続きます。
道路の左側が急な斜面になっています。
これは私の推測ですが、断層によって落ちた斜面ではないかと思います。
断層で落ちた斜面は急なため、車がまっすぐに(断層に対して直角に)進めません。
そこで道はくねくねと九十九折りになっているのです。

道が葛折れになっているため、雲仙市と南島原市を出たり入ったり繰り返します。
両市の間を国道389号線が、行ったり来たりしているのです。
少し展望の開けた場所につきました。

塔の坂入口あたりが見えてきました。
赤い矢印の下に、今日歩いて行く道が見えています。
道が分かり難いので、その上に赤い線を引いています。
天気予報では降らないと言っていた雨が降り始めました。
こんな時のために用意していた折り畳み傘を開きます。
展望の開けた場所より下ってきました。

ここを大きく右に曲がって塔の坂入口に着きます。
雨合羽ではありませんが、着てきた長めのロングコートが(嫌な方向に)役立ちました。
逆光と朝靄に煙っていますが、右奥のとんがり山が「高岩山(たかいわさん)」です。

下ってきた道を振り返りました。

島鉄バスの「塔坂入口」のバス停です。
時刻表を見ると、有家行きが日に4本、雲仙へ登るのが日に4本。
上下線合わせて1日に8本しか通らないのか!
さすが雲仙だな~。
1時間に1本でもバスが通るのが、まだ都会な気がしてきた。

バス停のちょっと先に右に下って行く分かれ道があります。
左は国道389号線を諏訪の池方向へ行きますが、今回は右の分かれ道を下って行きます。
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