散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

クールダウン

2022-04-09 15:45:29 | 食べ歩き
昼から飲むのは楽しいが、酔っぱらうと行動する気力が薄れる。少し早めにギャラリー巡りを切り上げて、久々となる喫茶「KS」へ。長いカウンターには先客が1名、私はその後ろを通って、最近お気に入りの一番奥の席に座る。

席はお気に入りなのだが、この席はカウンター後ろにあるメニューが大変見づらい。見える中から少し値段が高いなと思いつつ「SAKURA BLEND」を注文。



どの辺が「SAKURA」かは分からないが、比較的軽やかな味わい。これで少し酔っぱらった頭が落ち着いてきた。

私の後に一人客が4人来たところで、そろそろ勘定をしてもらおう。いずれも一人客とあって、終始静かであったのは何よりだ。
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20220410ギャラリー巡り(2)

2022-04-09 15:00:41 | 美術・アート
本日は東1丁目劇場→さいとう→SONY→三越→らいらっく→富士フイルム→道新→大丸の8か所。東1丁目劇場「バンクシー展 天才か反逆者か」は別項で紹介する。

■さいとうギャラリーB室「片原早苗「何時か来た道」」。



■SONY αプラザ「鉄道写真家 山下大祏 作品展「鉄道ビジュアリズム」」。写真が自動的に切り替わる映像展示が面白くて、鉄道マニアであれば列車が映った瞬間に車種と路線を当てるクイズをやると盛り上がるのではないだろうか。

■らいらっくぎゃらりい「吉田みなみ展」。素朴にも見えるが、どこか根源的な力を感じる彫刻展。

■富士フイルムフォトサロン「榎本 淳 「Train Hokkaido 鉄道風景写真展」」。
「汽車来たよ~」:根室本線、帯広~札内の写真。



「霧が晴れてきて」:根室本線、野花南~富良野の写真だったと思う。左上に芦別大観音が小さく写っているのが何だか奇跡的。



つい作家の方に「結構乗った路線もあるし、ジーンと来ました」と声をかける(私にしては珍しい)。
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昼、存分にやってもいい

2022-04-09 13:18:24 | 食べ歩き
昼過ぎとなり、少し歩いて狸小路の「Y」へ。私が時々行くビアホールの地下にある系列の焼肉屋さんである。混雑具合はどうかなと思ったが、それほどでもなく、落ち着ける2人用テーブル席に座ることができた。今日の夜は外で飲まずに帰るつもりなので、昼は少しやらかしてもいいかな。

ということで、飲み放題にしてもらい、サッポロクラシックでスタート。



やはり1杯目のビールは美味しいね。食べるものの注文は、ラム網焼きのコーナーから手切りラム。



牛肉のコーナーから手切りカルビ。



そして、ホルモンのコーナーからツラミ(ほほ肉?)とメニューの各コーナーの中でも安いものを注文する。



それから壁に貼ってあった、季節の野菜と思われる大統領しいたけも注文。



これでまずは焼いて行きましょう。炭火はなかなか強力で、椎茸は外側だけうまく焦げ目がつき、ちょうどいいところを食べられる。



飲物はビールだと腹が一杯になりそうで、赤ワインにチェンジ(結局、ワイン3杯飲んだ)。



手切りラム、カルビは値段からするとまあまあ量もあって美味い。そしてこれは良いと思ったのがツラミで、肉質としてはそんなに良い部分でもないのかもしれないが、薄切りにしてわさび醤油で食べると、さっぱりしている。

この後、ラムやカルビにもわさびを付けたり、ツラミをわさび塩で食べたり、いろいろ味の変化を付けて楽しむことができた。

酒も4杯飲んだし、追加注文をしなくても、これで十分満足となった。



客の密度もそれほど上がらず、落ち着いて食事ができたのも良かった。
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20220410ギャラリー巡り(1)

2022-04-09 12:12:09 | 美術・アート
天気の良い札幌、しかしながら、除雪した雪の捨て場となっていたところにはまだ残雪があり、その上を通る風は冷たい。



ギャラリー巡りの記事を分割したのは、最初に行った「バンクシー展 天才か反逆者か」の写真を少し多めにアップするからである。時間指定入場券を予約しており(11:00~11:30)、混雑を避けてバスセンター前駅から会場に向かう。



11時ちょうどに行くと混雑するのではないかと思い、少し遅れ気味に入るつもりだったのだが、常に余裕を持って行動する慎重な癖が災いして、会場にはまさに11時に着いてしまった。



しかし、入場者はそれなりにいるものの特に行列と言うほどではなく、チケットをチェックしてもらい、手の消毒をしてから会場内へ。



入ったばかりのエリアはそこそこ混雑している。私は東1丁目劇場(旧北海道四季劇場)に入るのが初めてなので、会場の全体感が分からないから、どんなペースで見ていいか分からないよね。この先、どれだけの展示があるかによって、多少、動き方も変わるというものである。

展示の最初の方に劇場スペースがあり、世界各地のバンクシー作品を映しているようだったので、あまり映像作品を見ない私もとりあえず席に座る。混雑は全然しておらず、少し場所を選べば、他人からはちゃんと離れて座ることができる。



で、この映像だが、軽快な音楽(ジャンルを言い難いが、いわゆるワールドミュージックかな)に乗せて、世界各地にあるバンクシー作品が3面のスクリーンに映し出される。真ん中のスクリーンの映像は、CG処理がしているのか、描かれたキャラクターが動いたりする。なかなか軽快で見ていてつい気持ちが乗ってくる映像展示だった。

この後、バンクシーの作品を見て、2つ思ったことがある。一つは英米系のユーモアということ。星新一に自らコレクションするアメリカの一コマ漫画を紹介した「進化した猿たち」という本があるのだが、それを見て感じるユーモアに近いものがいくつかあった。日本だと四コマ漫画の起承転結が主になるが、アメリカでは一コマの図+登場人物のセリフで落とすものが多いのである。

これにセリフを付けるとしたらどうなるかな。「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」かな(良いアイデアが浮かばず…)。



次のような間男モノも、マンガだと先に隠れている男がいて、いったい何人と浮気をしているんだという笑いになったりする。



もう一つ思ったことが、自由の訴求である。自由と言っても好き放題に過ごしたいという自由では必ずしもない。まず一つは戦争に巻き込まれない自由。戦争はいかなるものであっても愚かで間違っている(「WRONG WAR」)。



それから官憲に好き勝手なことをされない自由。



自分のことを監視されない自由。



そして、資本主義、商業主義がこの世にあるとしても、それに個人の生活を好き勝手にされない自由だ。



そんなことを思いながら展示を見たが、思った以上に展示路は長く、それなりに満足したのであった。「それなりに」というのは私の絵画の好みが、実にアカデミックでクラシックだからである。



会場は北海道電力の北側、中央バスターミナルの東側であるが、この辺一帯の再開発はいつ頃になるのかな?

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