昨晩のNHKをもって「お江戸(道中)でござる」が11年間の幕を閉じた。コメデイタッチのこの番組が大好きだった。 ストレス解消と江戸時代に生きた人々の種々の知恵などを紹介する番組であった。 最終番組では外国人が見た江戸末期~明治初期の遺稿文をナレーションしていたが、当時の日本人の和やかさ、人間愛、あくせくしない日本人を驚きの目で青い目の人々は感じていたようである。世界一子どもを可愛がっていた・三行半(みくだりはん)は離別する女房に対する思いやりの気持ちが満載していた・職人の仕事は二刻(ふたとき=4時間少し)くらいだったが腕は抜群だったとか・・・。 教科書などで記された江戸時代は封建社会で
士農工商の制度が厳しく、個人の自由などは全くなかったとあり、陰湿な暗いイメージがあったが、昨晩の紹介では彼らがその階層ごとにいかにのんびり、自由に
日々の生活をしていたかがよく理解できた。 敗戦後は徹底的に既存の日本社会制度を悪、西洋の制度を良しとする教育が行われた結果われわれもそう思い込んでいたのだろう。 今の時代が全て悪いわけではないにしてももう少し日本人らしさを取り戻した教育をすべきだと思った。
士農工商の制度が厳しく、個人の自由などは全くなかったとあり、陰湿な暗いイメージがあったが、昨晩の紹介では彼らがその階層ごとにいかにのんびり、自由に
日々の生活をしていたかがよく理解できた。 敗戦後は徹底的に既存の日本社会制度を悪、西洋の制度を良しとする教育が行われた結果われわれもそう思い込んでいたのだろう。 今の時代が全て悪いわけではないにしてももう少し日本人らしさを取り戻した教育をすべきだと思った。