本日は法邑→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→富士フイルム→大通→道新→チカホ→大丸→北大の11か所。
天気は良いが、少しひんやりする中、スタート。
■茶廊法邑「Signal sauvage」。しばらく休業していた茶廊法邑が、カフェ&ギャラリーとして再開。
北海道美術ネット別館さんの記事で出品者の名前を見て「これは行かなくてはならん」と一番最初に行ってきた。
jobin.「留まっていた時が再び動き出して」:同じタイトルの作品がA~Cまで3つ出品されている。台形の枠の中にモビールがつるされており、自由な感じとスクエアな感じが共存している感じか。
艾沢詳子「-061603-」:植物のような、菌糸のようなうねうねとしたものが描かれた版画。
小林麻美「gift the Earth」:タイルが貼ってあるクッションのようなものに人が寝ころぶ作品。タイトルからすると、地球の経度緯度線のイメージなのかもしれない。久しぶりに見たが、素敵な作品だなあ。
齋藤周「京都路地」:京都の路地からイメージする色彩とは全く違ったカラフルな作品。しかしながら、しばらく見ていると、陰影を表現しているようにも思えてくるから不思議なものだ。
いつか、ゆっくりできるときにコーヒーなども頂きます。今回はそそくさと展示だけ見てしまいました。
■北一条さっぽろ歴史写真館「札幌市制100年の軌跡」。札幌市となって100年の歴史を紹介する写真展。札幌時計台が「がっかり名所」になっている一因が札幌市役所ではないか疑惑の写真。
本屋さんに立ち寄ってから、時間が余ったので北海道大学へ。
「七大戦茲に始まる」の碑を発見。
私も存在を知らなかったが、元々「七帝戦」(七つの帝国大学の体育競技会)だったのが、1960年に「七大戦」に変わり、それを記念して2011年に建てられた碑らしい。ちなみに北大生の間では1985年頃でもこの大会は通称「七帝(シチテイ)」と呼ばれ、昔の呼称が残っているのであった。現在はどうなんだろうね。
それにしても「七帝」は壮大な催しで、毎年各大学が持ち回りで幹事をやり、ほぼすべての体育種目の交流戦が行われるのである。私が学生時代の開催場所は福岡→大阪→京都→名古屋と遠隔地ばかりで、初めてその話を聞いたときに「へー、誰が行くんですか?」と先輩に聞いたら、「お前もだ!」と言われて、びっくりしたものである。大学で初めて体育会に入って、その年に九州遠征をするなんて思ってもみなかったのである。
図書館の「明治初期の札幌古地図」がインターネット上で公開されているらしい。
昭和天皇の仮御所ができたことを記念して建てられた碑(
参考)。
そして、博物館へ。
■北海道大学総合博物館「山本純一写真展 カムイの大地 生命の鼓動」。ハヤブサが獲物(小鳥)をつかんでいるシーンや、岸壁をヒグマの親子が登っているシーン(特に子熊は降りられるのか心配になってくるような高さにいる)など、ダイナミックな写真が展示されている。
その後、常設展示を見ていくと、葡萄畑のVR映像展示を発見。北海道のワイン造りを支援していくという話が最近出ていたからね。
■「端っこから始まる旅 第1章 北海道稚内からサハリンへ向かう」。ボーダーツーリズムの展示がいつもされているコーナーで、国境写真家斉藤マサヨシの写真展示が行われていた。
「サハリン州郷土博物館」:元は樺太庁博物館だった建物を利用しているもの。ちょっと行ってみたいよね。
中央アジア・ウズベキスタンの茶器と磚茶(固めたものを削って飲む茶)。
そういえば、博物館で数学科の特別展をやるという話を聞いたんだったっけ。我が出身学部ながら「本当にやって大丈夫なのか?」と心配になるのであった。なお、北大構内はすべての敷地を除雪できないので、結構な雪が残っているため寒い。