島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

怖かった話

2022-02-05 10:03:18 | 雑談・その他
22.2.5(日) 天気;晴れ 気温;-1.5℃
 「怖い」と言っても心霊やホラー話ではありません。
 昨日、お休みでしたが所用のため島原に下りてきていました。 島原でもここ最近2桁の新規感染者が発生しているので、お昼はお弁当を買って帰るつもりでした。しかし、あちこち寄り道をしているうちにお昼になってしまい、弁当を買って帰るとかなり遅い時間の昼食になりそうでした。気乗りしませんでしたが、仕方なく食堂で食って帰ることにしました。
 よく行く食堂で、自分がよく座る席は別の人が座っていたので、入口近くに座りました。注文をし待っていると、ガテン系のお兄さんが入ってきました。若くはないが自分よりも年下と思えるお兄さんは、手指消毒をしなかったので店員さんに止められていました。「今時、飲食店に入るのに手指消毒しないってありえねぇ〜」
 食事が出てきたので食べていると、今度は店中に聞こえる大声が響きました。「何だ?」と周囲を見回すとお兄さんがマスクを外して電話していました、『黙食』の張り紙が貼られた店内で。
 「いやいやいや、かかってきた電話に出るにしろ、喋るんやったら店内から出ろや!」よっぽど店員さんを呼んで注意してもらおうかとも思ったのですが、すぐに食事を終え何も言わずにとっとと支払いを済ませて出てきました。
 で!この話の何が「怖かった」かと言いますと、私の周囲には自分よりも年上の人がほとんどです。また、県外から来館されるお客様も多数いるので、日頃から感染予防には気を使っています。
 しかし、お兄さんの行動を見ていると「一般の方の感染対策意識ってこんなもの?」との疑問が湧き、「え?もしかして向こうが普通で、こっちが神経質気味?」と不安になりました。自分では高い意識で感染症対策しているつもりはありませんでしたが、もしお兄さんの行動が一般的なものだとすると、その意識差・認識の違いは恐ろしいです。
 意識の差、認識の違いは人同士の誤解、争いに通じるものです。大変「怖く」感じました。
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