散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20220408最近読んだ本

2022-04-08 23:42:28 | 読書
■「幽世の薬剤師」紺野天龍
ファンタジーか…。

■「太陽系時代の終わり」六角光汰
オーバーテクノロジーが発見され、人類はおろか宇宙全体が危なくなる話。

■「キネマトグラフィカ」古内一絵
平成元年、すでに斜陽産業である映画会社に就職した人たちの物語。実は私も社会人になったのが平成元年なので読んでみたのだが、そんなに仕事のことや会社における自らのポジションを真剣に考えたことはない。もっともそれは私が男性だったからかも。

■「焦点のビッグ・プラネット ペリーローダン661」フランシス、エーヴェルス

■「男たちを知らない女」クリスティーナ・スウイーニー=ビアード
男性のみ致死率が90%という感染症が発生。一部の免疫保有者以外の男性は次々と死んでいくが、果たして残された人間で感染症に勝てるのか? 男性が減り女性が社会の大部分の機能を果たすしかなくなるものの、男性優位を単純に裏返した話にはならないところが面白い。しかしながら、女性向けの製品が圧倒的に増えたため、自動車運転中の事故死が減る(体に合った車が作られる)というあたりは、なかなか見えない不公平に触れており、興味深い作品だった。

以下、図書館の3冊。
■「アウトサイダー」深町秋生

■「すみれ屋敷の罪人」降田天

■「僕はロボットごしの君に恋をする」山田悠介
何か叙述トリックがあるに違いないと思わせるほどの文章(ある種の秘密が隠されているのは確かなのだが、そういう問題ではない)。
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